領域
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− | 基本的には「[[ライブラリー]]」「[[手札]]」「[[墓地]]」「[[ | + | 基本的には「[[ライブラリー]]」「[[手札]]」「[[墓地]]」「[[戦場]]」「[[スタック]]」「[[追放]]」の6つ。古い[[カード]]ではこれら以外に「[[アンティ]]」を用いることがある。また古い[[ルーリング|ルール]]では、スタック領域の代わりに「[[リンボ]]」、追放領域の代わりに「[[ゲーム外]]」という領域が存在していたほか、「[[フェイズ・アウト]]」という領域も存在した。 |
手札と墓地とライブラリーは各[[プレイヤー]]ごとに独立しており、それ以外の領域は全プレイヤー共通である。 | 手札と墓地とライブラリーは各[[プレイヤー]]ごとに独立しており、それ以外の領域は全プレイヤー共通である。 | ||
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#*[[臨機応変/Sleight of Mind]]などが該当する。 | #*[[臨機応変/Sleight of Mind]]などが該当する。 | ||
#スタック上にあるパーマネント呪文からの[[ダメージ]]に適用される[[軽減]]効果は、その呪文であったパーマネントにも適用される。 | #スタック上にあるパーマネント呪文からの[[ダメージ]]に適用される[[軽減]]効果は、その呪文であったパーマネントにも適用される。 | ||
− | #パーマネントの能力のうち、[[ | + | #パーマネントの能力のうち、[[唱える|唱えられた]]ときの情報を必要とするものは、そのパーマネントになった呪文に関する情報を参照できる。 |
#*[[キッカー]]や[[想起]]などが該当する。 | #*[[キッカー]]や[[想起]]などが該当する。 | ||
#オブジェクトが他の領域に移動することで[[誘発]]する誘発型能力は、移動先の領域でその移動したオブジェクトを見つけることができる。 | #オブジェクトが他の領域に移動することで[[誘発]]する誘発型能力は、移動先の領域でその移動したオブジェクトを見つけることができる。 | ||
#*[[怨恨/Rancor]]などが該当する。[[領域変更誘発]]も参照。 | #*[[怨恨/Rancor]]などが該当する。[[領域変更誘発]]も参照。 | ||
− | #[[エンチャント]]されているパーマネントが[[ | + | #[[エンチャント]]されているパーマネントが[[戦場]]を離れたことによって誘発する[[オーラ]]の[[能力]]は、移動先ににあるそのパーマネントと、[[状況起因効果]]のチェック後に[[オーナー]]の墓地に置かれたそのオーラ自身を見つけることができる。 |
#*[[旅する疫病/Traveling Plague]]などが該当する。[[領域変更誘発]]も参照。 | #*[[旅する疫病/Traveling Plague]]などが該当する。[[領域変更誘発]]も参照。 | ||
− | #[[土地]]でない[[カード]] | + | #[[土地]]でない[[カード]]に、唱えられるようにする能力を与える効果があった場合、その能力は唱えられてスタックに移動してなったオブジェクトにも適用され続ける。 |
#*[[死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord]]などが該当する。 | #*[[死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord]]などが該当する。 | ||
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[[ラヴニカ:ギルドの都]]以来、[[オブジェクト]]やプレイヤーに加えて、[[呪文]]や[[能力]]の[[対象]]となりうることになった([[ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist]]参照)。 | [[ラヴニカ:ギルドの都]]以来、[[オブジェクト]]やプレイヤーに加えて、[[呪文]]や[[能力]]の[[対象]]となりうることになった([[ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist]]参照)。 | ||
− | *[[外部]] | + | *[[外部]]とは、どの領域にも存在してないオブジェクトがある場所のことであり、領域ではない。 |
− | *「手札を[[捨てる]]」や「ライブラリーを[[ゲームから取り除く]] | + | **かつてのルールでは外部にゲーム外領域を含んでいたが、現在では追放領域は外部に含まれない。 |
+ | *「手札を[[捨てる]]」や「ライブラリーを[[ゲームから取り除く]]」などと、領域に対して何かをさせる効果がある場合、それらはその領域にある全てのカードに働く。領域そのものには何もしない。 | ||
*[[アンヒンジド]]のカード、[[AWOL]]によってのみ参照される領域として「最悪ゲームから徹底的に永遠に除去(absolutely-removed-from-the-freaking-game-forever)」領域がある。 | *[[アンヒンジド]]のカード、[[AWOL]]によってのみ参照される領域として「最悪ゲームから徹底的に永遠に除去(absolutely-removed-from-the-freaking-game-forever)」領域がある。 | ||
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− | |ライブラリー || style="background-color:#eeeeff"|手札 || | + | |ライブラリー || style="background-color:#eeeeff"|手札 || 戦場 || style="background-color:#eeeeff"|墓地 || スタック || style="background-color:#eeeeff"|追放 |
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*[[手札]](Hand) | *[[手札]](Hand) | ||
*[[墓地]](Graveyard) | *[[墓地]](Graveyard) | ||
− | *[[ | + | *[[戦場]](Battlefield) |
*[[スタック]](Stack) | *[[スタック]](Stack) | ||
− | *[[ | + | *[[追放]](Exile) |
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*[[アンティ]](Ante) | *[[アンティ]](Ante) | ||
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*[[ルーリング#領域|ルーリング]] | *[[ルーリング#領域|ルーリング]] | ||
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2009年7月30日 (木) 15:28時点における版
領域/Zoneとは、マジックのオブジェクトがゲーム中に存在できる場所のこと。
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解説
基本的には「ライブラリー」「手札」「墓地」「戦場」「スタック」「追放」の6つ。古いカードではこれら以外に「アンティ」を用いることがある。また古いルールでは、スタック領域の代わりに「リンボ」、追放領域の代わりに「ゲーム外」という領域が存在していたほか、「フェイズ・アウト」という領域も存在した。
手札と墓地とライブラリーは各プレイヤーごとに独立しており、それ以外の領域は全プレイヤー共通である。
領域を移動したオブジェクトは、以前の状態の記憶を失い、以前の状態と関係のない新しいオブジェクトになる。ただし、以下の例外が存在する。
- スタック上にあるパーマネント呪文(アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、プレインズウォーカー)の特性を変更する、呪文や起動型能力や誘発型能力による効果は、その呪文であったパーマネントにも適用され続ける。
- 臨機応変/Sleight of Mindなどが該当する。
- スタック上にあるパーマネント呪文からのダメージに適用される軽減効果は、その呪文であったパーマネントにも適用される。
- パーマネントの能力のうち、唱えられたときの情報を必要とするものは、そのパーマネントになった呪文に関する情報を参照できる。
- オブジェクトが他の領域に移動することで誘発する誘発型能力は、移動先の領域でその移動したオブジェクトを見つけることができる。
- エンチャントされているパーマネントが戦場を離れたことによって誘発するオーラの能力は、移動先ににあるそのパーマネントと、状況起因効果のチェック後にオーナーの墓地に置かれたそのオーラ自身を見つけることができる。
- 旅する疫病/Traveling Plagueなどが該当する。領域変更誘発も参照。
- 土地でないカードに、唱えられるようにする能力を与える効果があった場合、その能力は唱えられてスタックに移動してなったオブジェクトにも適用され続ける。
- 死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lordなどが該当する。
ラヴニカ:ギルドの都以来、オブジェクトやプレイヤーに加えて、呪文や能力の対象となりうることになった(ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist参照)。
- 外部とは、どの領域にも存在してないオブジェクトがある場所のことであり、領域ではない。
- かつてのルールでは外部にゲーム外領域を含んでいたが、現在では追放領域は外部に含まれない。
- 「手札を捨てる」や「ライブラリーをゲームから取り除く」などと、領域に対して何かをさせる効果がある場合、それらはその領域にある全てのカードに働く。領域そのものには何もしない。
- アンヒンジドのカード、AWOLによってのみ参照される領域として「最悪ゲームから徹底的に永遠に除去(absolutely-removed-from-the-freaking-game-forever)」領域がある。
概念図
領域 | サイドボード | その他 | |||||
ライブラリー | 手札 | 戦場 | 墓地 | スタック | 追放 | ||
内部 | 外部(トーナメント) | ||||||
内部 | 外部 |
一覧
- アンティ(Ante)