補充
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2020年9月6日 (日) 17:38時点における版
補充(Replenish)は、補充/Replenishを利用したコンボデッキの総称。
目次 |
概要
強力なエンチャントを墓地に落とし、補充/Replenishで一気に戦場に出すことにより、戦場をコントロールしたり、対戦相手を瞬殺したりできる。
その強力さゆえに、補充は多くのフォーマットで禁止カードに指定されていた。しかし、2007/06/20よりレガシーでの禁止は解除され、禁止されているフォーマットは存在しなくなる。
ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期
ネメシスでパララクスの波/Parallax Waveやパララクスの潮流/Parallax Tideなどを得て一気にブレイク。パララクス補充としてメタゲームの中心に居座ることになる。
エンチャント
消散5(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
パララクスの波から消散カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
パララクスの波が戦場を離れたとき、各プレイヤーは、パララクスの波によって追放された、自分がオーナーであるカードを戦場に戻す。
エンチャント
消散5(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
パララクスの潮流から消散カウンターを1個取り除く:土地1つを対象とし、それを追放する。
パララクスの潮流が戦場を離れたとき、各プレイヤーは、パララクスの潮流によって追放された、自分がオーナーであるカードを戦場に戻す。
詳細はパララクス補充の項目を参照。
ウルザ・ブロック構築
ウルザ・ブロック構築でも見られるデッキタイプである。
エンチャント
他のすべてのオーラ(Aura)でないエンチャントは、それの他のタイプに加えて、基本のパワーとタフネスがそれぞれそのマナ総量に等しいクリーチャーである。
動きはROPやパララクス補充などに近い。調律/Attunementや大あわての捜索/Frantic Searchなどでエンチャントを墓地に落とし、補充してオパール色の輝き/Opalescenceでクリーチャー化して殴り倒す。
採用されるエンチャントは、押収/Confiscateなどのコントロール力の高いものである。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリメンフィス99 準優勝 (参考)
- 使用者:Mike Heffern
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (0) | |
呪文 (36) | |
4 | 補充/Replenish |
4 | 解呪/Disenchant |
2 | 転換/Turnabout |
4 | 大あわての捜索/Frantic Search |
4 | オパール色の輝き/Opalescence |
4 | 押収/Confiscate |
4 | 軽快なリフレイン/Lilting Refrain |
4 | 調律/Attunement |
2 | 崇拝/Worship |
4 | 対立/Opposition |
土地 (24) | |
7 | 平地/Plains |
9 | 島/Island |
4 | 近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower |
4 | フェアリーの集会場/Faerie Conclave |
サイドボード | |
2 | 防御の光網/Defense Grid |
2 | 転換/Turnabout |
3 | 鎮圧/Quash |
2 | 一掃/Scour |
3 | 無効/Annul |
3 | エネルギー・フィールド/Energy Field |
テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期
最初に登場した補充デッキは、オパール色の輝きと伏魔殿/Pandemoniumで相手を瞬殺するROPと呼ばれるタイプだった。
エンチャント
他のすべてのオーラ(Aura)でないエンチャントは、それの他のタイプに加えて、基本のパワーとタフネスがそれぞれそのマナ総量に等しいクリーチャーである。
エンチャント
クリーチャーが1体戦場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーが選んだクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーは、それに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
詳細はROPの項目を参照。
また、バーゲンに補充/Replenishを取り込み、ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainと突撃の地鳴り/Seismic Assaultのコンボを搭載したアサルトバーゲンも登場した。
エンチャント
土地カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。突撃の地鳴りはそれに2点のダメージを与える。
詳細はアサルトバーゲンの項目を参照。
ただしこの頃は防御力が低く、メタゲームの中心とまではいかなかった。
エクステンデッド
旧エクステンデッドでは、はじける子嚢/Saproling Burstと伏魔殿/Pandemoniumを一気に戦場に出すパンデバーストが活躍した。
エンチャント
クリーチャーが1体戦場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーが選んだクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーは、それに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
エンチャント
消散7(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが7個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
はじける子嚢から消散カウンターを1個取り除く:緑の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。それらのトークンは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、はじける子嚢の上に置かれている消散カウンターの数に等しい。」を持つ。
はじける子嚢が戦場を離れたとき、はじける子嚢によって生成されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない。
直観/Intuitionによりコンボパーツのスロットが少なく、防御力も高いという強力なコンボデッキであった。
その強力さゆえに、補充は2001/04/01よりエクステンデッドの禁止カードに指定されている。
詳細はパンデバーストの項目を参照。
レガシー
補充はレガシーのフォーマット創設時から禁止カードに指定されていたが、2007/06/20から禁止が解除される。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、独房監禁を生け贄に捧げる。
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたは被覆を持つ。(あなたは呪文や能力の対象にならない。)
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
ただし、墓地対策が蔓延する環境であるため、かつてのような瞬殺コンボデッキのキーカードではなく、エンチャントレスデッキの補助カードとして活用されている。
エンチャント
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、飛行を持つ青のX/Xのサメ(Shark)・クリーチャー・トークン1体を生成する。Xは、その呪文のマナ総量に等しい。
サイクリング(X)(1)(青)((X)(1)(青),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたがサメ台風をサイクリングしたとき、飛行を持つ青のX/Xのサメ・クリーチャー・トークン1体を生成する。
イコリア:巨獣の棲処後は、サメ台風/Shark Typhoonなどのサイクリングできるエンチャントを中心とした白青のコントロールデッキ、サメ補充が登場した。
ヴィンテージ
ドローとディスカードを兼ねるBazaar of Baghdadが採用されているのが特徴。ただし、墓地対策が蔓延する環境であるため、現在はほとんど見られなくなってしまった。