ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
29行: 29行:
 
*[[ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge]] - (1)(黒)(黒)クリーチャーの常在型能力。墓地から[[騎士]]を唱えてよい。これ自身は墓地からしか唱えられない。([[コールドスナップ]])
 
*[[ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge]] - (1)(黒)(黒)クリーチャーの常在型能力。墓地から[[騎士]]を唱えてよい。これ自身は墓地からしか唱えられない。([[コールドスナップ]])
 
*'''[[裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King]]''' - (3)(青)(黒)(赤)クリーチャーの常在型能力。墓地の各クリーチャーに[[蘇生]](2)(黒)を付与。([[アラーラの断片]])
 
*'''[[裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King]]''' - (3)(青)(黒)(赤)クリーチャーの常在型能力。墓地の各クリーチャーに[[蘇生]](2)(黒)を付与。([[アラーラの断片]])
**'''[[屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver]]''' - (1)(黒)蘇生(2)[[スリヴァー]]の常在型能力。墓地の各スリヴァーに蘇生(2)を付与。([[モダンホライゾン]])
+
**蘇生付与タイプのものはそちらの項を参照。
**'''[[死の波のアラウミ/Araumi of the Dead Tide]]''' - (1)(青)(黒)クリーチャーの、あなたの墓地を対戦相手の人数だけ追放する[[タップ能力]]。墓地のクリーチャー1枚を対象に、このターン[[再演]]を付与。([[統率者レジェンズ]])
+
**'''[[厳粛な破滅導き/Solemn Doomguide]]''' - (3)(黒)(黒)クリーチャーの常在型能力。墓地の各[[パーティー]]クリーチャーに蘇生(1)(黒)を付与。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
+
**'''[[ゴーストアーク/Ghost Ark]]''' - (4)[[搭乗]]2の[[機体]]アーティファクト。これが搭乗するたび、このターン墓地の各[[アーティファクト・クリーチャー]]に蘇生(3)を付与。([[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]])
+
 
*[[法務官の相談/Praetor's Counsel]] - (5)(緑)(緑)(緑)ソーサリー。単純にあなたの墓地を全て手札に戻すだけの[[回収]]カード。[[手札の上限]]も消える。([[ミラディン包囲戦]])
 
*[[法務官の相談/Praetor's Counsel]] - (5)(緑)(緑)(緑)ソーサリー。単純にあなたの墓地を全て手札に戻すだけの[[回収]]カード。[[手札の上限]]も消える。([[ミラディン包囲戦]])
 
**[[星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor]] - (5)(赤)(黒)[[プレインズウォーカー]]の-8[[忠誠度能力]]。全プレイヤーの墓地を追放し、以降それらは好きな色マナでプレイ可能になる。([[カルドハイム]])
 
**[[星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor]] - (5)(赤)(黒)[[プレインズウォーカー]]の-8[[忠誠度能力]]。全プレイヤーの墓地を追放し、以降それらは好きな色マナでプレイ可能になる。([[カルドハイム]])
**[[無限性の支配/Harness Infinity]] - (1)(黒)(黒)(黒)(緑)(緑)(緑)[[インスタント]]。あなたの手札と墓地を全て交換する。これ自身は追放。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
+
**[[無限性の支配/Harness Infinity]] - (1)(黒)(黒)(黒)(緑)(緑)(緑)インスタント。あなたの手札と墓地を全て交換する。これ自身は追放。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
 
**[[レンと七番/Wrenn and Seven]] - (3)(緑)(緑)プレインズウォーカーの-8忠誠度能力が、[[パーマネント・カード]]しか戻せない法務官の相談。([[イニストラード:真夜中の狩り]])
 
**[[レンと七番/Wrenn and Seven]] - (3)(緑)(緑)プレインズウォーカーの-8忠誠度能力が、[[パーマネント・カード]]しか戻せない法務官の相談。([[イニストラード:真夜中の狩り]])
 
*[[幽霊の酋長、カラドール/Karador, Ghost Chieftain]] - (5)(白)(黒)(緑)クリーチャーの常在型能力。あなたのターンの間、クリーチャーのみ1ターンに1枚ずつだけ唱えてよい。([[統率者 (カードセット)|統率者]])
 
*[[幽霊の酋長、カラドール/Karador, Ghost Chieftain]] - (5)(白)(黒)(緑)クリーチャーの常在型能力。あなたのターンの間、クリーチャーのみ1ターンに1枚ずつだけ唱えてよい。([[統率者 (カードセット)|統率者]])
*'''[[瀬戸際からの帰還/Back from the Brink]]''' - (4)(青)(青)エンチャントの起動型能力。唱えるのではなく、墓地のクリーチャー・カードをそのマナ・コストで追放してその[[コピー]]を[[生成]]する。([[イニストラード]])
+
*'''[[瀬戸際からの帰還/Back from the Brink]]''' - (4)(青)(青)エンチャントの[[起動型能力]]。唱えるのではなく、墓地のクリーチャー・カードをそのマナ・コストで追放してその[[コピー]]を[[生成]]する。([[イニストラード]])
 
*[[ヘイヴングルの死者/Havengul Lich]] - (3)(青)(黒)クリーチャーの起動コスト(1)の起動型能力。墓地のクリーチャー1枚を対象に、このターン唱えてよい。([[闇の隆盛]])
 
*[[ヘイヴングルの死者/Havengul Lich]] - (3)(青)(黒)クリーチャーの起動コスト(1)の起動型能力。墓地のクリーチャー1枚を対象に、このターン唱えてよい。([[闇の隆盛]])
 
*[[享楽者の宝物庫/Hedonist's Trove]] - (5)(黒)(黒)エンチャントの常在型能力。自分でなく対戦相手の墓地の全カードを[[ETB]]で追放。それらを1ターンに1枚ずつだけ唱えてよい。土地もプレイ可。([[タルキール龍紀伝]])
 
*[[享楽者の宝物庫/Hedonist's Trove]] - (5)(黒)(黒)エンチャントの常在型能力。自分でなく対戦相手の墓地の全カードを[[ETB]]で追放。それらを1ターンに1枚ずつだけ唱えてよい。土地もプレイ可。([[タルキール龍紀伝]])
49行: 46行:
 
*[[求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept]] - (1)(青)(黒)クリーチャーのサボタージュ能力。墓地のアーティファクト1枚を対象として唱えてよい。([[統率者2016]])
 
*[[求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept]] - (1)(青)(黒)クリーチャーのサボタージュ能力。墓地のアーティファクト1枚を対象として唱えてよい。([[統率者2016]])
 
**[[ギックスの信奉者、ローナ/Rona, Disciple of Gix]] - (1)(青)(黒)クリーチャーの常在型能力。これのETBで墓地から追放した土地でない[[歴史的]]なカード1枚のみ唱えてよい。([[ドミナリア]])
 
**[[ギックスの信奉者、ローナ/Rona, Disciple of Gix]] - (1)(青)(黒)クリーチャーの常在型能力。これのETBで墓地から追放した土地でない[[歴史的]]なカード1枚のみ唱えてよい。([[ドミナリア]])
**[[湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch]] - (2)(青)クリーチャーのタップ能力。墓地のアーティファクト1枚を対象として、このターン唱えてよい。([[エルドレインの王権]])
+
**[[湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch]] - (2)(青)クリーチャーの[[タップ能力]]。墓地のアーティファクト1枚を対象として、このターン唱えてよい。([[エルドレインの王権]])
 
**[[将軍、山崎兵子/Heiko Yamazaki, the General]] - (3)(赤)[[侍]]クリーチャー。あなたの侍か[[戦士]]が単独で攻撃するたび、墓地のアーティファクト1枚を対象として、このターン唱えてよい。(神河:輝ける世界)
 
**[[将軍、山崎兵子/Heiko Yamazaki, the General]] - (3)(赤)[[侍]]クリーチャー。あなたの侍か[[戦士]]が単独で攻撃するたび、墓地のアーティファクト1枚を対象として、このターン唱えてよい。(神河:輝ける世界)
**[[放浪者、アンラキール/Anrakyr the Traveller]] - (4)(黒)アーティファクト・クリーチャー。これが攻撃するたび墓地か手札のアーティファクト1枚を唱えてよい。マナ・コストの代わりにライフを支払う。(ウォーハンマー40,000統率者デッキ)
+
**[[放浪者、アンラキール/Anrakyr the Traveller]] - (4)(黒)[[アーティファクト・クリーチャー]]。これが攻撃するたび墓地か手札のアーティファクト1枚を唱えてよい。マナ・コストの代わりにライフを支払う。([[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]])
 
*'''[[見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagus]]''' - (3)アーティファクトの常在型能力。[[サイクリング]]を持ち土地でないカードのみ墓地から唱えてよい。サイクリングで墓地に置かれる分には追放されない。(破滅の刻)
 
*'''[[見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagus]]''' - (3)アーティファクトの常在型能力。[[サイクリング]]を持ち土地でないカードのみ墓地から唱えてよい。サイクリングで墓地に置かれる分には追放されない。(破滅の刻)
 
*'''[[意志の大魔術師/Magus of the Will]]''' - (2)(黒)クリーチャーの起動コスト(2)(黒)のタップ能力。これ自身を追放することによって、ヨーグモスの意志と同じ効果をこのターン得る。([[統率者2017]])
 
*'''[[意志の大魔術師/Magus of the Will]]''' - (2)(黒)クリーチャーの起動コスト(2)(黒)のタップ能力。これ自身を追放することによって、ヨーグモスの意志と同じ効果をこのターン得る。([[統率者2017]])
 
*[[墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide]] - (3)(青)(黒)(緑)クリーチャーの常在型能力。パーマネント・カード全般を墓地からプレイしてよいが、1つの[[カード・タイプ]]につき1ターンに1枚ずつだけ。(ドミナリア)
 
*[[墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide]] - (3)(青)(黒)(緑)クリーチャーの常在型能力。パーマネント・カード全般を墓地からプレイしてよいが、1つの[[カード・タイプ]]につき1ターンに1枚ずつだけ。(ドミナリア)
 
*[[隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand]] - (白)(黒)(緑)クリーチャーのあなたの墓地から[[伝説のカード]]2枚を追放する起動型能力。このターンの間、[[伝説のカード]]のみ墓地から唱えてよい。([[基本セット2020]])
 
*[[隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand]] - (白)(黒)(緑)クリーチャーのあなたの墓地から[[伝説のカード]]2枚を追放する起動型能力。このターンの間、[[伝説のカード]]のみ墓地から唱えてよい。([[基本セット2020]])
 +
**'''[[月の後裔、ナシ/Nashi, Moon's Legacy]]''' - (青)(黒)(緑)クリーチャー。攻撃するたび墓地の[[ネズミ]]か[[伝説のクリーチャー]]を1枚追放し、それの[[コピー]]を唱える。([[機械兵団の進軍:決戦の後に]])
 
*[[悪夢の達人、チェイナー/Chainer, Nightmare Adept]] - (2)(赤)(黒)クリーチャーの手札を1枚捨てる起動型能力。このターン、墓地のクリーチャーを1枚のみ唱えてよい。([[統率者2019]])
 
*[[悪夢の達人、チェイナー/Chainer, Nightmare Adept]] - (2)(赤)(黒)クリーチャーの手札を1枚捨てる起動型能力。このターン、墓地のクリーチャーを1枚のみ唱えてよい。([[統率者2019]])
 
*[[死の国からの脱出/Underworld Breach]] - (1)(赤)土地でないカードに[[脱出]]を与える常在型能力を持つエンチャント。[[終了ステップ]]にこれを[[生け贄に捧げる]]。([[テーロス還魂記]])
 
*[[死の国からの脱出/Underworld Breach]] - (1)(赤)土地でないカードに[[脱出]]を与える常在型能力を持つエンチャント。[[終了ステップ]]にこれを[[生け贄に捧げる]]。([[テーロス還魂記]])
63行: 61行:
 
*'''[[ガイアの意志/Gaea's Will]]''' - [[マナ・コストの無いカード]]になったヨーグモスの意思。[[待機]]4-(緑)。([[モダンホライゾン2]])
 
*'''[[ガイアの意志/Gaea's Will]]''' - [[マナ・コストの無いカード]]になったヨーグモスの意思。[[待機]]4-(緑)。([[モダンホライゾン2]])
 
*[[雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore]] - (2)(緑)(青)クリーチャーの常在型能力。[[ライブラリー]]からあなたの墓地に置かれるパーマネント・カードは追放され、それらのみプレイしてよい。([[イニストラード:真紅の契り]])
 
*[[雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore]] - (2)(緑)(青)クリーチャーの常在型能力。[[ライブラリー]]からあなたの墓地に置かれるパーマネント・カードは追放され、それらのみプレイしてよい。([[イニストラード:真紅の契り]])
**[[影の大ドルイド、カガ/Kagha, Shadow Archdruid]] - (2)(黒)(緑)クリーチャー。あなたのターンごとに1枚だけ、そのターン中に墓地に置かれたものだけプレイできるグロルナク。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
+
**[[影の大ドルイド、カガ/Kagha, Shadow Archdruid]] - (2)(黒)(緑)クリーチャー。あなたのターンごとに1枚だけ、そのターン中に墓地に置かれたものだけプレイできるグロルナク。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
 
*[[詩人、山崎典華/Norika Yamazaki, the Poet]] - (2)(白)侍クリーチャー。あなたの侍か戦士が単独で攻撃するたび、墓地のエンチャント1枚を対象として、このターン唱えてよい。(神河:輝ける世界)
 
*[[詩人、山崎典華/Norika Yamazaki, the Poet]] - (2)(白)侍クリーチャー。あなたの侍か戦士が単独で攻撃するたび、墓地のエンチャント1枚を対象として、このターン唱えてよい。(神河:輝ける世界)
*'''[[セラの模範/Serra Paragon]]''' - (2)(白)(白)クリーチャー。マナ総量3以下のパーマネント呪文か土地を1ターンに1枚ずつだけ墓地からプレイしてよい。それが戦場を離れると追放して2点回復。([[団結のドミナリア]])
+
*'''[[セラの模範/Serra Paragon]]''' - (2)(白)(白)クリーチャーの常在型能力。マナ総量3以下のパーマネント呪文か土地を1ターンに1枚ずつだけ墓地からプレイしてよい。それが戦場を離れると追放して2点回復。([[団結のドミナリア]])
*'''[[爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw]]''' - (1)(黒)(赤)クリーチャー。[[ドラゴン]]を1ターンに1枚ずつだけ墓地から唱えてよい。(団結のドミナリア)
+
*'''[[爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw]]''' - (1)(黒)(赤)クリーチャーの常在型能力。[[ドラゴン]]を1ターンに1枚ずつだけ墓地から唱えてよい。(団結のドミナリア)
 
*[[世界の導管/Conduit of Worlds]] - (2)(緑)(緑)アーティファクトのタップ能力。墓地のパーマネント1枚を対象に唱えてよい。ただし、このターンは後にも先にもその1枚しか唱えてはならない。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
 
*[[世界の導管/Conduit of Worlds]] - (2)(緑)(緑)アーティファクトのタップ能力。墓地のパーマネント1枚を対象に唱えてよい。ただし、このターンは後にも先にもその1枚しか唱えてはならない。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
 +
*[[レンと次元壊し/Wrenn and Realmbreaker]] - (1)(緑)(緑)プレインズウォーカーの-7忠誠度能力の[[紋章]]。パーマネント呪文か土地を墓地からプレイできる。([[機械兵団の進軍]])
 +
*[[新ベナリアの光、ダニサ/Danitha, New Benalia's Light]] - (1)(緑)(白)クリーチャーの常在型能力。[[オーラ]]か装備品を1ターンに1枚ずつだけ墓地から唱えてよい。(機械兵団の進軍:決戦の後に)
 
==脚注==
 
==脚注==
 
<references />
 
<references />

2023年5月17日 (水) 19:59時点における版


Yawgmoth's Will / ヨーグモスの意志 (2)(黒)
ソーサリー

ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、あなたの墓地にいずれの領域からでもカードが置かれるなら、代わりにそれを追放する。


Mark Rosewaterをして「最大の過ち」と言わしめた[1][2]マジック史上最強と謳われるカード墓地のカードをここまで自在に操れる呪文は他に類を見ない。

1ターン限定とはいえ、実質的に墓地のカードをすべて手札に加えるような効果によるアドバンテージは、ゲームバランスを崩壊させるに十分なものである。ゲームの後半に撃てば、わずか3マナで10枚以上のアドバンテージを得ることも可能であり、そのままゲーム終了となることも珍しくない。

このカードの強さはその性質上カード・プールの広さに依存する。軽くて強力な呪文、特に強力なマナ加速手段が多ければそれだけこのカードも強力に変貌を遂げる。当時のスタンダードでは、水蓮の花びら/Lotus Petal暗黒の儀式/Dark Ritualで0マナから唱えることができ、このカードの効果でそれらを使い回すことでフリースペルのような芸当が可能となっていた。ヴィンテージに至ってはBlack LotusMox等の凶悪なマナ・アーティファクトを筆頭に軽くて強烈な呪文が蔓延しているので、単純なカードパワーパワー9をも上回る。ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondとのシナジーも抜群である。

スタンダードでは黒ウィニー黒コントロールの後半の息切れ防止手段といったごく一般的な使い方から、ピットサイクルにおいて5枚目の魂の饗宴/Soul Feastを撃つために使用するなど絡みのデッキでは大抵投入されていたが、カード・プールの狭さのおかげで禁止カード入りは免れた。また、後半ほど強力になる、二度目の使用は効果が薄いなどといった性質から1、2枚挿しが一般的だったので、強力さの割にはシングルカード価格もそこまで高くはなかった。

  • このカードが登場した当時、タイプ1制限カードに指定されていた新たな芽吹き/Regrowthと比較しても、たった1マナ増えただけで墓地のカード全てに手を出せる。このカードがいかに強力かがわかるだろう。
    • 本項冒頭の、「Mark Rosewaterが「最大の過ち」と言った」理由もここにあり、オーバーパワーである事が予想できたにも関わらず作ってしまった事を反省している。
    • むしろ調整の結果さらにシンプルに強くなっており、MaRoのコラムによれば、Mike Elliottがデザインした当初は(1)(黒)(黒)で、もともとの手札はターン終了時まで使えなくなる効果がついていたそうである。

1999年10月1日、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードエクステンデッドタイプ1.5禁止カードに指定される。2004年09月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止となっている。

ルール

旧ルール

主な亜種

あなたの墓地のカードを唱えられるようにするカード。ヨーグモスの意思と同じく使ったカードが追放されるのは太字のみ。唱えられるのがインスタントソーサリーに限るものは瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの項を、土地に限るものは世界のるつぼ/Crucible of Worldsの項をそれぞれ参照。

脚注

  1. Make No MistakeMaking Magic 2003年11月10日) - その6
  2. M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)

参考

MOBILE