忠誠度
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忠誠度(Loyalty)とは、プレインズウォーカーの特性の1つ。
プレインズウォーカーの忠誠度の値は、戦場以外の領域ではカードの右下に書かれている数字に等しい。戦場では、その上に置かれている忠誠カウンターの数に等しい。
プレインズウォーカーが戦場に出る場合、右下に書かれている数字に等しい数の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレインズウォーカーがダメージを与えられる場合、その値に等しい数の忠誠カウンターが取り除かれる。また、プレインズウォーカーの起動型能力(忠誠度能力)を起動するたび、その起動コストに等しい数の忠誠カウンターが増減する。
忠誠度が0である、すなわち忠誠カウンターが置かれていない戦場に出ているプレインズウォーカーは、状況起因処理により墓地に置かれる。これは破壊ではない。
- カードの右下の値より大きい数の忠誠カウンターがプレインズウォーカーの上に置かれてもよい。
- 忠誠カウンターの数が負になることは有り得ないため、戦場にある限り忠誠度が負になることはない。ただし、カードの右下に負の値が印刷されていれば、戦場以外の領域では忠誠度が負になることも考えられる。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 208 パワー/タフネス
- 208.1 クリーチャー・カードの右下には、スラッシュで区切られた2つの数字が記されている。1つ目の数字はパワー(戦闘中に与えるダメージの量)であり、2つ目の数字はタフネス(破壊されるのに必要なダメージの量)である。例えば、2/3というのはそのオブジェクトが2のパワーと3のタフネスを持つことを示している。パワーやタフネスは、効果によって修整を受けたりある値に変更されたりすることがある。
- 208.2 一部のクリーチャー・カードでは、パワーやタフネスの値が固定値ではなく * になっているものがある。
- 208.2a カードは、何らかの条件に基づいてパワーやタフネスを定める特性定義能力を持つことがある(rule 604.3 参照)。この種の能力は、「[このクリーチャーの][[[パワー]]またはタフネス]は~である/[This creature's] [power or toughness] is equal to ~」あるいは「[このクリーチャーの]パワーとタフネスはそれぞれ~である/[This creature's] power and toughness are each equal to ~」と書かれる。この能力はゲームの外部も含むあらゆる場所において機能する。決定できない値を計算上などで用いる必要がある場合、その値を0として扱う。
- 208.2b クリーチャーのパワーやタフネスを、それが戦場に出るに際して、あるいはオモテになるに際して、いくつかの特定の値の中から1つに設定する置換効果を作る常在型能力を持つカードが存在する(rule 614〔置換効果〕参照)。その種の能力は、「[このクリーチャー]が戦場に出るに際し~/As [this creature] enters the battlefield . . . 」「[このクリーチャー]がオモテ向き になるに際し~/As [this creature] is turned face up . . . ,」「[このクリーチャー]は~として戦場に出る。/[this creature] enters the battlefield as . . .」といった書式で、複数のパワーとタフネスの組(さらに追加の特性がついていることもある)が記されている。これらの効果で選ばれ、あるいは決定された特性は、そのクリーチャーのコピー可能な値に影響を及ぼす(rule 707.2 参照)。カードが戦場 にない間、パワーとタフネスはともに0として扱う。
- 208.3 クリーチャーでないパーマネントは、そのカードにパワーやタフネスが記載されていたとしても(機体など)、パワーやタフネスを持たない。クリーチャーでないオブジェクトが戦場 にない場合、そのカードにパワーやタフネスが記載されていない限り、パワーやタフネスを持たない。
- 208.4 効果の中には、クリーチャーの「基本のパワー/base power」「基本のタフネス/base toughness」「基本のパワーとタフネス/base power and toughness」を扱うものがある。
- 208.5 クリーチャーのパワーが何らかの理由で値を持たない場合、それは0となる。タフネスも同じである。
- 208 パワー/タフネス