鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
提供:MTG Wiki
Kiki-Jiki, Mirror Breaker / 鏡割りのキキジキ (2)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
速攻
(T):あなたがコントロールする、伝説でないクリーチャー1体を対象とする。それが速攻を持つことを除き、それのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。
一時的にクリーチャーのコピー・トークンを作り出す伝説のクリーチャー。
当時は、パーマネントのコピー能力は青の領域で、赤のカードとしては珍しい能力だった。このコピートークンの寿命は歩く火力的であり、そう見れば赤らしいと言えば赤らしい。
キキジキ自身がクリーチャーであり、さらにタップだけで起動できるうえに速攻ですぐに能力を使えるため、専用に特化したデッキではかなり使いやすい。特にコンボで利用したものが幅広い環境で活躍している(#主な活用方法の欄参照)。
また、永遠の証人/Eternal Witnessなどの187クリーチャーや、桜族の長老/Sakura-Tribe Elderなどの自身を生け贄に捧げることで能力を起動できるクリーチャーとの相性のよさを買われて、フレッシュメーカーなどの赤緑コントロールに採用されたこともある。
- 後にこれを基にしたと思われる効果の熱の陽炎/Heat Shimmerや欠片の双子/Splinter Twinというカードも登場。「一時的なコピー」は赤の役割として定着したようだ。
- この割った鏡というのは曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorの鏡だそうな。
- 中国語版では、キキジキは「奇奇幾奇」。
- From the Vault:Legendsに新規イラストで収録された。Modern Mastersに再録された際もこちらのイラストが使用されている。
- 神河物語初出時はレアだったが、Modern Masters再録時に神話レアに変更された。
ルール
- コピーに関する挙動についての詳細なルールはコピーの項を参照。
- 伝説のクリーチャーはコピーできない点に注意。
- 不同の力線/Leyline of Singularityがあると、ただの2/2速攻になってしまう。
- 鏡の画廊/Mirror Galleryがあったとしても「伝説の」は無くならない。
- トークンは、キキジキの起動型能力のコントローラーが生け贄に捧げる。終了ステップの時点でトークンを他のプレイヤーがコントロールしていた場合、自分がコントロールしていないパーマネントを生け贄に捧げることはできないため、トークンはそのまま戦場に残る。
主な活用方法
- 歯と爪のサーチ対象。強力クリーチャーに速攻を与える役目と頭数を増やす役目を同時にこなす。よく使われた相方はダークスティールの巨像/Darksteel Colossusや隔離するタイタン/Sundering Titan。
- 侵入警報/Intruder Alarmや憤怒の息吹/Breath of Furyなどと組んで無限コンボ。→キキジキアラーム
- 同じく、やっかい児/Pestermite・詐欺師の総督/Deceiver Exarch・修復の天使/Restoration Angel・士気溢れる徴集兵/Zealous Conscriptsなどと組んで無限コンボ。→欠片の双子、出産の殻
- 中でも、やっかい児とのコンボはModern Masters環境下でのリミテッドでも再現可能。