背信の王、ナーフィ/Narfi, Betrayer King
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伝説の氷雪クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)
あなたがコントロールしていて氷雪やゾンビ(Zombie)である、他のすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(氷)(氷)(氷):あなたの墓地から背信の王、ナーフィをタップ状態で戦場に戻す。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払える。)
氷雪クリーチャーとゾンビのロードであり、氷雪マナによって自己リアニメイトする伝説の氷雪クリーチャー・ゾンビ・ウィザード。
自己リアニメイト能力は色を問わないが、能動的に利用するためには墓地を肥やす手段が必要なので、特段の理由がない限りは青黒を含むデッキでの採用となる。再利用可能な伝説のクリーチャーであり、かつ初動となるカードでもないので、採用されるデッキでは2-3枚程度挿されることが多い。リアニメイトがタップインなのは欠点であるが、青いコントロールデッキでは打ち消しを構えて終了フェイズに動くことが多く、デメリットを帳消しにできる場面も多い。
リミテッドでは単純に4/3が無限に蘇るだけで反則的であり、ボムレア級の1枚。とはいえ、意識しても氷雪マナを3マナ捻出するのは容易ではなく、そのうえセット内に鴉変化/Ravenform・大蛇の餌/Feed the Serpentという優秀なコモン追放除去が存在しているという不安要素も目立つ。ロードとしての機能はおまけという感はあるが、これを扱えるようなデッキなら氷雪クリーチャーは気兼ねなく採用できるし、ゾンビの収録数は十分多く、多相メカニズムもあるので十分期待は持てる。
- クリーチャーが氷雪でありゾンビであっても、受ける修整は+1/+1だけである。
- 戦場のナーフィを対象とする追放除去や追加効果付きの除去に対応して墓地のナーフィをリアニメイトさせれば、レジェンド・ルールを利用して立ち消えさせられる。瞬速を持つ伝説のクリーチャーでも同様のことができるが、こちらは手札に構えておく必要が無く、戦場と墓地を行き来するのでマナさえあれば何度でも入れ替われる。
MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Narfi, Betrayer King / 背信の王、ナーフィ (2)(青)(黒)クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)
あなたがコントロールしていて氷雪やゾンビ(Zombie)である、他のすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(氷)(氷)(氷):あなたの墓地から背信の王、ナーフィをタップ状態で戦場に戻す。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払える。)
2022年2月24日、MTGアリーナにおいて、アルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[1]。ゾンビデッキ強化の一環として、ディスカードや切削を利用せずともナーフィを活用し易くするためにマナ・コストが(3)(青)(黒)から(2)(青)(黒)に上方修正された。
関連カード
サイクル
カルドハイムのアンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 見張るもの、ヴェイガ/Vega, the Watcher(白青)
- 武勇の審判者、ファーヤ/Firja, Judge of Valor(白黒)
- 背信の王、ナーフィ/Narfi, Betrayer King(青黒)
- 氷結する火炎、エーガー/Aegar, the Freezing Flame(青赤)
- ドゥームスカージ、カルダール/Kardur, Doomscourge(黒赤)
- スケムファーの王、ヘラルド/Harald, King of Skemfar(黒緑)
- 氷刻み、スヴェラ/Svella, Ice Shaper(赤緑)
- 鍛冶場主、コル/Koll, the Forgemaster(赤白)
- ブレタガルドの守護者、メイヤ/Maja, Bretagard Protector(緑白)
- 霜のモーリット/Moritte of the Frost(緑青)
ストーリー
ナーフィ/Narfiは、カルドハイム/Kaldheimのカーフェル/Karfellに住む、ドローガー/Draugrを統べるリッチ/Lichの王。男性。何百年も前に、謎の訪問者と取引して民と自分自身をアンデッドに変えてしまった。
詳細はナーフィ/Narfiを参照。
参考
- ↑ Alchemy Rebalancing for February 24, 2022(Daily MTG 2022年2月23日)