八十岡翔太

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(連載履歴: リンク変更)
(概要: アーカイブからリンク修正)
25行: 25行:
 
*殿堂入りを果たす頃にはすっかりコントロールデッキの使い手として定着していたが、グランプリ浜松06と同じくチーム戦である[[ワールド・マジック・カップ17]]では[[赤単色デッキ|赤単]][[アグロ]]デッキの[[ラムナプ・レッド]]を使用。彼が[[構築]]でアグロデッキを使う姿は多くの反響を呼んだが、[[チームメイト]]の[[渡辺雄也]]が「実は[[ビートダウン|ビート]]のほうがうまい」と評する貫禄のプレイで優勝に貢献した(→[http://team-cygames.com/2017/12/02/4048/ 参考])。
 
*殿堂入りを果たす頃にはすっかりコントロールデッキの使い手として定着していたが、グランプリ浜松06と同じくチーム戦である[[ワールド・マジック・カップ17]]では[[赤単色デッキ|赤単]][[アグロ]]デッキの[[ラムナプ・レッド]]を使用。彼が[[構築]]でアグロデッキを使う姿は多くの反響を呼んだが、[[チームメイト]]の[[渡辺雄也]]が「実は[[ビートダウン|ビート]]のほうがうまい」と評する貫禄のプレイで優勝に貢献した(→[http://team-cygames.com/2017/12/02/4048/ 参考])。
 
*MOおよびtwitterアカウント「yaya3」のyayaの部分は[[Wikipedia:ja:Strawberry_Panic!の登場人物|「南都 夜々」]]というキャラクターから取られている。
 
*MOおよびtwitterアカウント「yaya3」のyayaの部分は[[Wikipedia:ja:Strawberry_Panic!の登場人物|「南都 夜々」]]というキャラクターから取られている。
*妙に[[土地事故]]が多い印象があり、「土地岡」と揶揄される事も([http://archive.mtg-jp.com/eventc/jpnats10/article/006612/# 参考]/[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptkyo09/jafm5-2 参考2])。
+
*妙に[[土地事故]]が多い印象があり、「土地岡」と揶揄される事も([https://web.archive.org/web/20170627025636/http://archive.mtg-jp.com/eventc/jpnats10/article/006612/ 参考]/[https://web.archive.org/web/20151010022456/http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptkyo09/jafm5-2 参考2])。
 
*現在は[[ホビージャパン]]に所属し、「WIXOSS」などの開発に携わっている(→[http://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/column/play_140314/ 参考])。
 
*現在は[[ホビージャパン]]に所属し、「WIXOSS」などの開発に携わっている(→[http://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/column/play_140314/ 参考])。
 
**2009年のMOプレイヤー・オブ・ザ・イヤー受賞をきっかけにホビージャパンに勧誘されたが、最初は厳しい労働から「マジックをやり続けて得たものがこれなのか?」と内心で弱音を吐いていた<ref name="yasoraireki"/>。
 
**2009年のMOプレイヤー・オブ・ザ・イヤー受賞をきっかけにホビージャパンに勧誘されたが、最初は厳しい労働から「マジックをやり続けて得たものがこれなのか?」と内心で弱音を吐いていた<ref name="yasoraireki"/>。

2024年5月15日 (水) 20:21時点における版

八十岡 翔太(やそおか しょうた)は、日本のマジックプレイヤー。人呼んで「ヤソ」。Team Cygames所属。

目次

概要

1984年8月10日に神奈川県川崎市で誕生[1]

中学1年生の時に真木孝一郎に誘われてマジックを始める。近所のファミコンショップでは敵なしのプレイヤーであったが、あるプレイヤーのコントロールデッキに完敗したことをきっかけにコントロールデッキを使用するようになった[1]

プロツアーバルセロナ01で213位を獲得し、これがプロプレイヤーとしての活動実績を初めて残した瞬間であった。この時まだ高校2年生であった[1]

日本を代表するデザイナーであり、そのデッキ構築能力は世界でも随一である。デッキ構築だけでなく、自分が作るからこそ分かっているデッキのプレイ方針もあり、Blazing Speedと称される迷いの無いプレイングでギャラリーを魅了する。

特にコントロールデッキに定評があり、日本における呪師コントロールなどの先駆者。彼が作成する独特かつ斬新な構成のコントロールデッキはヤソコンの名前で親しまれている。

2006年に入ってからの活躍は特に素晴らしく、プロツアーチャールストン06ではプロツアーチャンプに輝き、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

その後、無理にプロツアー・ポイントを獲得しない方針へと変更し、Magic Onlineで「yaya3」としての活動を中心としていた。2009年には、同年より制定されたMagic Online プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、現実世界と電脳世界の両方を制した唯一のプレイヤーとなった。

しかしMagic Onlineで活動すると本気になりすぎて時間を使いすぎてしまうらしく、翌2010年に現実世界のトーナメントに復帰し、Magic Onlineの活動を最小限に留めている。

2015年、マジック・プロツアー殿堂入り。殿堂入り後もプロツアー「カラデシュ」では初個人戦プロツアー優勝し、ワールド・マジック・カップ17では日本チームの優勝に貢献するなど、競技マジックの最前線を走り続けている。

  • 2020年12月時点では、紙のマジックの方が好きなのでMagic: The Gathering Arenaの大会しかないとテンションがそこまで上がらないとのこと[2]

オリジナルデッキ構築論

晴れる屋におけるコラム記事において、オリジナルデッキを構築する際の考え方について述べている(→記事)。

目標は環境に存在する全てのデッキに5割5分以上とれるデッキを作ることであり、無理そうでもそれを作ることを心がけている。逆に勝率がどこまで行っても同型5割にしかならない、Caw-Bladeのようなデッキを使うことはない。他に選択肢がない環境ではジャンドフェアリーなどを使うこともあるが、その場合は練習量・プレイングで5割5分とれる自信をつける。

デッキを作るコツは天啓。暇があってはリストを見て可能性を模索する。既存のデッキを使っても他者と相対的に有利がつかないので、勝つためにはオリジナルデッキを作るべしと提唱している。

また、プロツアー「タルキール龍紀伝」後に公式サイトに掲載されたコラムでは、同大会で使用したデッキの作成経緯と共に、デッキを作る際のアプローチの仕方についても述べている。主に用いる手法として、「自分が使いたいカードを見つけてそれを最大限に使えるデッキを構築する」手法と、「マジック開発部の意図を探る」(開発部が「何を使わせようとしているのか?」を意識する)手法の二つを挙げている(参考)。

八十岡×川崎のスタンダードウォッチング

タカラトミー公式サイトで、カバレージライターの川崎大輔とともにコラム「八十岡×川崎のスタンダードウォッチング」を連載していた。タカラトミー公式サイト縮小後も、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト日本公式サイトやプレミアイベントのカバレージ、マナバーン誌などで不定期に連載を続けている。

連載履歴

主な戦績

プロツアー

地域チャンピオンシップ

アリーナ・チャンピオンシップ

チャンピオンシップ

プレイヤーズツアー

グランプリ

その他

代表的なデッキ

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 『マナバーン2018』(ホビージャパン、2017年11月30日初版)p.97-112 ISBN 9784798615776
  2. 『マナバーン2021』(ホビージャパン、2020年12月21日初版)p.17 ISBN 9784798623849

参考

マジック・プロツアー殿堂顕彰者
2005年 Jon Finkel - Darwin Kastle - Tommi Hovi - Alan Comer - Olle Råde‎
2006年 Bob Maher - David Humpherys - Raphaël Lévy - Gary Wise - Rob Dougherty
2007年 Kai Budde - Zvi Mowshowitz - 藤田剛史 - Nicolai Herzog - Randy Buehler
2008年 Dirk Baberowski - Mike Turian - Jelger Wiegersma - Olivier Ruel - Ben Rubin
2009年 Antoine Ruel - Kamiel Cornelissen - Frank Karsten
2010年 Gabriel Nassif - Brian Kibler - 齋藤友晴 - Bram Snepvangers
2011年 中村修平 - Anton Jonsson - Steven O'Mahoney-Schwartz
2012年 Paulo Vitor Damo da Rosa - 津村健志 - 大礒正嗣 - Patrick Chapin
2013年 Luis Scott-Vargas - William Jensen - Ben Stark
2014年 三原槙仁 - Paul Rietzl - Guillaume Wafo-Tapa
2015年 Eric Froehlich - 八十岡翔太 - Willy Edel
2016年 渡辺雄也 - Owen Turtenwald
2017年 Josh Utter-Leyton - Martin Jůza
2018年 Seth Manfield - Lee Shi Tian
2019年 Reid Duke
MOBILE