E. Honda, Sumo Champion
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E. Honda, Sumo Champion (4)(白)(白)伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrier)
Sumo Sprit ― あなたのターンの間、すべてのクリーチャーはパワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る。
Hundred Hand Slap ― これが攻撃するたび、クリーチャー最大100体を対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+0/+Xの修整を受ける。Xはあなたの手札にあるカードの枚数に等しい。
アーティスト:Victor Adame Minguez
ゲーム「ストリートファイター」シリーズとコラボレーションしたユニバースビヨンド。日本代表の力士「エドモンド本田」を表す。
包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Towerに始まる、いわゆる重厚能力を持つ。機能するのはあなたのターンの間だけなので、対戦相手の頭でっかちを妨害することはできないと同時に、尻でっかちなクリーチャーを思わぬ打点にしてしまう危険もなくなっている。本人も自分のターンにおいては実質7/7とマナレシオが悪くないのも嬉しい。
また、攻撃時の誘発型能力として、なんと最大100体ものクリーチャーを対象にタフネスの強化が可能。誘発条件の性質上、打点も上昇することになり、ある程度横に並べた状況からならばそのままゲームエンドに持ち込めるだろう。対象に取る能力のため死者の嘆き、崩老卑/Horobi, Death's Wailがいれば対戦相手のクリーチャーを全滅させることも可能。
反面、これが利用できるエターナルにおいて6マナ、かつ出た時点では重厚能力しか発生させず、除去耐性も特に無いというのは少々悠長に過ぎる。単に重厚を与えるだけならそれこそドランや他の亜種の方が圧倒的に軽く、予めある程度のクリーチャーを横に並べて、更にこれを1ターン守り抜くというのはなかなか難しい話。火力や格闘には一定の耐性はあるが全体除去にも弱いため、これありきの構築は推奨しがたい。伝説のクリーチャーではあるが固有色が白のみなので統率者にも今ひとつ向かないなど、フィニッシャーとしての素養はあるが妨害への脆さが目立つ。
- 同じく「100体」をテーマにした防御的な白のクリーチャーとして、百手巨人/Hundred-Handed Oneが存在する。
- 「Hundred Hand Slap(百裂張り手)」は原作におけるエドモンド本田の必殺技。パンチボタン連打で発動し、前方を封殺するように張り手を連打する。このカードにおいては攻撃技と位置づけられているようだが、原作では牽制向けの技。また、イラスト[1]で壊されている車も原作のボーナスステージにある。
- 重厚能力を持つのは、自分から攻めに行くよりかは待ちが得意なキャラの表現か。
- 同じく後ろ溜めや下溜めの必殺技を持つ同作キャラクターとしてガイルがいる。
- ファイレクシア:完全なる統一のセット・ブースターのザ・リストよりマジック・バージョンが出現する。マジック・バージョンの互換の名前は「世紀の群れ使い、バルディン/Baldin, Century Herdmaster」。フレイバー語は持たない。
- ザ・リストには英語版しか存在しなかったが、タルキール:龍嵐録統率者デッキに再録され日本語版カード名が与えられた。