E. Honda, Sumo Champion

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ゲーム「[[Wikipedia:ja:ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]」シリーズと[[コラボレーション]]した[[ユニバースビヨンド]]
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ゲーム「[[Wikipedia:ja:ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]」シリーズと[[コラボレーション]]した[[ユニバースビヨンド]]。日本代表の[[Wikipedia:ja:力士|力士]]「[[Wikipedia:ja:エドモンド本田|エドモンド本田]]」を表す。
  
[[包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower]]に始まる、いわゆる重厚[[能力]]を持つ。機能するのは[[あなた]]の[[ターン]]限定のため、[[対戦相手]]の[[頭でっかち]]を妨害することはできないと同時に、[[タフネス|尻でっかち]]な[[クリーチャー]]に思わぬ[[強化]]を与えてしまう危険も軽減されている。本人も自分のターン限定ながら実質7/7と[[マナレシオ]]が悪くない点も嬉しい。
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[[包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower]]に始まる、いわゆる重厚[[能力]]を持つ。機能するのは[[あなた]]の[[ターン]]の間だけなので、[[対戦相手]]の[[頭でっかち]]を妨害することはできないと同時に、[[タフネス|尻でっかち]]な[[クリーチャー]]を思わぬ[[打点]]にしてしまう危険もなくなっている。本人も自分のターンにおいては実質7/7と[[マナレシオ]]が悪くないのも嬉しい。
  
また、[[攻撃]][[誘発]]能力として、なんと最大100体ものクリーチャーを[[対象]]にタフネス限定の強化が可能。誘発条件の性質上、実質[[打点]]も修整されることになり、ある程度横に並べた状況からならばそのままゲームエンドに持ち込めるだろう。対象に取る能力のため対戦相手の[[卑屈な幽霊/Skulking Ghost]]系統のクリーチャーも[[除去]]できる一方、自分のそれらのクリーチャーを強化することはできない。
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また、[[攻撃]]時の[[誘発型能力]]として、なんと最大100体ものクリーチャーを[[対象]]にタフネスの[[強化]]が可能。[[誘発条件]]の性質上、打点も上昇することになり、ある程度[[横並べ|横に並べた]]状況からならばそのままゲームエンドに持ち込めるだろう。対象に取る能力のため[[死者の嘆き、崩老卑/Horobi, Death's Wail]]がいれば対戦相手のクリーチャーを全滅させることも可能。
  
反面、これが利用できる[[フォーマット]]において6[[マナ]]、かつ出た時点では重厚能力しか発生させず、[[除去耐性]]も特に無いというのは少々悠長に過ぎる。単に重厚を与えるだけならそれこそドランや他の亜種の方が圧倒的に[[軽い|軽く]]、予めある程度のクリーチャーを横に並べて、更にこれを1ターン守り抜くというのはなかなか難しい話。[[火力]]や[[格闘]]には一定の耐性はあるが[[全体除去]]にも弱いため、これありきの[[構築]]は推奨しがたい。[[伝説のクリーチャー]]ではあるが[[固有色]]が[[白]]のみなので[[統率者]]にも今ひとつ向かないなど、[[フィニッシャー]]としての素養はあるが妨害への脆さが目立つ。
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反面、これが利用できる[[エターナル]]において6[[マナ]]、かつ出た時点では重厚能力しか発生させず、[[除去耐性]]も特に無いというのは少々悠長に過ぎる。単に重厚を与えるだけならそれこそドランや他の亜種の方が圧倒的に[[軽い|軽く]]、予めある程度のクリーチャーを横に並べて、更にこれを1ターン守り抜くというのはなかなか難しい話。[[火力]]や[[格闘]]には一定の耐性はあるが[[全体除去]]にも弱いため、これありきの[[構築]]は推奨しがたい。[[伝説のクリーチャー]]ではあるが[[固有色]]が[[白]]のみなので[[統率者]]にも今ひとつ向かないなど、[[フィニッシャー]]としての素養はあるが妨害への脆さが目立つ。
  
*「Hundred Hand Slap(百裂張り手)」は原作におけるエドモンド本田の必殺技。パンチボタン連打で発動し、前方を封殺するように張り手を連打する。この[[カード]]においては攻撃技と位置づけられているようだが、原作では牽制向けの技。また、イラストで壊されている車も原作のボーナスステージにある。
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*同じく「100体」をテーマにした防御的な白のクリーチャーとして、[[百手巨人/Hundred-Handed One]]が存在する。
*重厚能力を持つのは[[Guile, Sonic Soldier|ガイル]]と並び後ろ溜め、下溜めの必殺技を持ち、自分から攻めに行くよりかは待ちが得意なキャラの表現か。
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*「Hundred Hand Slap(百裂張り手)」は原作におけるエドモンド本田の必殺技。パンチボタン連打で発動し、前方を封殺するように張り手を連打する。この[[カード]]においては攻撃技と位置づけられているようだが、原作では牽制向けの技。また、[[イラスト]]<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/secret-lair-celebrates-kamigawa-neon-dynasty-february-superdrop-2022-02-17 Secret Lair Celebrates Kamigawa: Neon Dynasty with the February 2022 Superdrop][https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035815/ 『Secret Lair』:『神河:輝ける世界』発売記念スーパードロップ]([[Daily MTG]] [[2022年]]2月17日)</ref>で壊されている車も原作のボーナスステージにある。
*[[ファイレクシア:完全なる統一]]の[[セット・ブースター]]の[[ザ・リスト]]よりマジック・バージョンが出現する。マジック・バージョンの[[互換の名前]]は「'''世紀の群れ使い、バルディン'''/''Baldin, Century Herdmaster''」。
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*重厚能力を持つのは、自分から攻めに行くよりかは待ちが得意なキャラの表現か。
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**同じく後ろ溜めや下溜めの必殺技を持つ同作キャラクターとして[[Guile, Sonic Soldier|ガイル]]がいる。
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*[[ファイレクシア:完全なる統一]]の[[セット・ブースター]]の[[ザ・リスト]]よりマジック・バージョンが出現する。マジック・バージョンの[[互換の名前]]は「'''世紀の群れ使い、バルディン'''/''Baldin, Century Herdmaster''」。[[フレイバー語]]は持たない。
 
**ザ・リストには英語版しか存在しなかったが、[[タルキール:龍嵐録統率者デッキ]]に[[再録]]され日本語版カード名が与えられた。
 
**ザ・リストには英語版しか存在しなかったが、[[タルキール:龍嵐録統率者デッキ]]に[[再録]]され日本語版カード名が与えられた。
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード#Secret Lair x Street Fighter]]
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード#Secret Lair x Street Fighter]]
 
*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Secret Lair x Street Fighter|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Street Fighter]]
 
*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Secret Lair x Street Fighter|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Street Fighter]]

2025年4月22日 (火) 20:45時点における版


E. Honda, Sumo Champion (4)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrier)

Sumo Sprit ― あなたのターンの間、すべてのクリーチャーはパワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る。
Hundred Hand Slap ― これが攻撃するたび、クリーチャー最大100体を対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+0/+Xの修整を受ける。Xはあなたの手札にあるカードの枚数に等しい。

0/7

アーティスト:Victor Adame Minguez


ゲーム「ストリートファイター」シリーズとコラボレーションしたユニバースビヨンド。日本代表の力士エドモンド本田」を表す。

包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Towerに始まる、いわゆる重厚能力を持つ。機能するのはあなたターンの間だけなので、対戦相手頭でっかちを妨害することはできないと同時に、尻でっかちクリーチャーを思わぬ打点にしてしまう危険もなくなっている。本人も自分のターンにおいては実質7/7とマナレシオが悪くないのも嬉しい。

また、攻撃時の誘発型能力として、なんと最大100体ものクリーチャーを対象にタフネスの強化が可能。誘発条件の性質上、打点も上昇することになり、ある程度横に並べた状況からならばそのままゲームエンドに持ち込めるだろう。対象に取る能力のため死者の嘆き、崩老卑/Horobi, Death's Wailがいれば対戦相手のクリーチャーを全滅させることも可能。

反面、これが利用できるエターナルにおいて6マナ、かつ出た時点では重厚能力しか発生させず、除去耐性も特に無いというのは少々悠長に過ぎる。単に重厚を与えるだけならそれこそドランや他の亜種の方が圧倒的に軽く、予めある程度のクリーチャーを横に並べて、更にこれを1ターン守り抜くというのはなかなか難しい話。火力格闘には一定の耐性はあるが全体除去にも弱いため、これありきの構築は推奨しがたい。伝説のクリーチャーではあるが固有色のみなので統率者にも今ひとつ向かないなど、フィニッシャーとしての素養はあるが妨害への脆さが目立つ。

  • 同じく「100体」をテーマにした防御的な白のクリーチャーとして、百手巨人/Hundred-Handed Oneが存在する。
  • 「Hundred Hand Slap(百裂張り手)」は原作におけるエドモンド本田の必殺技。パンチボタン連打で発動し、前方を封殺するように張り手を連打する。このカードにおいては攻撃技と位置づけられているようだが、原作では牽制向けの技。また、イラスト[1]で壊されている車も原作のボーナスステージにある。
  • 重厚能力を持つのは、自分から攻めに行くよりかは待ちが得意なキャラの表現か。
    • 同じく後ろ溜めや下溜めの必殺技を持つ同作キャラクターとしてガイルがいる。
  • ファイレクシア:完全なる統一セット・ブースターザ・リストよりマジック・バージョンが出現する。マジック・バージョンの互換の名前は「世紀の群れ使い、バルディン/Baldin, Century Herdmaster」。フレイバー語は持たない。

参考

  1. Secret Lair Celebrates Kamigawa: Neon Dynasty with the February 2022 Superdrop『Secret Lair』:『神河:輝ける世界』発売記念スーパードロップDaily MTG 2022年2月17日)
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