生命と枝/Life and Limb
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Life and Limb / 生命と枝 (3)(緑)
エンチャント
エンチャント
すべての森(Forest)とすべての苗木(Saproling)は、それらの他のタイプに加えて1/1の緑の苗木クリーチャーであり、森の土地である。(それらは召喚酔いに影響される。)
全ての森と苗木が、「森であり苗木」になるエンチャント。コピー関係を除いて、マジック史上初の、土地ではないカードを土地にできるカードである。
通常の全体クリーチャー化カードのように一気にクリーチャーの数を増やす事ができるのと同時に、苗木が全て森になることでマナ加速にもなる。苗木トークンは森のような土地とは違って1枚のカードで何体も戦場に出すことができるので、マローの魔術師モリモ/Molimo, Maro-Sorcererのような土地の数を参照するカードとも相性が良い。
ただ、クリーチャー化した土地は1/1と小物なので、全体火力などに注意したいところ。同じ次元の混乱でガイアの頌歌/Gaea's Anthemが登場したので、組み合わせてみるとよいかもしれない。地のうねり/Earth Surgeあたりも面白いだろう。
苗木が森になると同時に、森も苗木クリーチャーになるため召喚酔いの影響を受けるようになる。生命と枝が戦場に出ている状態では森をプレイしても、即座にマナ能力を起動することはできないので注意。
- それが元から特殊タイプの基本を持っていないかぎり、その森は基本でない土地である。
- そのため、マナを出す目的では魔力の篭手/Gauntlet of Powerとのシナジーは望めない。
- サイズと色は上書きされる。例えばこれと霧衣の究極体/Mistform Ultimusが同時に戦場にあるなら、霧衣の究極体/Mistform Ultimusは「伝説の」・「土地」・「クリーチャー」であり、土地タイプ「森」と「全てのクリーチャー・タイプ」を持つが、色は「緑」であり、P/Tは1/1である。「青」でもなければ「青であり緑である」わけでもないし、「3/3」でもなければ「3/3でも1/1でもある」わけでもない。
- 標準化/Standardizeや不自然な淘汰/Unnatural Selectionと組み合わせると、予期しない動きをする。例えばアルゴスの古老/Argothian Elderは自分自身をアンタップできるようになるし、基本に帰れ/Back to Basicsでクリーチャーのアンタップを阻害したり、ヘルドーザー/Helldozerでクリーチャーを破壊したりできるようになる。
- 基本土地タイプを与えるカードと同時に戦場にある場合、状況によって依存性が変化することがあるので注意が必要となる。
- 例:天界の曙光/Celestial Dawnと同時に戦場にある場合。苗木が戦場になく、かつ森(基本土地に限らない)が戦場にある場合、生命と枝は天界の曙光に依存するが、逆は依存していない。よって天界の曙光が必ず先に適用され、その森は「平地」になる。
- 例:血染めの月/Blood Moonと同時に戦場にある場合。基本でない森(草むした墓/Overgrown Tombなど)が戦場になく、かつ苗木が戦場にある場合、血染めの月は生命と枝に依存するが、逆は依存していない。よって必ず生命と枝が必ず先に適用され、苗木は「山・苗木」になる。