Old Man of the Sea

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生きている、限定的な[[支配魔法/Control Magic]]。
 
生きている、限定的な[[支配魔法/Control Magic]]。
  
「[[アンタップ]]しないことを選んでもよい」「[[タップ]]状態であるかぎり~」という、[[継続的効果]]をもった最初の[[クリーチャー]]。[[個別エンチャント]]の弱点を補う最初のアイディアといえる。
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「[[アンタップ]]しないことを選んでもよい」「[[タップ]]状態であるかぎり~」という、[[継続的効果]]をもった最初の[[クリーチャー]]。[[オーラ]]の弱点を補う最初のアイディアといえる。
  
 
[[除去]]が少ない[[青]]にとって、3[[マナ]]と[[軽い|軽く]]、相手クリーチャーを奪い[[アドバンテージ]]を稼げることから、[[アラビアンナイト]]登場時から[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]][[カード]]に採用された。対[[ウィニー]]にも非常に効果的。
 
[[除去]]が少ない[[青]]にとって、3[[マナ]]と[[軽い|軽く]]、相手クリーチャーを奪い[[アドバンテージ]]を稼げることから、[[アラビアンナイト]]登場時から[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]][[カード]]に採用された。対[[ウィニー]]にも非常に効果的。
  
[[エターナル]]では、青のウィニーでは時に[[メインデッキ]]から、[[パーミッション]]等では[[サイドボード]]に採用される。特に近年、[[フィッシュ#エターナル|フィッシュ]]や[[黒]]や[[白]]などの[[ウィニー]]が増え続けており、これの採用率も増加している。3マナで2/3と、青にしてはなかなかの[[サイズ]]であるのもポイント。
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[[エターナル]]では、青のウィニーでは時に[[メインデッキ]]から、[[パーミッション]]等では[[サイドボード]]に採用される。特に近年、[[フィッシュ#エターナル|フィッシュ]]や[[黒]]や[[白]]などの[[ウィニー]]が増え続けており、これの採用率も増加している。3マナで2/3と、青にしてはなかなかの[[サイズ]]であるのもポイント。
  
 
*[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]]では、「Old Man of the Seaの[[パワー]]'''未満'''のパワーを持つクリーチャー」しか[[対象]]にできないバグがある。
 
*[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]]では、「Old Man of the Seaの[[パワー]]'''未満'''のパワーを持つクリーチャー」しか[[対象]]にできないバグがある。
*印刷時は'''マリード'''/''Marid''という特有の[[クリーチャー・タイプ]]を持っていたが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[ジン]]に変更された。
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*[[アラビアンナイト]]初出時は'''マリード'''/''Marid''という特有の[[クリーチャー・タイプ]]を持っていたが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[ジン]]に変更された。
**マリードとは[[ジン]]の階級の一つ。最高がイブリース、次がマリード、その下には[[イフリート]]、[[ネクラタル/Nekrataal|シャイターン]]、[[ジン]]、ジャーンの順で続いている。というわけで、このクリーチャーはイフリートやジンよりも高い地位にいたのだが、上記のサブタイプ変更によりずいぶんと降格してしまったことになる。
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**マリードとは[[ジン]]の階級の一つ。最高がイブリース、次がマリード、その下には[[イフリート]]、[[ネクラタル/Nekrataal|シャイターン]]、[[ジン]]、ジャーンの順で続いている。というわけで、このクリーチャーはイフリートやジンよりも高い地位にいたのだが、上記の[[サブタイプ]]変更によりずいぶんと降格してしまったことになる。
 
*元ネタは「アラビアン・ナイト」内「船乗りシンドバッドの冒険」に出てくる、シンドバッドの背中にしがみ付いて離れなくなる寄生虫のような老人。
 
*元ネタは「アラビアン・ナイト」内「船乗りシンドバッドの冒険」に出てくる、シンドバッドの背中にしがみ付いて離れなくなる寄生虫のような老人。
*[[フィフス・ドーン]]にて[[ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles]]としてリメイク。
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==関連カード==
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===主な亜種===
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タップ状態である限り、特定のクリーチャー1体のコントロールを得られる[[起動型能力]]を持つ[[パーマネント]]。特筆のない限り、[[起動コスト]]は(T)のみ。
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*[[魂の歌姫ルビニア/Rubinia Soulsinger]] - どのクリーチャーでも奪える[[緑白青]]の[[伝説のクリーチャー]]。コントロールし続ける必要あり。(2)(緑)(白)(青)。([[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]])
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*[[Willow Satyr]] - [[伝説のクリーチャー]]限定で奪える[[緑]]のクリーチャー。コントロールし続ける必要あり。(2)(緑)(緑)。(レジェンド)
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*[[Preacher]] - 対戦相手が選んだ自分のクリーチャー限定で奪える[[白]]のクリーチャー。(1)(白)(白)。([[ザ・ダーク]])
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*[[海の歌姫/Seasinger]] - [[島]]をコントロールしているプレイヤーのクリーチャー限定で奪える青のクリーチャー。コントロールし続ける必要あり。(1)(青)(青)。([[フォールン・エンパイア]])
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*[[メリーキ・リ・ベリット/Merieke Ri Berit]] - どのクリーチャーでも奪える[[白青黒]]の伝説のクリーチャー。コントロールし続ける必要あり。自力でアンタップできず、維持できなくなった時にクリーチャーが[[破壊]]される。(白)(青)(黒)。([[アイスエイジ]])
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*[[鱗のヒヴィス/Hivis of the Scale]] - [[ドラゴン]]限定で奪える[[赤]]の伝説のクリーチャー。コントロールし続ける必要あり。(3)(赤)(赤)。([[ミラージュ]])
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*[[占有の兜/Helm of Possession]] - 2マナとクリーチャー1体の[[生け贄に捧げる|生け贄]]とタップでどのクリーチャーでも奪える[[アーティファクト]]。コントロールし続ける必要あり。4マナ。([[テンペスト]])
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*[[無神経な抑圧者/Callous Oppressor]] - 対戦相手が選んだクリーチャー・タイプ以外のクリーチャーを奪える青のクリーチャー。(1)(青)(青)([[オンスロート]])
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*[[ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles]] - [[リメイク]]版。2マナとタップでコントロールする島の数以下のパワーのクリーチャーを奪えるアーティファクト。3マナ。([[フィフス・ドーン]])
  
 
==参考==
 
==参考==

2014年9月25日 (木) 16:22時点における最新版


Old Man of the Sea (1)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)

あなたは、あなたのアンタップ・ステップにOld Man of the Seaをアンタップしないことを選んでもよい。
(T):Old Man of the Seaのパワー以下のパワーを持つクリーチャー1体を対象とする。Old Man of the Seaがタップ状態であり続け、そのパワーがそのクリーチャーのパワー以上であり続けるかぎり、そのクリーチャーのコントロールを得る。

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生きている、限定的な支配魔法/Control Magic

アンタップしないことを選んでもよい」「タップ状態であるかぎり~」という、継続的効果をもった最初のクリーチャーオーラの弱点を補う最初のアイディアといえる。

除去が少ないにとって、3マナ軽く、相手クリーチャーを奪いアドバンテージを稼げることから、アラビアンナイト登場時からコントロールカードに採用された。対ウィニーにも非常に効果的。

エターナルでは、青のウィニーでは時にメインデッキから、パーミッション等ではサイドボードに採用される。特に近年、フィッシュなどのウィニーが増え続けており、これの採用率も増加している。3マナで2/3と、青にしてはなかなかのサイズであるのもポイント。

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

タップ状態である限り、特定のクリーチャー1体のコントロールを得られる起動型能力を持つパーマネント。特筆のない限り、起動コストは(T)のみ。

[編集] 参考

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