創出
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*創出を参照するカードとして[[サーイの力術師/Thayan Evokers]]、[[三番目の子豚/Third Little Pig]]が存在する。 | *創出を参照するカードとして[[サーイの力術師/Thayan Evokers]]、[[三番目の子豚/Third Little Pig]]が存在する。 | ||
*同様のメカニズムを持つカードが数枚、[[Mystery Booster#R&D Playtest card|R&D Playtest card]]で先行登場している。特に[[Bone Rattler (playtest)]]は[[骨塚の逸脱者/Boneyard Aberration]]とほとんど同じデザイン。 | *同様のメカニズムを持つカードが数枚、[[Mystery Booster#R&D Playtest card|R&D Playtest card]]で先行登場している。特に[[Bone Rattler (playtest)]]は[[骨塚の逸脱者/Boneyard Aberration]]とほとんど同じデザイン。 | ||
− | * | + | *MTGアリーナの[[デッキ]]に含まれるカードの上限は250枚だが、この上限を超えても創出は機能する。通常の対戦で問題になることはほとんどあり得ないが、何百枚ものカードを創出するとゲームの動作が不安定になることがある。 |
− | ** | + | **戦場に創出する効果にはトークンと似た制限があり、例えば[[マーウィンの身内/Marwyn's Kindred]]をX=500で唱えても[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]は250枚しか創出されない。この制限はトークンとは別枠の模様。 |
+ | **戦場以外にカードを創出する場合はまた制限が異なるようで、例えば[[頭目の神官/Oracle of the Alpha]]の出し入れでライブラリーを500枚以上にできる。 | ||
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2024年9月2日 (月) 20:30時点における版
創出する/Conjureとは、Magic: The Gathering Arena専用のメカニズムの一つ。
MTGアリーナ専用カード
Wingsteed Trainer / 天馬の教練者 (3)(白)クリーチャー — 人間(Human)
天馬の教練者が戦場に出たか攻撃したとき、あなたの手札に《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》のカード1枚を創出する。
2/3アーティスト:Valera Lutfullina
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解説
デジタルゲームであることを活かし、特定のカードを領域を問わず創り出すメカニズム。Jumpstart: Historic Horizonsで実装され、以降のMTGアリーナ限定カード・セットで常盤木のような扱いとなっている。収録セットとカードの一覧は#カード一覧を参照。
ルール
MTGアリーナ独自のメカニズムであるため、以下の内容は総合ルールに記述されておらず、MTGアリーナ上の挙動から帰納的に導かれるルールであることに留意。
- 創出されたカードはトークンやコピーではない。戦場に創出されたとしてもキーワード処理の生成とは異なる。
- 創出されたカードは以後ゲーム終了まで通常のカードと同様に扱われ、領域を移動しても消滅しない。
- 創出されたカードはゲーム終了時に消滅するため、未所持のカードを創出してもコレクションに加わることはない。
- 単に「戦場に創出する」ことが指示される場合、それはあなた(その効果のコントローラー)のコントロール下で戦場に出る。
複写の創出
MTGアリーナ専用カード
Holographic Double / ホログラムの分身 (青)クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
(青),あなたの手札にあるホログラムの分身を追放する:あなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を選ぶ。それの複写1つをあなたの手札に創出する。
1/1アーティスト:Tyler Walpole
創出する効果が特定のカード名を指定せず、「あるオブジェクトの複写/duplicateを創出する」よう指示する場合がある。その場合、複写先のオブジェクトが持つすべての特性を書き写したカードが創出される。
- 複写される特性はコピー可能な値に近いがいくつかの差異がある。MTGアリーナ上での表現を借りるなら「元の状態」が近い。
- コピー可能な値を上書きしている継続的効果を考慮しない。
- 両面カードや分割カード、当事者カード等はそのとき有効でない部分も含めてすべて書き写される。
- 例1:相貌測定器/Semblance Scannerのコピーとして戦場に出ている玻璃池のミミック/Glasspool Mimicがプレイヤーに戦闘ダメージを与えたとき、手札に創出されるのは玻璃池のミミック(第2面の玻璃池の岸/Glasspool Shoreも再現)である。
- 例2:砕骨の巨人/Bonecrusher Giantを踏みつけ/Stompとして唱え、それを対象とした未来派の呪文泥棒/Futurist SpellthiefのETB能力が解決されたとき、手札に創出されるのは当事者カードとしての特性を残した砕骨の巨人である。永久に得る能力は砕骨の巨人・踏みつけの双方が得る。
- 例3:変容したクリーチャー(合同パーマネント)を対象にして悪意ある反射/Sinister Reflectionsを唱えた場合、合同パーマネントを構成するクリーチャー・カードそれぞれの複写が創出される。
- 例外的に、呪文のコピーはコピー元の呪文のコピー可能な値のみを特性として持つため、創出されるのもコピーされた部分のみである。ただし二科目専攻/Double Majorのように一部の特性に変更を加えたコピーについては、その変更が適用される以前のものが創出される。
- 例4:幸運のクローバー/Lucky Cloverにより踏みつけがコピーされ、そのコピーを対象とした未来派の呪文泥棒のETB能力が解決されると、踏みつけという名前の出来事・インスタント・カードが手札に創出される。砕骨の巨人としての特性は持たない。
- 裏向きのパーマネント・カードの複写は創出されない。
カード一覧
呪文書からドラフト、二体掛りは割愛。特筆しない限りあなたの領域またはコントロール下で創出。枚数や詳細な能力、および呪文書のレパートリーについては各項目を参照のこと。
その他
- 創出を参照するカードとしてサーイの力術師/Thayan Evokers、三番目の子豚/Third Little Pigが存在する。
- 同様のメカニズムを持つカードが数枚、R&D Playtest cardで先行登場している。特にBone Rattler (playtest)は骨塚の逸脱者/Boneyard Aberrationとほとんど同じデザイン。
- MTGアリーナのデッキに含まれるカードの上限は250枚だが、この上限を超えても創出は機能する。通常の対戦で問題になることはほとんどあり得ないが、何百枚ものカードを創出するとゲームの動作が不安定になることがある。
- 戦場に創出する効果にはトークンと似た制限があり、例えばマーウィンの身内/Marwyn's KindredをX=500で唱えてもラノワールのエルフ/Llanowar Elvesは250枚しか創出されない。この制限はトークンとは別枠の模様。
- 戦場以外にカードを創出する場合はまた制限が異なるようで、例えば頭目の神官/Oracle of the Alphaの出し入れでライブラリーを500枚以上にできる。