Zoo
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*[[赤緑白ビートダウン|赤緑白]]という[[デッキカラー]]のビートダウンの総称として用いられることも多い。白・緑の優秀なクリーチャーに赤の火力、白のサポートと安定性は非常に高い。 | *[[赤緑白ビートダウン|赤緑白]]という[[デッキカラー]]のビートダウンの総称として用いられることも多い。白・緑の優秀なクリーチャーに赤の火力、白のサポートと安定性は非常に高い。 | ||
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*[[フォーマット]]の関係上[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]などを使用できないため、若干[[重い|重め]]の構成になっている。 | *[[フォーマット]]の関係上[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]などを使用できないため、若干[[重い|重め]]の構成になっている。 | ||
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ただし、[[エクステンデッド]]と違い[[不毛の大地/Wasteland]]が存在する為、主流には至っていない。 | ただし、[[エクステンデッド]]と違い[[不毛の大地/Wasteland]]が存在する為、主流には至っていない。 | ||
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2008年2月24日 (日) 05:34時点における版
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Zoo(ズー/動物園)
ギルドパクトの参入によりスタンダードに復帰したThree Deuce。 デッキ名は、主力クリーチャーが犬や猿といった動物であることに由来する。
元々は、古からエターナル環境に存在していた、多色型のウィニーを指す名称であった。
土地 — 山(Mountain) 森(Forest)
((T):(赤)か(緑)を加える)
踏み鳴らされる地が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。
古くから密林の猿人/Kird Apeがメインアタッカーとして採用されており、それが第9版で再録された事、そしてギルドパクトでグルールカラーが強化された事を期にスタンダードで華々しい復活を遂げる。
前述の密林の猿人/Kird Apeや、サバンナ・ライオン/Savannah Lions、番狼/Watchwolfといった優秀な軽量クリーチャーを展開しつつ、火力で相手クリーチャーを排除する構成は昔と同じ。
Three Deuce同様非常に色拘束がキツイ為、土地はショックランドが全力投入されており、土地のダメージによりある意味スーサイドっぽくなっている。
タフネス3が比較的多いので、ウィニーの天敵である紅蓮地獄/Pyroclasmに耐性がある。 また、サイドボードの古の法の神/Kami of Ancient Lawやブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan等により、アネックス・ワイルドファイアに若干有利である。
しかし、序盤の攻勢を凌がれるともろいので、神の怒り/Wrath of Godやロクソドンの教主/Loxodon Hierarchを擁するよりよい品物などには不利。
神河ブロック落ちにより主力となる今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Kondaを失ったことで徐々にボロスウィニーなどに押され始め、第10版入りで密林の猿人/Kird Apeやサバンナ・ライオン/Savannah Lionsを失い消滅した。
スタンダード版
- 備考
- プロツアーホノルル06 準優勝(参考)
- 使用者:Craig Jones
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
枚数 | カード名 | 枚数 | カード名 |
クリーチャー (22) | 2 | ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan | |
4 | 密林の猿人/Kird Ape | 3 | 狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus |
4 | 今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda | 2 | 巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge |
4 | サバンナ・ライオン/Savannah Lions | 3 | ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics |
3 | 古の法の神/Kami of Ancient Law | 1 | 血の手の炎/Flames of the Blood Hand |
3 | 炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shaman | 4 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte |
4 | 番狼/Watchwolf | ||
呪文 (16) | |||
3 | ショック/Shock | ||
4 | 黒焦げ/Char | ||
3 | 血の手の炎/Flames of the Blood Hand | ||
2 | 照らす光/Bathe in Light | ||
4 | 稲妻のらせん/Lightning Helix | ||
土地 (22) | |||
2 | 森/Forest | ||
1 | 平地/Plains | ||
1 | 永岩城/Eiganjo Castle | ||
1 | カープルーザンの森/Karplusan Forest | ||
4 | 踏み鳴らされる地/Stomping Ground | ||
1 | 低木林地/Brushland | ||
4 | 寺院の庭/Temple Garden | ||
4 | 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge | ||
4 | 聖なる鋳造所/Sacred Foundry |
ラヴニカ・ブロック構築版
- 備考
- プロツアーチャールストン06 準優勝(参考)
- 使用者:Willy Edel
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
枚数 | カード名 | 枚数 | カード名 |
クリーチャー (24) | 4 | 大竜巻/Savage Twister | |
4 | 極楽鳥/Birds of Paradise | 3 | 類電の反響/Parallectric Feedback |
4 | セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage | 4 | 巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge |
4 | 炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shaman | 2 | 信仰の足枷/Faith's Fetters |
4 | 喧騒の貧霊/Rumbling Slum | 1 | 痕跡消し/Leave No Trace |
4 | 番狼/Watchwolf | 1 | 照らす光/Bathe in Light |
4 | ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch | ||
呪文 (14) | |||
2 | 照らす光/Bathe in Light | ||
4 | 稲妻のらせん/Lightning Helix | ||
4 | 黒焦げ/Char | ||
2 | 悪魔火/Demonfire | ||
2 | 太陽打ちの槌/Sunforger | ||
土地 (22) | |||
5 | 森/Forest | ||
4 | ボロスの駐屯地/Boros Garrison | ||
1 | セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary | ||
4 | 踏み鳴らされる地/Stomping Ground | ||
4 | 聖なる鋳造所/Sacred Foundry | ||
4 | 寺院の庭/Temple Garden |
- チーム戦+ラヴニカ・ブロック構築のデッキで、太陽打ちの槌/Sunforgerが印象的なレシピ。
- フォーマットの関係上サバンナ・ライオン/Savannah Lionsなどを使用できないため、若干重めの構成になっている。
エクステンデッド
アグロドメインの要素を組み込んだ『Domain Zoo』と呼ばれるデッキが存在する。
ソーサリー
版図 ― クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。部族の炎は、それにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい。
インスタント
版図 ― クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはあなたがコントロールしている土地の中の基本土地タイプ1種類につき+1/+1の修整を受ける。
フェッチランドを駆使し高速でショックランドを掻き集め、部族の炎/Tribal Flamesやガイアの力/Gaea's Mightなどの高効率ダメージ源を使用する。
詳細はアグロドメインを参照のこと。
エターナル
その構成は様々だが、緑のクリーチャーと赤の火力を中心に、3色以上で組まれているウィニー系ビートダウンは総じてこう呼ばれる事が多い。 構成によっては「動物」がほとんど入らないといった場合もあり、その辺りはフィッシュに通ずるものがある。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
2/1クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。
*/1+*3色目は白か黒が足される事が多い。 以下に各色の特徴を記す。
緑...デュアルランドの関係でほぼ2/3であるスカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Eliteや、火力やフェッチランドと相性の良いタルモゴイフ/Tarmogoyfが主に採用される。 その他、野生の雑種犬/Wild Mongrelなど軽量の優秀なアタッカーが好まれる。 また、突破力を挙げる為、怨恨/Rancorが投入される事もある。
赤...クリーチャーとしては、密林の猿人/Kird Ape、渋面の溶岩使い/Grim Lavamancerは大体採用される。ただし、渋面の溶岩使いはタルモゴイフとアンチシナジーになる可能性もある為、枚数が抑えられる傾向にある。 火力としては、稲妻/Lightning Bolt、Chain Lightningという1マナ3点火力の2枚看板が基本となる。 また、自分も痛いが相手も痛い発展の代価/Price of Progressをメインから採用したスーサイドタイプも見られる。
白...今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda、サバンナ・ライオン/Savannah Lions、番狼/Watchwolfといった優秀クリーチャーが追加される。 加えて、確実にブロッカーを除去出来る剣を鍬に/Swords to Plowshares、墓地対策であるヨツンの兵卒/Jotun Grunt、ダメージレースを有利なものにする稲妻のらせん/Lightning Helixなどの柔軟性の高いカードを採用出来るメリットが大きい。 ただし、ヨツンの兵卒はタルモゴイフとの兼ね合いから最近では投入されない事も多い。
黒...息切れを防ぐ為に闇の腹心/Dark Confidantが、手札破壊に思考囲い/Thoughtseizeがそれぞれ追加される。 近年では、白より黒を3色目とするタイプが多くなっている。
また、デュアルランドとフェッチランドを多用する為、ガイアの力/Gaea's Mightや部族の炎/Tribal Flamesを投入したDomain Zooの構成を取るものも少数存在する。 ただし、エクステンデッドと違い不毛の大地/Wastelandが存在する為、主流には至っていない。