青緑コントロール

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2010年8月7日 (土) 21:45時点におけるらぁ (トーク | 投稿記録)による版
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青緑コントロール(Blue-Green Control)は、緑青の2の組み合わせで構成されるコントロールデッキ

目次

概要

環境にはあまり出てこないが、マナ加速を使用しつつ、カウンタードローなどに、緑の再供給/Restock永遠の証人/Eternal Witnessのようなカード再利用呪文組み合わせ、コントロールの持続力を強化するタイプが多い。

他の色と組み合わせるタイプに比べてカードサーチと回収力が高く、いったんコントロールを確立するとそのままゲームを決めることが出来る。

クリーチャー除去はかなり苦手であり、対抗色のためマナ基盤を安定させにくいことも手伝って、早い環境では活躍しにくい。

時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

対抗色にフィーチャーしたイーブンタイドの登場で緑青コントロールデッキが生まれた。



動きは赤緑ビッグマナに近い形の中速ビート・コントロールで、タルモゴイフ/Tarmogoyfなどによるビートダウン謎めいた命令/Cryptic Commandなどのカードでサポートする。

サンプルレシピ

UG BigMana [1]
土地 (23)
1 滝の断崖/Cascade Bluffs
2 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket
4 溢れかえる果樹園/Flooded Grove
1 森/Forest
2 島/Island
1 山/Mountain
4 反射池/Reflecting Pool
4 樹上の村/Treetop Village
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
クリーチャー (13)
4 カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
3 雲打ち/Cloudthresher
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
2 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
呪文 (24)
4 祖先の幻視/Ancestral Vision
2 連合の秘宝/Coalition Relic
4 謎めいた命令/Cryptic Command
4 炎渦竜巻/Firespout
2 否定の契約/Pact of Negation
4 不屈の自然/Rampant Growth
4 ルーンのほつれ/Rune Snag
サイドボード (15)
1 雲打ち/Cloudthresher
4 フェアリーの忌み者/Faerie Macabre
3 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
2 妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae
3 誘惑蒔き/Sower of Temptation
2 突風線/Squall Line


ラヴニカ・ブロック

第9版ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast再録ディセンションシミック連合/The Simic Combineカードたち(特に繁殖池/Breeding Pool虚空粘/Voidslime)が追加され、マナ基盤の不安定性はほぼ解消されたといっていい。

青緑ピクルスコントロールデッキであるセルなどがトーナメントレベルで活躍した。



ミラディン・ブロック+神河ブロック期

ミラディン・ブロック期には、親和ウルザトロンの対抗馬として活躍した緑コントロールサーチカウンターをいれたタイプが存在した。



アーティファクト破壊で親和に、すき込み/Plow Underなどでウルザトロンに対抗するのは同系統の緑コントロールと同じ。サーチけちな贈り物/Gifts Ungivenを採用し、けちコントロールの形をとる場合も多い。

桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reachなどの強力なランドブーストのおかげで、対抗色でありながらかなり安定した動きを見せた。

ミラディン・ブロック構築

親和対策のアーティファクト破壊に加え、フィフス・ドーンで追加された永遠の証人/Eternal Witness卑下/Condescendなどの強力カードを足したデッキが登場。



特に水晶の破片/Crystal Shardによる187クリーチャー再利用エンジンを採用したバージョンはCrystal Witnessと呼ばれる。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (12)
4 永遠の証人/Eternal Witness
4 真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
4 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
呪文 (27)
4 創造の標/Beacon of Creation
3 金属モックス/Chrome Mox
3 残響する勇気/Echoing Courage
3 残響する真実/Echoing Truth
3 発見の旅路/Journey of Discovery
4 酸化/Oxidize
1 粗野な覚醒/Rude Awakening
2 知識の渇望/Thirst for Knowledge
4 旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble
土地 (21)
19 森/Forest
2 島/Island
サイドボード
4 忍び寄るカビ/Creeping Mold
4 減衰のマトリックス/Damping Matrix
4 忘却石/Oblivion Stone
1 粗野な覚醒/Rude Awakening
1 テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice
1 知識の渇望/Thirst for Knowledge

ウルザ・ブロック構築

環境青単コントロールに、フィニッシャーとしてアルビノ・トロール/Albino Trollを採用したコン・トロールが存在。



詳細はコン・トロールを参照のこと。

テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期

覚醒/Awakeningによるマナ加速から貿易風ライダー/Tradewind Riderなどのバウンスロックするアウェイクニングが登場。



また、オース打ち消し呪文を搭載したカウンターオースも存在した。



エクステンデッド(ローテーション後)

ローウィン参入後のエクステンデッドにもいくつかのデッキが存在する。ディセンションの追加によりマナ基盤の安定性が高まったことも大きい。

一つは、青単トロンからの流れを汲むウルザトロンコントロールデッキ青緑トロン



また、Next Level Blueフィニッシャータルモゴイフ/Tarmogoyfを採用したバージョンも登場した。



旧エクステンデッド(ローテーション前)

ローテーション前のエクステンデッドにはオース打ち消し呪文を搭載したカウンターオースが存在した。



クリーチャーに対処がしづらいという緑青の弱点をドルイドの誓い/Oath of Druidsで補うことができるのが最大の利点。

純正のパーミッション型のほか、シルバーバレット戦略を搭載したもの、踏査/Explorationどん欲の角笛/Horn of Greedシナジーを核とするターボランド認識を食うもの/Cognivoreフィニッシャーに据えた高速型(スーサイドオース)など、バリエーションもいくつか存在する。

代表的なデッキ

参考

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