プレインズウォーカー (カード・タイプ)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ダメージ移し替えルールの廃止、ゲートウォッチについて)
7行: 7行:
 
==解説==
 
==解説==
 
[[ローウィン]]から新たに追加されたカード・タイプ。[[プレイヤー]]と同等の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]であるキャラクターを表している。
 
[[ローウィン]]から新たに追加されたカード・タイプ。[[プレイヤー]]と同等の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]であるキャラクターを表している。
 +
 +
カードデザインは他のカード・タイプと全く異なる物が用いられ、[[絵|イラスト]]に描かれたプレインズウォーカーがイラストの枠から(わずかではあるが)はみ出ている物が過半数を超えている({{Gatherer|id=226415|カード画像}})。
  
 
[[アラーラの断片ブロック]]からストーリー、ゲーム環境共に[[マジック:ザ・ギャザリング]]を象徴するものとなっている。
 
[[アラーラの断片ブロック]]からストーリー、ゲーム環境共に[[マジック:ザ・ギャザリング]]を象徴するものとなっている。
 +
 +
*なお、イラストが枠からはみ出しているのは{{Gatherer|id=74252|銀枠では日常茶飯事}}だが、[[銀枠]]以外では極めて珍しい。
 +
*[[フレイバー・テキスト]]を除く[[文章欄]]に初めて登場したのは、[[未来予知]]の[[タイムシフト#未来予知のタイムシフト|フューチャーシフト]]、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]の[[注釈文]]である。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
38行: 43行:
 
**また[[トランプル]]によるダメージも通常通り扱われ、余剰ダメージ分は攻撃している方へ与えることになる。注意すべきはプレインズウォーカーの忠誠度を越えるダメージがあっても、その余剰分をその[[コントローラー]]に与えることはできない点である。
 
**また[[トランプル]]によるダメージも通常通り扱われ、余剰ダメージ分は攻撃している方へ与えることになる。注意すべきはプレインズウォーカーの忠誠度を越えるダメージがあっても、その余剰分をその[[コントローラー]]に与えることはできない点である。
 
*プレインズウォーカーが攻撃されているとき、そのプレインズウォーカーが[[戦場を離れる|戦場を離れ]]たり、コントローラーが変わったりした場合、そのプレインズウォーカーは戦闘から取り除かれる。しかし、それを攻撃しているクリーチャーは依然として[[攻撃クリーチャー]]のままである。この場合、それら攻撃クリーチャーは[[ブロック・クリーチャー]]に戦闘ダメージを与えるが、攻撃していたプレインズウォーカーがいないため、それに与えるはずだったダメージは発生しない。
 
*プレインズウォーカーが攻撃されているとき、そのプレインズウォーカーが[[戦場を離れる|戦場を離れ]]たり、コントローラーが変わったりした場合、そのプレインズウォーカーは戦闘から取り除かれる。しかし、それを攻撃しているクリーチャーは依然として[[攻撃クリーチャー]]のままである。この場合、それら攻撃クリーチャーは[[ブロック・クリーチャー]]に戦闘ダメージを与えるが、攻撃していたプレインズウォーカーがいないため、それに与えるはずだったダメージは発生しない。
*プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、'''対戦相手である'''他のプレイヤーがコントロールする[[発生源]]が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでもよい。これは[[置換効果]]である(→[[移し変え]])。
 
**あなたが[[ショック/Shock]]を、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーを[[対象]]に唱える場合、ショックが与えるダメージをプレインズウォーカーに与えることを選んでもよい。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
 
***ショックの[[解決]]に際しダメージを与えるときにプレインズウォーカーに代わりに与えるのであって、ショックを唱える際の対象はプレイヤーであり、プレインズウォーカーに与えるという宣言も必要ない。ショックに対して[[打ち消す|カウンター]]を行う時点では対戦相手がどちらにダメージを与えるのかは判明していない。
 
***逆に、あなたが唱えた[[地震/Earthquake]]などがあなたに与えるダメージは、あなたがコントロールするプレインズウォーカーに移し変えることはできない。
 
**[[双頭巨人戦]]でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他の[[チームメイト]]がコントロールするプレインズウォーカーに与えることはできない。
 
*[[物語の円/Story Circle]]のような[[軽減]]系のカードを使うときは注意が必要。[[ショック/Shock]]等の直接的なダメージは、プレインズウォーカーに移し変えられる前に軽減することが可能だが、戦闘ダメージの場合は直接プレインズウォーカーに与えられるため、プレイヤーへのダメージ軽減でそのダメージを防ぐことはできない。
 
  
 
==旧ルール==
 
==旧ルール==
 +
===プレインズウォーカーの唯一性ルール(廃止)===
 
[[イクサラン]]の発売以前のルールでは、1人の[[プレイヤー]]が共通のプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーを2体以上[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合、そのプレイヤーがその中から選んだ1体だけ[[戦場]]に残り、残りは[[オーナー]]の[[墓地に置く|墓地に置かれる]]。これは[[状況起因処理]]であり、「[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]」と呼ばれていた。
 
[[イクサラン]]の発売以前のルールでは、1人の[[プレイヤー]]が共通のプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーを2体以上[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合、そのプレイヤーがその中から選んだ1体だけ[[戦場]]に残り、残りは[[オーナー]]の[[墓地に置く|墓地に置かれる]]。これは[[状況起因処理]]であり、「[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]」と呼ばれていた。
  
 
詳細は[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]の項を参照。
 
詳細は[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]の項を参照。
 +
 +
===プレインズウォーカーへのダメージの移し替え(廃止)===
 +
プレイヤーへ混乱を招くとして、[[ドミナリア]]発売に伴い廃止された。これに合わせる形で[[火力]]などの[[テンプレート]]が変更され、大量の[[オラクル]]変更が行われた。廃止前のルールは以下のとおり。
 +
*プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、'''対戦相手である'''他のプレイヤーがコントロールする[[発生源]]が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでもよい。これは[[置換効果]]である(→[[移し変え]])。
 +
**あなたが[[ショック/Shock]]を、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーを対象に唱える場合、ショックが与えるダメージをプレインズウォーカーに与えることを選んでもよい。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
 +
***ショックの[[解決]]に際しダメージを与えるときにプレインズウォーカーに代わりに与えるのであって、ショックを唱える際の対象はプレイヤーであり、プレインズウォーカーに与えるという宣言も必要ない。ショックに対して[[打ち消す|カウンター]]を行う時点では対戦相手がどちらにダメージを与えるのかは判明していない。
 +
***逆に、あなたが唱えた[[地震/Earthquake]]などがあなたに与えるダメージは、あなたがコントロールするプレインズウォーカーに移し変えることはできない。
 +
**[[双頭巨人戦]]でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他の[[チームメイト]]がコントロールするプレインズウォーカーに与えることはできない。
 +
*[[物語の円/Story Circle]]のような[[軽減]]系のカードを使うときは注意が必要。[[ショック/Shock]]等の直接的なダメージは、プレインズウォーカーに移し変えられる前に軽減することが可能だが、戦闘ダメージの場合は直接プレインズウォーカーに与えられるため、プレイヤーへのダメージ軽減でそのダメージを防ぐことはできない。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
65行: 74行:
 
*[[神話レア]]が存在しなかったローウィンの5枚([[レア]])を除き、すべてのプレインズウォーカーは神話レアである。この5枚も、後の[[再録]]では神話レアになっている。
 
*[[神話レア]]が存在しなかったローウィンの5枚([[レア]])を除き、すべてのプレインズウォーカーは神話レアである。この5枚も、後の[[再録]]では神話レアになっている。
 
**また[[ルール文章]]で特にプレインズウォーカーに言及しているカードも[[稀少度]]が高く設定される。これは「複雑なカードほど稀少度を高くする」というデザイン方針による。また「プレインズウォーカーに直接手出しするのは特別なことである」というフレイバー性も含んでいる<ref>[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/266 Theroses Are Red (and White, Blue, Black, and Green), Part 1 ]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004245/ テーロス、それは赤き者(とか白とか青とか黒とか緑とか) その1](Making Magic 2013年9月23日) - [[英雄の破滅/Hero's Downfall]]の項目</ref>。
 
**また[[ルール文章]]で特にプレインズウォーカーに言及しているカードも[[稀少度]]が高く設定される。これは「複雑なカードほど稀少度を高くする」というデザイン方針による。また「プレインズウォーカーに直接手出しするのは特別なことである」というフレイバー性も含んでいる<ref>[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/266 Theroses Are Red (and White, Blue, Black, and Green), Part 1 ]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004245/ テーロス、それは赤き者(とか白とか青とか黒とか緑とか) その1](Making Magic 2013年9月23日) - [[英雄の破滅/Hero's Downfall]]の項目</ref>。
*カードデザインは他のカード・タイプと全く異なる物が用いられ、[[絵|イラスト]]に描かれたプレインズウォーカーがイラストの枠から(わずかではあるが)はみ出ている物が過半数を超えている。({{Gatherer|id=226415|カード画像}})
+
**一方でプレインズウォーカーはマジックの華とも言えるものであり、神話レアであるために初心者プレイヤーの手に行き渡らないことは問題であった。それを解決するため、[[カラデシュ]]からは[[プレインズウォーカーデッキ]]が発売されることとなった。
**なお、イラストが枠からはみ出しているのは{{Gatherer|id=74252|銀枠では日常茶飯事}}だが、[[銀枠]]以外では極めて珍しい。
+
***[[プレインズウォーカーデッキ]]の制作にあたり、忠誠度能力を持たないプレインズウォーカーも検討されていた<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/ramp-approval-2016-05-16 Ramp of Approval]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016971/ 試供品の次は] (Making Magic 2016年5月16日 [[Mark Rosewater]]著) </ref>。
*[[フレイバー・テキスト]]を除く[[文章欄]]に初めて登場したのは、[[未来予知]]の[[タイムシフト#未来予知のタイムシフト|フューチャーシフト]]、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]の[[注釈文]]である。
+
*[[開発部]]の方針では1つの[[ブロック (総称)|ブロック]]につきプレインズウォーカー・カードの収録は5枚まで、[[基本セット]]では6枚までとされている。必要と判断されれば、[[ゼンディカー・ブロック]]や[[イニストラードを覆う影ブロック]]のように例外的に6枚になることもある。
*現在の[[R&D]]の方針では1つの[[ブロック (総称)|ブロック]]につきプレインズウォーカー・カードの収録は5枚まで、[[基本セット]]では6枚までとされている。例外的に[[ゼンディカー・ブロック]]に収録されているプレインズウォーカー・カードは6枚である。
+
 
**この方針はあくまで「通常のカードセットのブースターパックに含まれるプレインズウォーカー・カード」に対する制約なので、[[プレインズウォーカーデッキ]]に収録されている([[トーナメント]]レベルにはならないことを意図された)プレインズウォーカー・カードはその制約を受けない<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/146769102073/starting-with-kaladesh-were-going-to-have-those Blogatog](Mark RosewaterのBlog 2016年6月1日</ref>。
 
**この方針はあくまで「通常のカードセットのブースターパックに含まれるプレインズウォーカー・カード」に対する制約なので、[[プレインズウォーカーデッキ]]に収録されている([[トーナメント]]レベルにはならないことを意図された)プレインズウォーカー・カードはその制約を受けない<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/146769102073/starting-with-kaladesh-were-going-to-have-those Blogatog](Mark RosewaterのBlog 2016年6月1日</ref>。
*[[プレインズウォーカーデッキ]]の制作にあたり、忠誠度能力を持たないプレインズウォーカーも検討されていた<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/ramp-approval-2016-05-16 Ramp of Approval]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016971/ 試供品の次は] (Making Magic 2016年5月16日 [[Mark Rosewater]]著) </ref>。
+
**[[2016年]]1月の[[ゲートウォッチの誓い]]から[[破滅の刻]]までの1年半は、[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の各メンバーのカードが常に[[スタンダード]]に存在するようになっていた。[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]も参照。
 
*英語では発音が同じ[[平地|平地(Plain)]]と間違えないように。Plainswalkerでは[[土地渡り|平地渡り]](をする者)になりフレーバーが台無しである。
 
*英語では発音が同じ[[平地|平地(Plain)]]と間違えないように。Plainswalkerでは[[土地渡り|平地渡り]](をする者)になりフレーバーが台無しである。
  

2018年4月23日 (月) 10:48時点における版

プレインズウォーカー/Planeswalkerは、カード・タイプの1つ。


Ajani Goldmane / 黄金のたてがみのアジャニ (2)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — アジャニ(Ajani)

[+1]:あなたは2点のライフを得る。
[-1]:あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。それらのクリーチャーは、ターン終了時まで警戒を得る。
[-6]:白のアバター(Avatar)・クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたのライフの総量に等しい。」を持つ。

4

目次

解説

ローウィンから新たに追加されたカード・タイプ。プレイヤーと同等のプレインズウォーカー/Planeswalkerであるキャラクターを表している。

カードデザインは他のカード・タイプと全く異なる物が用いられ、イラストに描かれたプレインズウォーカーがイラストの枠から(わずかではあるが)はみ出ている物が過半数を超えている(カード画像)。

アラーラの断片ブロックからストーリー、ゲーム環境共にマジック:ザ・ギャザリングを象徴するものとなっている。

ルール

アクティブ・プレイヤーは、そのメイン・フェイズの間でスタックが空のときに限り、プレインズウォーカー呪文唱えることができる。プレインズウォーカー呪文が解決される時、そのコントローラーは、それを自分のコントロール下で、右下に書いてある忠誠度に等しい数の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出す

すべてのプレインズウォーカー・カード特殊タイプ伝説の」を持っており、レジェンド・ルールの適用を受ける。イクサランより前に印刷されたプレインズウォーカー・カードには伝説と書かれていないが、オラクルの変更によって伝説の特殊タイプを持っている。

プレインズウォーカー・タイプ

プレインズウォーカーとしてのサブタイププレインズウォーカー・タイプと呼ばれる。これはクリーチャー・タイプとは異なる。これ自体にルール上の意味はないが、他から参照されることがある。

忠誠度

プレインズウォーカーは忠誠度という独自の特性を持ち、カードの右下に記載されている数値がその基準である。プレインズウォーカーは戦場に出るに際し、その数値と同数の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出る。戦場にある間はその上に乗っている忠誠カウンターの数が忠誠度である。状況起因処理の1つとして、忠誠度が0であるプレインズウォーカーは、そのオーナーの墓地に置かれる。

詳しいルールは忠誠度の項目を参照。

忠誠度能力

プレインズウォーカーは忠誠度能力と呼ばれる、忠誠シンボルをコストに含む起動型能力を持っている。忠誠度能力には通常の起動型能力とは異なる特別なルールが存在する。

詳しいルールは忠誠度能力の項目を参照。

戦闘やダメージに関するルール

プレインズウォーカーと戦闘ダメージに関するルールは以下の通りである。

  • プレインズウォーカーはクリーチャーではない。それ自身は攻撃にもブロックにも参加できない。
  • プレインズウォーカーにダメージが与えられた場合、その値に等しい数の忠誠カウンターが取り除かれる。その結果、忠誠カウンターが0個になったならば、状況起因処理により墓地に置かれる。
  • プレインズウォーカーをコントロールするプレイヤーに攻撃をする場合、攻撃側はプレインズウォーカーかプレイヤーのどちらを攻撃するかを選ぶ。戦闘に関しては通常通りの処理を行うが、ブロックされなかった場合は「選んだ攻撃先へ戦闘ダメージ割り振る」ことになる。
    • 例:対戦相手がAとBというクリーチャーをコントロールし、あなたはプレインズウォーカーをコントロールしており、またクリーチャーはコントロールしていない。Aの攻撃先をプレインズウォーカーとし、Bはあなたへと攻撃した場合、あなたはブロックするクリーチャーがいないため、Aはプレインズウォーカーに、Bはあなたに戦闘ダメージを与える。
    • またトランプルによるダメージも通常通り扱われ、余剰ダメージ分は攻撃している方へ与えることになる。注意すべきはプレインズウォーカーの忠誠度を越えるダメージがあっても、その余剰分をそのコントローラーに与えることはできない点である。
  • プレインズウォーカーが攻撃されているとき、そのプレインズウォーカーが戦場を離れたり、コントローラーが変わったりした場合、そのプレインズウォーカーは戦闘から取り除かれる。しかし、それを攻撃しているクリーチャーは依然として攻撃クリーチャーのままである。この場合、それら攻撃クリーチャーはブロック・クリーチャーに戦闘ダメージを与えるが、攻撃していたプレインズウォーカーがいないため、それに与えるはずだったダメージは発生しない。

旧ルール

プレインズウォーカーの唯一性ルール(廃止)

イクサランの発売以前のルールでは、1人のプレイヤーが共通のプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーを2体以上コントロールしている場合、そのプレイヤーがその中から選んだ1体だけ戦場に残り、残りはオーナー墓地に置かれる。これは状況起因処理であり、「プレインズウォーカーの唯一性ルール」と呼ばれていた。

詳細はプレインズウォーカーの唯一性ルールの項を参照。

プレインズウォーカーへのダメージの移し替え(廃止)

プレイヤーへ混乱を招くとして、ドミナリア発売に伴い廃止された。これに合わせる形で火力などのテンプレートが変更され、大量のオラクル変更が行われた。廃止前のルールは以下のとおり。

  • プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、対戦相手である他のプレイヤーがコントロールする発生源が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでもよい。これは置換効果である(→移し変え)。
    • あなたがショック/Shockを、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーを対象に唱える場合、ショックが与えるダメージをプレインズウォーカーに与えることを選んでもよい。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
      • ショックの解決に際しダメージを与えるときにプレインズウォーカーに代わりに与えるのであって、ショックを唱える際の対象はプレイヤーであり、プレインズウォーカーに与えるという宣言も必要ない。ショックに対してカウンターを行う時点では対戦相手がどちらにダメージを与えるのかは判明していない。
      • 逆に、あなたが唱えた地震/Earthquakeなどがあなたに与えるダメージは、あなたがコントロールするプレインズウォーカーに移し変えることはできない。
    • 双頭巨人戦でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他のチームメイトがコントロールするプレインズウォーカーに与えることはできない。
  • 物語の円/Story Circleのような軽減系のカードを使うときは注意が必要。ショック/Shock等の直接的なダメージは、プレインズウォーカーに移し変えられる前に軽減することが可能だが、戦闘ダメージの場合は直接プレインズウォーカーに与えられるため、プレイヤーへのダメージ軽減でそのダメージを防ぐことはできない。

ストーリー

マジックのプレイヤーはプレインズウォーカー/Planeswalkerという設定である。プレインズウォーカーを唱えるということは、そのプレインズウォーカーに協力を要請するということであり、プレインズウォーカーをコントロールしているということは、一緒に戦っているということである。

  • 戦闘やダメージに関するルールも、この設定に準じたものになっている。彼らは基本的にあなたの要求に従い力を貸してくれるが、対戦相手がそのプレインズウォーカーを直接狙ってきた場合でもなければ、わざわざあなたの身代わりになってはくれないのである。
    • 逆に、あなたの意思であなたがプレインズウォーカーの身代わりになることもできないので、そもそもプレインズウォーカー同士が身を護ること自体が難しいのかもしれない。
    • 例外的に、戦闘のみでならあなたの身代わりのように攻撃を引き受けてくれる能力を持つ者もいる。(→ギデオン・ジュラ/Gideon Juraなど)
  • 時のらせんブロック以前のプレインズウォーカーは神の如き力を持っており、カード1枚の能力として表現するには不適切であったため、カード化されなかった。しかし、大修復/The Mendingによってプレインズウォーカーが大きく力を失ったため、カード化する事が可能になった。
    • さらに時を経て、統率者2014のデザインにおいて「プレインズウォーカー・カードはプレインズウォーカーの全ての力を描いたものではなく、助けを求めた魔術師(コントローラー)を助けようという意志の分だけの力を描いたものである」と定義し直された[1]。これによって、大修復以前の旧世代プレインズウォーカーをカード化する事も可能となった。

その他

脚注

  1. Fate-ful Stories, Part 2/運命的な話 その2(Making Magic 2015年1月19日)
  2. Cards of Alara(Making Magic 2008年9月26日)
  3. An Angel's Eye View of Bant(Savor of Flavor 2008年10月8日
  4. Theroses Are Red (and White, Blue, Black, and Green), Part 1 /テーロス、それは赤き者(とか白とか青とか黒とか緑とか) その1(Making Magic 2013年9月23日) - 英雄の破滅/Hero's Downfallの項目
  5. Ramp of Approval/試供品の次は (Making Magic 2016年5月16日 Mark Rosewater著) 
  6. Blogatog(Mark RosewaterのBlog 2016年6月1日

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE