ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient
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Nyxbloom Ancient / ニクス咲きの古きもの (4)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー エンチャント — エレメンタル(Elemental)
クリーチャー エンチャント — エレメンタル(Elemental)
トランプル
あなたがマナを引き出す目的でパーマネントをタップするなら、それは代わりにその3倍のマナを生み出す。
自軍の全てのパーマネントのマナ生産量を3倍にするエレメンタル・クリーチャー・エンチャント。
マナの反射/Mana Reflectionを1マナ重くしたら効果が3倍に増加し、クリーチャーとして戦闘にも参加できるようになった。クリーチャー除去が効くようになり除去耐性は下がったものの、5/5トランプルとマナレシオは悪くない性能。土地はもちろんマナ・クリーチャーもマナ・アーティファクトでも良いので、普通に唱えたのなら次のターンには何と21マナも出ることになる。各種伝説のエルドラージを唱えてもお釣りがくる。
登場時のスタンダードではハイドロイド混成体/Hydroid Krasisや破滅の終焉/Finale of Devastationなどマナの注ぎ込み先は不自由しないもののオーバーキル気味であり、同系統のカードとして軽く単体でのゲーム決定力が高い世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldが強力な競合相手として存在する。
モダン以下のフォーマットでマナ加速を目的とするならば、1ターン早く置けてクリーチャー除去に引っかからないマナの反射を優先したほうがいい場合も多いだろう。こちらを使うならクリーチャーであることを活かしてリアニメイトするなどし、高速召喚を目指したい。
- 凄まじいマナ加速能力により無限マナコンボがいくつも考えられる。登場時のスタンダードでも素で緑マナ2点以上が出る土地と覚醒根の精霊/Wakeroot Elementalで無限マナ。
- 緑マナ2点以上を生み出す土地としてはギャレンブリグ城/Castle Garenbrigや睡蓮の原野/Lotus Field、あるいは楽園の贈り物/Gift of Paradiseか新たな地平/New Horizonsをエンチャントした土地など。
ルール
- 基本的なルールについてはマナの反射/Mana Reflection#ルールを参照。
- あちらと同様、これは誘発型マナ能力ではない。ゆえにゴアガッツ団の親分、ラッガドラッガ/Raggadragga, Goreguts Bossの修整を受けられない。誘発型マナ能力である飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger等との混同に注意。
- 置換効果が働くイベントについてはマナを引き出す目的でタップするも参照。
- 登場時のスタンダードでは忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Godsの能力がマナ能力でないので3倍にならないことに注意。また、世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldや狼柳の安息所/Wolfwillow Havenなどから追加で発生するマナも3倍の対象外。