カウンターオース
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元々[[オース]]系[[デッキ]]は、ドルイドの誓いの存在から、ビートダウンには構造から相性がよい。そこで、クリーチャー対策カードの[[スロット]]を打ち消しなどにあてることで、[[コンボ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロール]]にも対抗しやすくなった。 | 元々[[オース]]系[[デッキ]]は、ドルイドの誓いの存在から、ビートダウンには構造から相性がよい。そこで、クリーチャー対策カードの[[スロット]]を打ち消しなどにあてることで、[[コンボ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロール]]にも対抗しやすくなった。 |
2011年2月19日 (土) 17:47時点における版
カウンターオース(Counter Oath)は、様々なフォーマットで活躍した、オース系デッキの代表格。
目次 |
概要
ビートダウンデッキ対策に特化していた元祖オースデッキから、過剰なクリーチャー対策カードを減らし、打ち消し呪文などを追加したもの。特に、ドルイドの誓い/Oath of Druidsとガイアの祝福/Gaea's Blessingのシナジーを採用したものを指す。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
ソーサリー
プレイヤー1人と、そのプレイヤーの墓地にあるカード最大3枚を対象とする。そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
カードを1枚引く。
ガイアの祝福があなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。
元々オース系デッキは、ドルイドの誓いの存在から、ビートダウンには構造から相性がよい。そこで、クリーチャー対策カードのスロットを打ち消しなどにあてることで、コンボやコントロールにも対抗しやすくなった。
エクステンデッド
元々は、デュアルランドの使えた初期のエクステンデッドで登場したデッキである。
クリーチャー — スパイク(Spike)
スパイクの飼育係は、その上に+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
(2),スパイクの飼育係から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
スパイクの飼育係から+1/+1カウンターを1個取り除く:あなたは2点のライフを得る。
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
(青):変異種をアンタップする。
(青):変異種はターン終了時まで飛行を得る。
(青):変異種はターン終了時まで被覆を得る。(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
(1):変異種はターン終了時まで+1/-1の修整を受ける。
(1):変異種はターン終了時まで-1/+1の修整を受ける。
土地
樹上の村はタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
(1)(緑):ターン終了時まで、樹上の村はトランプルを持つ緑の3/3の類人猿(Ape)クリーチャーになる。それは土地でもある。(それは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
スパイクの飼育係/Spike Feederやスパイクの織り手/Spike Weaverなどのクリーチャーで時間を稼ぎ、ゲームをコントロールする。フィニッシャーは変異種/Morphlingの他、普段はクリーチャーでない樹上の村/Treetop Villageも使用される。特にクリーチャーデッキには圧倒的な強さを見せつけた。
対応力の高さから、ドルイドの誓い/Oath of Druidsとガイアの祝福/Gaea's Blessingが揃っている間は、常に環境のメタゲームの中心にあり続けた。踏査/Explorationとどん欲の角笛/Horn of Greedのコンボを組み込んだ、ターボランドという亜種も生まれた。
ローテーションでガイアの祝福を失ってからも、認識を食うもの/Cognivoreを新たなフィニッシャーに据えてスーサイドオース型として生き延びたが、その後ドルイドの誓いが禁止カードに指定され、消滅を余儀なくされた。
エクステンデッド版
- 備考
- プロツアーシカゴ99 優勝 (参考)
- 使用者:Bob Maher
- フォーマット
- メイヤーオース。悟りの教示者/Enlightened Tutorにより通常のオースよりも安定してドルイドの誓い/Oath of Druidsを持ってこられる。
- クリーチャー以外のデッキとのマッチアップでは、悟りの教示者で他の有効カードを持ってくれば良い。いわゆるシルバーバレット戦略の走りのひとつである。
ヴィンテージ
ヴィンテージでは、禁忌の果樹園/Forbidden Orchardの登場により再び脚光を浴びることになる。
土地
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
あなたがマナを引き出す目的で禁忌の果樹園をタップするたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のコントロール下で無色の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
禁忌の果樹園によって、確実にドルイドの誓い/Oath of Druidsを機能させられるのが強み。ノンクリーチャーデッキが他の環境に比べると多いため、禁忌の果樹園の存在が非常に重要になる。
ビートダウンデッキよりもコンボデッキへの対策が重要になるため、スパイクの飼育係/Spike Feederのようなクリーチャーは採用せず、怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathのような即座にゲームを決められるフィニッシャーのみが使われることが多い。
潮吹きの暴君/Tidespout Tyrantを使うものをタイラントオースと呼び、ヴィンテージにおけるオースの主流となっている。
ヴィンテージ版
- 備考
- ヴィンテージ選手権05 ベスト4 (参考)
- 使用者:Matt Endress
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (2) | |
1 | 怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath |
1 | 夜のスピリット/Spirit of the Night |
呪文 (39) | |
1 | Ancestral Recall |
4 | 渦まく知識/Brainstorm |
1 | Demonic Tutor |
4 | 強迫/Duress |
4 | Force of Will |
1 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing |
3 | 衝動/Impulse |
1 | 神秘の教示者/Mystical Tutor |
1 | 急流/Rushing River |
3 | 知識の渇望/Thirst for Knowledge |
1 | Time Walk |
1 | 吸血の教示者/Vampiric Tutor |
4 | ドルイドの誓い/Oath of Druids |
1 | Black Lotus |
4 | 虚空の杯/Chalice of the Void |
1 | Mox Sapphire |
1 | Mox Pearl |
1 | Mox Jet |
1 | Mox Ruby |
1 | Mox Emerald |
土地 (19) | |
1 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
2 | 真鍮の都/City of Brass |
4 | 禁忌の果樹園/Forbidden Orchard |
2 | 島/Island |
3 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
1 | 露天鉱床/Strip Mine |
1 | Tropical Island |
1 | Underground Sea |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
1 | 天秤/Balance |
2 | 窒息/Choke |
1 | ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus |
2 | 地の封印/Ground Seal |
1 | ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall |
4 | 酸化/Oxidize |
1 | 急流/Rushing River |
1 | 修繕/Tinker |
2 | トリスケリオン/Triskelion |