次元の混乱

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**パックからの入手確率という点で言えば、[[コールドスナップ]]と並んで最もレアカードを集めやすいエキスパンションである。
 
**パックからの入手確率という点で言えば、[[コールドスナップ]]と並んで最もレアカードを集めやすいエキスパンションである。
 
*日本語版ブースターパックの裏面と、ブースターパック用ディスプレイボックスの裏面の広告文に誤記がある。タイムシフト・カードを「再録」と印刷されているが、正しくは「色の役割を変えて採録」である。
 
*日本語版ブースターパックの裏面と、ブースターパック用ディスプレイボックスの裏面の広告文に誤記がある。タイムシフト・カードを「再録」と印刷されているが、正しくは「色の役割を変えて採録」である。
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*同名のカード([[次元の混乱/Planar Chaos]])が存在する。
  
 
[[エキスパンション・シンボル]]は2つの繋がった輪であるが、これは平行世界を表すとともに、その象徴であるメビウスの輪でもあり、また図章化された「PC」(英語版タイトル「Planar Chaos」の略)の文字でもある。
 
[[エキスパンション・シンボル]]は2つの繋がった輪であるが、これは平行世界を表すとともに、その象徴であるメビウスの輪でもあり、また図章化された「PC」(英語版タイトル「Planar Chaos」の略)の文字でもある。

2024年6月2日 (日) 22:37時点における最新版

次元の混乱/Planar Chaos
シンボル 2つの繫がった輪
略号 PLC
コードネーム Crackle
発売日 2007年2月2日
セット枚数 全165種類

次元の混乱(プレナー・カオス)/Planar Chaosは、時のらせんブロックの1番目の小型エキスパンション2007年2月2日に発売された。

目次

[編集] 概要

このエキスパンションでは、時間の歪みがさらに進み「異なる歴史を辿った別世界の過去」が実体化している、というストーリーを反映している。過去にカード化されているストーリー上の重要人物が、以前とは別の能力を持つ新しいカードとして多数登場している。

キーワード能力として消失が登場。待機Xや、マナ・コストより高いコストを持つエコーなど、既存の能力の新しいバリエーションも登場している。その一方で、時のらせんで初登場した刹那はわずか2枚しか存在しない。また、色ごとに割り振られているメカニズムがあり、救出カード変異恐喝カード分割カードキッカーとなっている。このうち分割カードは「カード全体も単色」という、それまで存在しなかった形式になっている点が特徴。アーティファクトは1枚も収録されていない。

黒と緑は、他の3色より収録カードが1枚少ない。これらの代わりに、ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keldが収録されている。

次元の混乱のタイムシフトは、時のらせん再録とは異なり、「黒い神の怒り/Wrath of God」こと滅び/Damnationのように、過去の呪文と同等の効果を持つ、色の役割が入れ替わったカードとなっている。また、普通のカード同様にコモンアンコモンレアに区別されている。通常の色の役割に即したものと、次元の混乱独特の色の役割に当てはめられたものが存在する。

ブースターパックのカードの内訳は、コモン8枚、アンコモン2枚、レア1枚、タイムシフトのコモン3枚、タイムシフトのアンコモンまたはレア1枚。タイムシフトのアンコモンとレアの出る比率は3:1である。

  • 一見タイムシフトのカードが入手しづらく見えるが、カードの種類数の都合上、レアやアンコモンは通常のものと同じ確率で入手できる。例えば、1つのブースターパックに特定のレアカードが入っている確率は、通常のものでもタイムシフトのものでも1/40である。コモンに関しては、タイムシフトの方がやや入手しづらい。
    • パックからの入手確率という点で言えば、コールドスナップと並んで最もレアカードを集めやすいエキスパンションである。
  • 日本語版ブースターパックの裏面と、ブースターパック用ディスプレイボックスの裏面の広告文に誤記がある。タイムシフト・カードを「再録」と印刷されているが、正しくは「色の役割を変えて採録」である。
  • 同名のカード(次元の混乱/Planar Chaos)が存在する。

エキスパンション・シンボルは2つの繋がった輪であるが、これは平行世界を表すとともに、その象徴であるメビウスの輪でもあり、また図章化された「PC」(英語版タイトル「Planar Chaos」の略)の文字でもある。

[編集] 次元の混乱における色の役割

このセットでは色の役割が意図的に崩されており、従来、各色が持たなかった能力・効果が配分された。とはいえ、その色が役割として持っていなかっただけで、その能力を持つカードがその色に少数存在していた場合が多い。

具体的には以下の通り。

これらのカードはあくまで次元の混乱独自の色の役割に基づいたものであり、マジック本来の色の役割とは異なる。しかし、プレイヤー側がその色が持つ機能の例として次元の混乱のカードを持ち出すことが幾度もあったため、Mark Rosewater個人としては次元の混乱を作ったことを後悔している[1]

  • 一方、後年に色の役割自体が見直され正式にマジックに取り込まれたものも存在する。青の警戒、緑の速攻などがこれに当たる。

[編集] テーマデッキ

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Bill Rose (lead)
Matt Place
Mark Rosewater
Paul Sottosanti
デベロップ・チーム Devin Low (lead)
Zvi Mowshowitz
Brian Schneider
Henry Stern
Mike Turian
アート・ディレクター

[編集] 公式特集ページ

[編集] 脚注

  1. A Double Take, Part 2/ダブルで入手 その2Making Magic 2022年6月27日)

[編集] 参考

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