トップレア

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(その他)
80行: 80行:
 
*あるエキスパンションにおいてレア全体のカードパワーが著しく低く、他方で[[アンコモン]]に強力なカードがある場合、レアに対する皮肉で、そのアンコモンが「トップレア」ないし「トップアンコモン」などと呼ばれる場合もある。
 
*あるエキスパンションにおいてレア全体のカードパワーが著しく低く、他方で[[アンコモン]]に強力なカードがある場合、レアに対する皮肉で、そのアンコモンが「トップレア」ないし「トップアンコモン」などと呼ばれる場合もある。
 
**例として、[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]([[ホームランド]])や[[キマイラ像/Chimeric Idol]]([[プロフェシー]])、[[永遠の証人/Eternal Witness]]([[フィフス・ドーン]])など。
 
**例として、[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]([[ホームランド]])や[[キマイラ像/Chimeric Idol]]([[プロフェシー]])、[[永遠の証人/Eternal Witness]]([[フィフス・ドーン]])など。
**まれに、強力なエキスパンションであっても、[[露天鉱床/Strip Mine]]([[アンティキティー]])や[[意志の力/Force of Will]]([[アライアンス]])のように強すぎたアンコモンが他のレアより知られる例もある。(アライアンスには[[Thawing Glaciers]]、[[Kjeldoran Outpost]]、[[Lake of the Dead]]といった、トーナメントレベルのレアが多数あった。)
+
**まれに、強力なエキスパンションであっても、[[露天鉱床/Strip Mine]]([[アンティキティー]])や[[意志の力/Force of Will]]([[アライアンス]])のように強すぎたアンコモンが他のレアより知られる例もある。(アライアンスには[[Thawing Glaciers]]、[[Kjeldoran Outpost]]、[[Lake of the Dead]]といった、トーナメントレベルのレアが多数あった。アンティキティーにも[[Candelabra of Tawnos]]や[[Mishra's Workshop]]などの強力なレア相当のアンコモンが存在する。)
 
**トップアンコモンやトップコモンは[[ブースター・ドラフト]]のピック優先度の事を指す事もあるため注意。
 
**トップアンコモンやトップコモンは[[ブースター・ドラフト]]のピック優先度の事を指す事もあるため注意。
 
*かつては[[取りきり]]の[[ドラフト]]を行う場合、トップレアの[[ピック]]に走る人が現れ[[ゲーム]]自体がつまらなくなる恐れがあった。
 
*かつては[[取りきり]]の[[ドラフト]]を行う場合、トップレアの[[ピック]]に走る人が現れ[[ゲーム]]自体がつまらなくなる恐れがあった。

2018年11月1日 (木) 10:28時点における版

トップレア(Top Rare)とは、そのエキスパンションの中で最も金銭的価値が高いとされるレアおよび神話レアのこと。多くの場合、スタンダードで使われる用語である。

目次

概要

カードの金銭的価値は需要と供給で決まるが、エキスパンション毎の評価の場合、その中のカードに(レアリティ以外の)供給の格差は生じないので、単にそのエキスパンションの中で使用頻度が非常に高く多くの人が欲しがるレアカードと言い換えて良い。

対義語として用いられるのはカスレア。しかし、カスレアがどうしようもなくカードパワーが低く弱いカード(金銭的価値が低いのはその結果)とされているのに対して、トップレアは純粋に金銭的価値で決まるので、厳密な意味での対義語ではない。後述のように、カードパワーが非常に高いカードであってもトップレアになれないケースは多々ある。

  • 基本的なことではあるが、1枚挿しで使われることの多いカードより、4枚投入されるカードの方が需要は高くなりやすい。また、レアリティによる供給の格差は生じるので、同じ需要ならレアより神話レアの方が金銭的価値は高くなる。
  • ローテーションの変化等で環境が変わればトップレアも変わる。そしてスタンダード落ちするや否や一気に価値が下がる。
  • 前述のように基本的にはエキスパンション毎の相対的な評価であるが、それに加えある一定以上の価値が必要という絶対的評価も含まれる。たとえばそのエキスパンション全体のレアがあまりに弱い(とされる)場合、その中では比較的マシというだけでトップレアと呼ばれることはあまりない。

トップレアになりやすいカード

あくまで一般的な傾向であり、下記のトップレア群を見ても分かるように、ここでの基準に当てはまらないカードでもトップレアとなるケースは珍しくはない点に注意。

カードパワーの高いカード

単純に強力なカードは使われやすい傾向にある。特に登場前や登場直後の評価は、環境との関係での評価が難しいだけに、単にカードパワーが高いだけでトップレアとして扱われることも多々ある。

とはいえ、実際に使ってみると環境と合わずに凋落することが多いのもこのカード群である。しかし凋落後も環境の変化で再びトップレアに復権したりする場合もある。

  • 環境が合わないままスタンダード落ちした場合、「時代に恵まれなかった」などという評価がなされたりもする。
  • 実際のカードパワーは高くないが、登場前ないし登場直後に「カードパワーが非常に高い」と評価されてトップレアとして扱われるケースもよくある。この場合、実際に使ってみると思ったより使いづらい(カードパワーが低い)ことが判明して凋落することがほとんどである。
    • 環境への適合にしてもカードパワーの評価にしても、当然逆のパターンも存在する。詳しくはカスレアの項を参照。

無色のカード

アーティファクト土地などの無色のカードはに関係なく投入できる、つまり、多くのデッキで使用されやすいということで、トップレアとなりやすい。

  • 逆に、色拘束の強いカードはカードパワーが高くともトップレアにはなりにくい。色拘束が強い時点で、採用できるデッキが限られるからである。

マナ・コストの低いカード

マナ・コストの高いカードはトップレアになりにくい、という方が正確かもしれない。マナコストが高い時点で、それを使用できるデッキがある程度限られる上、4枚投入もされにくいからである。

モダン以下のフォーマットでも強いカード

スタンダードだけでなく、モダンやエターナルでも強いカードだと、当然需要の範囲が広くなるので、トップレアとなりやすい。

  • 前述のように、この手のカードはスタンダード落ちしてもそれほど値下がりはしない。
  • なお、モダン以下のフォーマットで「のみ」強いカードは、供給が安定しているスタンダードで使用可能な時期にはそこまで高額とならず、スタンダードから落ちて供給が途絶えた後、じわじわと値上がりしていき最終的には往年のトップレアを超えるということが多い。

有名なトップレア

 

その他

参考

MOBILE