幸運のクローバー/Lucky Clover
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Lucky Clover / 幸運のクローバー (2)
アーティファクト
アーティファクト
あなたがインスタントかソーサリーである出来事(Adventure)呪文を唱えるたび、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
出来事に限定される分、同系統のミラーリ/Mirariと比べるとマナ・コストが桁違いに軽く、コピーにもマナが不要となっている。
ただ、同じく当事者カードにアドバンテージを与えるエッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeperと違い、コピーがちゃんとアドバンテージを稼いでくれるかはカードや状況によって様々。後述のルールの通り残忍な騎士/Murderous Riderや厚かましい借り手/Brazen Borrowerなど相性が悪い場合がある当事者カードもあり、出来事デッキでも常に採用されるカードではない。
しかし、その分機能すると凶悪な性能を誇り、恋に落ちた剣士/Smitten Swordmasterや穢れ沼の騎士/Foulmire Knightと真夜中の騎士団/Order of Midnightによるループは強烈。ほかにもおかえりなさい/Welcome Homeを2回コピーすると、2/2クリーチャーが9体と、十分なフィニッシュ火力を生みうる。
リミテッドでも依然として強力。集めやすいコモンの当事者カードは独りぼっちのユニコーン/Lonesome Unicornやギャレンブリグの木工師/Garenbrig Carverなど空振りを恐れる必要が無いカードが多く、またクリーチャーが並びやすいため除去系カードも猛威を振るう。
ルール
- 基本的なルールはコピーおよびコピー可能な値を参照。
- 幸運のクローバーによって作られた出来事・呪文のコピーもそれの解決時に追放されるが、状況起因処理で消滅するので、それを追放領域からクリーチャーとして唱えることはできない。
- コピーは強制である。通常はコピーが先に解決されるため、迅速な終わり/Swift Endや運命の修正/Alter Fateなど対象の領域を移動させるタイプの出来事呪文の場合、それぞれ別の対象を選ばないと元の出来事呪文は立ち消えて追放されることなく墓地に置かれてしまうので注意。ルールについての詳細はスタック、不正な対象、立ち消えなどの項を参照。
- 領域の移動ではないが、命の吹き込み/Bring to Lifeも同様。