自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements

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このカードは、デザイン空間の枯渇を防ぐために何年間も温存されていた「マナ・コストにXを含むプレインズウォーカー」である。大きなXで唱えることに「マイナス能力を使える回数を増やす」以外の意味があるようにしたかったが、[[起動コスト]]にもXを用いると混乱を招くため、2番目の能力は忠誠カウンターの数を参照するものになった。奥義はニッサのフレイバーに沿った土地のクリーチャー化となり、1番目の能力は2番目の能力とシナジーを持つ[[ライブラリー操作]]となった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/amonkhet-talking-part-3-2017-05-08 Amonkhet Talking, Part 3]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018747/ 『アモンケット』語り その3](Making Magic [[2017年]]5月8日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
このカードは、デザイン空間の枯渇を防ぐために何年間も温存されていた「マナ・コストにXを含むプレインズウォーカー」である。大きなXで唱えることに「マイナス能力を使える回数を増やす」以外の意味があるようにしたかったが、[[起動コスト]]にもXを用いると混乱を招くため、2番目の能力は忠誠カウンターの数を参照するものになった。奥義はニッサのフレイバーに沿った土地のクリーチャー化となり、1番目の能力は2番目の能力とシナジーを持つ[[ライブラリー操作]]となった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/amonkhet-talking-part-3-2017-05-08 Amonkhet Talking, Part 3]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018747/ 『アモンケット』語り その3](Making Magic [[2017年]]5月8日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
また、奥義は当初5つの土地を2/2にする能力だったが、[[ローテーション]]の変更により[[森の代言者/Sylvan Advocate]]と[[スタンダード]]で共存することになり、この2枚の組み合わせで20点[[クロック]]を作れてしまうことが問題視され、2つの土地を5/5にするよう変更された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-amonkhet-part-2-2017-05-12 M-Files: Amonkhet, Part 2](Latest Developments 2017年5月12日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。
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また、奥義は当初5つの土地を2/2にする能力だったが、[[ローテーション]]の変更により[[森の代言者/Sylvan Advocate]]と[[スタンダード]]で共存することになり、この2枚の組み合わせで20点[[クロック]]を作れてしまうことが問題視され、2つの土地を5/5にするよう変更された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-amonkhet-part-2-2017-05-12 M-Files: Amonkhet, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018870/ Mファイル『アモンケット』編・パート2](Latest Developments 2017年5月12日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2017年5月23日 (火) 01:46時点における版


Nissa, Steward of Elements / 自然に仕える者、ニッサ (X)(緑)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ニッサ(Nissa)

[+2]:占術2を行う。
[0]:あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それが土地カードであるか、マナ総量が自然に仕える者、ニッサの上に置かれている忠誠(loyalty)カウンターの総数以下であるクリーチャー・カードであるなら、あなたはそのカードを戦場に出してもよい。
[-6]:あなたがコントロールする土地最大2つを対象とし、それらをアンタップする。ターン終了時まで、それらは飛行と速攻を持つ5/5のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それらは土地でもある。

X

アモンケットで登場した緑青ニッサ忠誠度能力占術ライブラリーの一番上カード展開土地クリーチャー化マナ・コストと初期忠誠度Xを含む初のプレインズウォーカーである。

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ルール

マナ・コストと忠誠度
±0能力
  • 見たカードが条件を満たしていないか、もしくはあなた戦場に出さないことを選んだ場合、それはライブラリーの一番上に残る。
  • 忠誠カウンターの数は能力解決時に数える。一度解決に入ったなら、解決が完了するまで、どのプレイヤーもニッサの忠誠度を変えることはできない。
  • 能力の解決前にニッサが戦場を離れた場合、忠誠カウンターの数は戦場における最後の情報を参照する。特に、それが忠誠度以上のダメージ与えられることで墓地に置かれていたのなら、戦場における最後の忠誠カウンターの数は0である。

開発秘話

このカードは、デザイン空間の枯渇を防ぐために何年間も温存されていた「マナ・コストにXを含むプレインズウォーカー」である。大きなXで唱えることに「マイナス能力を使える回数を増やす」以外の意味があるようにしたかったが、起動コストにもXを用いると混乱を招くため、2番目の能力は忠誠カウンターの数を参照するものになった。奥義はニッサのフレイバーに沿った土地のクリーチャー化となり、1番目の能力は2番目の能力とシナジーを持つライブラリー操作となった[1]

また、奥義は当初5つの土地を2/2にする能力だったが、ローテーションの変更により森の代言者/Sylvan Advocateスタンダードで共存することになり、この2枚の組み合わせで20点クロックを作れてしまうことが問題視され、2つの土地を5/5にするよう変更された[2]

関連カード

ストーリー

ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの陰謀を阻止するため、ゲートウォッチ/The Gatewatchの仲間たちとともにアモンケット/Amonkhetにやって来たニッサ/Nissa。苦しむ次元/Planeの魂との交信、そして壁の象形文字の記述から、ボーラスがこの次元の文化や環境を自らの望む形に作り変えてしまったことを突き止める。

詳細はニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)を参照。

脚注

  1. Amonkhet Talking, Part 3/『アモンケット』語り その3(Making Magic 2017年5月8日 Mark Rosewater著)
  2. M-Files: Amonkhet, Part 2/Mファイル『アモンケット』編・パート2(Latest Developments 2017年5月12日 Sam Stoddard著)
  3. TwitterAlison Luhrs

参考

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