ヴェズーヴァの複製術/Vesuvan Duplimancy
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*機能的には[[万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form]]の1つめの[[誘発型能力]]に近い。[[インスタント]]・[[ソーサリー]]以外でも誘発するようになり、[[伝説]]性も失わせるようになる点で優れている。一方、複数の[[パーマネント]]を対象にした場合はコピーできず、[[エンチャント]]などには対応しない点では劣っている。 | *機能的には[[万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form]]の1つめの[[誘発型能力]]に近い。[[インスタント]]・[[ソーサリー]]以外でも誘発するようになり、[[伝説]]性も失わせるようになる点で優れている。一方、複数の[[パーマネント]]を対象にした場合はコピーできず、[[エンチャント]]などには対応しない点では劣っている。 | ||
==ルール== | ==ルール== |
2022年10月5日 (水) 00:19時点における版
Vesuvan Duplimancy / ヴェズーヴァの複製術 (3)(青)
エンチャント
エンチャント
あなたが、アーティファクトやクリーチャーのうちあなたがコントロールしている1つだけを対象とする呪文を唱えるたび、伝説でないことを除きそのアーティファクトやクリーチャーのコピーであるトークン1つを生成する。
あなた自身のアーティファクトやクリーチャーを対象に呪文を唱えると、その対象をコピーするエンチャント。コピーしたのが伝説のパーマネントの場合、トークンは伝説でなくなる。
この手のコピーカードとしてはマナコストは並、コピーできる範囲も非常に広いのだが、単独で機能しないのが短所。単独の対象をとる呪文でなければ誘発しないため1回誘発させる度にコピーできるのは1つのみと、効率もあまりよくはない。反面、誘発させる手段さえ供給できるならば、回数制限も下地の条件も無いコピーカードというのは強烈。レジェンド・ルールにも縛られないので普通のコピーでは不可能なコンボも可能だし、範囲の広さから組み合わせられるカードも多岐に渡る。登場時のスタンダードには比較的軽いフラッシュバックつきの呪文に条件を満たせるものが存在しているため、採用する場合はそれらや回収と併用し、安定してコピー用の手数を保てるようにしておきたいところ。
デッキを自由に組めないリミテッドで活用するには多少意識してピックしていく必要がある。とはいえ回数制限が無いコピーという下地部分がクリーチャー戦になりやすいリミテッドにおいては非常に強力なのも事実であり、上手く使えれば圧倒的なボード・アドバンテージを稼いでくれるだろう。
- 機能的には万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Formの1つめの誘発型能力に近い。インスタント・ソーサリー以外でも誘発するようになり、伝説性も失わせるようになる点で優れている。一方、複数のパーマネントを対象にした場合はコピーできず、エンチャントなどには対応しない点では劣っている。
ルール
- 伝説でないことはコピー効果の一部であるためコピー可能な値である(CR:707.2)。
- 対象としたパーマネントが、これを誘発させた呪文にとって不正な対象になったとしてもコピー効果は正常に解決される。
- 誘発させた呪文の対象が変更された場合も変更前の対象をコピーする。
参考
- Dominaria United Release Notes/『団結のドミナリア』リリースノート(PDF)(Feature 2022年8月26日 Jess Dunks著)
- コピーカード
- ヴェズーヴァ/Vesuva(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:団結のドミナリア - 神話レア