深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths

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*相棒にしたデッキは[[虚空の選別者/Void Winnower]]に滅法弱くなる。ほぼ[[ロック]]状態であり、唱えられるものは[[X]][[呪文]]や奇数+奇数の[[分割カード]]などに限られる。
 
*相棒にしたデッキは[[虚空の選別者/Void Winnower]]に滅法弱くなる。ほぼ[[ロック]]状態であり、唱えられるものは[[X]][[呪文]]や奇数+奇数の[[分割カード]]などに限られる。
 
**もっとも「出されれば」の話でもある。ジャイルーダを使うデッキは非常に早いコンボデッキである場合がほとんどであり、虚空の選別者を出される前に勝負を決めるのはかなり現実的。
 
**もっとも「出されれば」の話でもある。ジャイルーダを使うデッキは非常に早いコンボデッキである場合がほとんどであり、虚空の選別者を出される前に勝負を決めるのはかなり現実的。
*[[切削]]されたカードの中から点数で見たマナ・コストが偶数であるクリーチャー・カードを戦場に出すことは強制であり、切削されたカードの中に条件に合うものがあるなら必ず選ばなければならない。
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*[[2020年]]4月19日から23日まで、[[Magic Online]]上で使用停止措置が取られた。これは[[虚空の力線/Leyline of the Void]]などのカードと正常に相互作用しないバグが存在したためであり、[[カードパワー]]や環境支配を理由に[[禁止カード]]に指定されたわけではない<ref>[https://twitter.com/MagicOnline/status/1251647150141800448 Magic OnlineのTwitter]([[2020年]]4月19日)</ref><ref>[https://twitter.com/MagicOnline/status/1253086926678048768 Magic OnlineのTwitter]([[2020年]]4月23日)</ref>。
**通常これが問題になることはないが、たとえばあなたが[[光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth]]をコントロールしており、かつ[[厳粛/Solemnity]]が戦場に出ているか[[対戦相手]]が[[巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider]]をコントロールしているかのいずれかの状態で2枚目のジャイルーダが切削され他に選べるカードがない場合、前述のいずれかの[[パーマネント]]を処理できる手段をお互いに持っていない場合、選択肢のない[[無限ループ]]に陥ってしまう。
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*[[2020年]]4月19日から23日まで、[[Magic Online]]上で使用停止措置が取られた。これは[[虚空の力線/Leyline of the Void]]などのカードと正常に相互作用しなかったためであり、[[カードパワー]]や環境支配を理由に[[禁止カード]]に指定されたわけではない<ref>[https://twitter.com/MagicOnline/status/1251647150141800448 Magic OnlineのTwitter]([[2020年]]4月19日)</ref><ref>[https://twitter.com/MagicOnline/status/1253086926678048768 Magic OnlineのTwitter]([[2020年]]4月23日)</ref>。
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==ルール==
 
==ルール==
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*[[当事者カード]]は、[[クリーチャー]]の側の点数で見たマナ・コストのみを参照する。
 
*[[当事者カード]]は、[[クリーチャー]]の側の点数で見たマナ・コストのみを参照する。
 
*[[両面カード]]は、[[第1面]]の点数で見たマナ・コストのみを参照する。
 
*[[両面カード]]は、[[第1面]]の点数で見たマナ・コストのみを参照する。
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*[[切削]]されたカードの中から点数で見たマナ・コストが偶数であるクリーチャー・カードを戦場に出すことは強制であり、切削されたカードの中に条件に合うものがあるなら必ず選ばなければならない。
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**通常これが問題になることはないが、例えばあなたが[[光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しており、かつ[[厳粛/Solemnity]]が戦場に出ているか[[対戦相手]]が[[空想の元型/Archetype of Imagination]]や[[巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider]]をコントロールしているなどの状態で、2枚目のジャイルーダが切削され他に選べるカードがない場合、前述のいずれかの[[パーマネント]]を処理できる手段をお互いに持っていない場合、選択肢のない[[無限ループ]]に陥ってしまう。
  
 
===戦場に出たときの能力===
 
===戦場に出たときの能力===

2021年2月14日 (日) 18:28時点における版


Gyruda, Doom of Depths / 深海の破滅、ジャイルーダ (4)(青/黒)(青/黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon) クラーケン(Kraken)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに、マナ総量が偶数のカードのみが入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
深海の破滅、ジャイルーダが戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれカードを4枚切削する。その切削されたカードの中から、マナ総量が偶数のクリーチャー・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出す。

6/6

青黒混成伝説のデーモンクラーケンデッキカード点数で見たマナ・コストがすべて偶数なら相棒にできる。

サイクル中最も重い6マナであり、マナカーブの概念に真っ向から逆らう相棒の条件も軽視できるものではない。しかしながら2マナのマナ加速要員を多用するランプ系のデッキであれば、無理なく相棒条件を満たしつつ、(当時のルールでは)このカードを4ターン目に唱えることも可能だった。6/6のサイズを持ち、ETB能力により高確率でクリーチャー1体を追加できるため、唱えられれば強力と言える。

特にメインデッキに入れた2枚目以降のジャイルーダか、コピー能力や明滅能力を持つクリーチャーを当てればETB能力を再び使うことができ、これらのクリーチャーを大量に採用することでチェイン・コンボが可能となる。灯の分身/Spark Double騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorならレジェンド・ルールを回避することもできる。

2枚目以降のジャイルーダと永遠の大釜/The Cauldron of Eternityの2番目の効果で、ライブラリーが4枚以下ならレジェンド・ルールを逆手にとった無限ライブラリー破壊が可能となる。

登場直後より、様々なフォーマットでこれを相棒に据えたコンボデッキが開発されており、ジャイルーダ・コンボと総称される。特にレガシーでは、ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondなどのマナ加速を駆使して1ターンキルすることも可能だった。しかし他の相棒カードと同じく、相棒自体のルールが変更されたため大幅な弱体化を余儀なくされた。

  • 相棒にしたデッキは虚空の選別者/Void Winnowerに滅法弱くなる。ほぼロック状態であり、唱えられるものはX呪文や奇数+奇数の分割カードなどに限られる。
    • もっとも「出されれば」の話でもある。ジャイルーダを使うデッキは非常に早いコンボデッキである場合がほとんどであり、虚空の選別者を出される前に勝負を決めるのはかなり現実的。
  • 2020年4月19日から23日まで、Magic Online上で使用停止措置が取られた。これは虚空の力線/Leyline of the Voidなどのカードと正常に相互作用しないバグが存在したためであり、カードパワーや環境支配を理由に禁止カードに指定されたわけではない[1][2]

ルール

相棒の条件

戦場に出たときの能力

関連カード

サイクル

イコリア:巨獣の棲処相棒クリーチャーサイクル混成カード伝説のクリーチャーで、それぞれ異なる条件の相棒能力を持つ。稀少度レア

ストーリー

ジャイルーダ/Gyrudaイコリア/Ikoriaに棲む、悪魔的なクラーケンの怪物(イラスト)。

物資補給のため港町に立ち寄ったビビアン/Vivienは、船乗りたちが交易船を喰らうクラーケンについて話しているのを聞いた。彼女は調査のための船を出してもらおうとしたが、話に乗ってくれる船長は見つけられなかった[3]

ゴジラシリーズ・カード

ゴジラシリーズ・カード版は鎌爪の未来怪獣、ガイガン/Gigan, Cyberclaw Terrorイラスト)。

脚注

  1. Magic OnlineのTwitter2020年4月19日)
  2. Magic OnlineのTwitter2020年4月23日)
  3. The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards(Feature 2020年4月3日 Wizards of the Coast著)

参考

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