鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
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2012年12月20日 (木) 01:48時点における版
Kiki-Jiki, Mirror Breaker / 鏡割りのキキジキ (2)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
速攻
(T):あなたがコントロールする、伝説でないクリーチャー1体を対象とする。それが速攻を持つことを除き、それのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。
一時的にクリーチャーのコピー・トークンを作り出す伝説のクリーチャー。
強力なクリーチャーを突然2体に増やすという驚きの能力。ある意味で黒のリアニメイトや緑のタダ出し効果にも近いが、「増やしたいクリーチャーが戦場にいる必要がある」という点で性質はかなり異なっている。またキキジキ自身も色拘束が厳しいため、普通に使うと少々クセが強い。
ただしそのぶん、キキジキ自身がクリーチャーであり、さらにタップだけで起動できるうえに速攻ですぐに能力を使えるため、専用に特化したデッキではかなり使いやすい。特にコンボで利用したものが幅広い環境で活躍している。
また、永遠の証人/Eternal Witnessなどの187クリーチャーや、桜族の長老/Sakura-Tribe Elderなどの自身を生け贄に捧げる事で能力を起動できるクリーチャーとの相性のよさを買われて、フレッシュメーカーなどの赤緑コントロールに採用されたこともある。
- 伝説のクリーチャーはコピーできないので注意。 なお、鏡の画廊/Mirror Galleryがあったとしても「伝説の」は無くならない。
- この能力の挙動に関する詳細なルールはコピーの項を参照。
- パーマネントをコピーするという能力はどちらかといえば青の領域で、赤のカードとしては珍しい。
- もっとも、トークンを歩く火力として使い捨てる点は実に赤らしいし、また性質は違うが似たような挙動のカードには騙し討ち/Sneak Attackという前例もある。
- 後にこれを基にしたと思われる効果の熱の陽炎/Heat Shimmerや欠片の双子/Splinter Twinというカードも登場。「一時的なコピー」は赤の役割として定着したようだ。
- 後の亜種は、「終了ステップ開始時に追放」のものが多いが、これは「生け贄に捧げる」である。若干の挙動の違いに注意。
- この割った鏡というのは曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorの鏡だそうな。
- 中国語版では、キキジキは「奇奇幾奇」。
- From the Vault:Legendsに新規イラストで収録された。
主な活用方法
- 歯と爪のサーチ対象。強力クリーチャーに速攻を与える役目と頭数を増やす役目を同時にこなす。よく使われた相方はダークスティールの巨像/Darksteel Colossusや隔離するタイタン/Sundering Titan。
- 侵入警報/Intruder Alarmや憤怒の息吹/Breath of Furyなどと組んで無限コンボ。→キキジキアラーム
- 同じく、やっかい児/Pestermite・詐欺師の総督/Deceiver Exarch・修復の天使/Restoration Angelなどと組んで無限コンボ。→欠片の双子、出産の殻
参考
- 壁紙(Daily MTG)
- 龍の手下(Wizards社)
- カード個別評価:神河物語 - レア
- From the Vault:Legends