Negan, the Cold-Blooded
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Negan, the Cold-Blooded (2)(赤)(白)(黒)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
Negan, the Cold-Bloodedが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。あなたとそのプレイヤーは秘密裏にそのプレイヤーのコントロールするクリーチャーを1体選ぶ。その後、選んだクリーチャーを公開し、そのプレイヤーはそれらのクリーチャーを生け贄に捧げる。
対戦相手がクリーチャー1体を生け贄に捧げるたび、あなたは宝物(Treasure)トークンを1つ生成する。
アーティスト:Jake Murray
TVドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」の登場人物「ニーガン」を表したコラボレーション・カード。対戦相手がクリーチャーを生け贄に捧げるたび宝物を生成する伝説の人間・ならず者。
ETBは珍しい内容のトップダウン・デザイン。対象とした対戦相手は自分のクリーチャーの中から1体を選ぶ。それと同時にあなたもその中から1体を選ぶ。これらは秘密裏に行われるため、指名が被ってしまうと単なる単体除去。しかしうまく予想して指名をズラせば別々の、つまり2体のクリーチャーを生け贄に捧げさせることができる。対戦相手はクリーチャーを2体も失ってしまわないようにあなたの指名を予測してくるため、そこに駆け引きが生じる。本命をあえて外して2体除去を狙うか、それを見抜かれることを見越して本命を確実に除去するかの判断が重要になる。
いずれにせよ、最低でも1体の除去と1つの宝物を得られるため、コスト・パフォーマンスは十分。ネクラタル/Nekrataal系クリーチャーとしては破壊不能や呪禁などの除去耐性を無視できるのも強み。戦場に居座ればさらなる宝物を得るチャンスもあるだろう。ただし、相手がノンクリーチャーたと実質バニラにしかならない点は留意しておきたい。
多人数戦であれば、複数のプレイヤーから適した相手を標的とすればいいので使いやすい。特に統率者戦でなら皆が少なくとも伝説のクリーチャーを繰り返し使用するため腐る心配も少ない。ニーガンを統率者として繰り返し唱えるほか、白や黒の得意とする明滅やリアニメイトなどで使い回すことでより成果を増したい。
- 同ドロップには彼の装備品であるLucilleも収録されており、そちらは装備クリーチャーが攻撃するたびに布告が誘発する。
- エルドレインの森のセット・ブースターのザ・リストよりユニバースウィズイン版が出現する。互換の名前は「Malik, Grim Manipulator」[1]。
- アルケミー:霊気走破では類似能力を持つスピード・ブルードの追尾者/Speedbrood Stalkerが登場した。
ルール
- 1つ目の能力は、あなたと選ばれた対戦相手のそれぞれが、その対戦相手がコントロールしているクリーチャーから1体を選ぶ。お互いがそれぞれ相手のクリーチャーを選ぶわけではない。
- 1つ目の能力であなたと対戦相手が同じクリーチャーを選んでいた場合、そのクリーチャー1体のみが生け贄に捧げられる。
- 1つ目の能力で2体のクリーチャーが選ばれていたら、それらは同時に生け贄に捧げられる。
- 2つ目の能力は、複数のクリーチャーが同時に生け贄に捧げられたなら生け贄に捧げられたクリーチャー1体ごとに1回誘発する。
ストーリー
Negan(ニーガン)は「ウォーキング・デッド」の登場人物。冷酷だがカリスマがあり、生存者グループ「救世主」のリーダーを務める。武器として鉄線を巻き付けたバット「Lucille(ルシール)」を愛用する。