教区刃の見習い/Parish-Blade Trainee
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クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
訓練(このクリーチャーが、これより大きなパワーを持つ1体以上のクリーチャーと攻撃するたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
教区刃の見習いが死亡したとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これの上にあるすべてのカウンターをそれの上に置く。
白にしてはマナレシオが低いが訓練を持ち、死亡誘発で自身のカウンター全てを味方1体に託す人間・兵士。
とりあえず他にパワー2以上のクリーチャーがいれば、最初の攻撃時点で2/3相当と悪くない。召喚酔いも考慮すると動き出しが少々遅いのは気がかりではあるが、リミテッドならば十分許容範囲。死亡しても訓練で得た+1/+1カウンターを無駄にしない、コモンとしてはなかなか優秀なカード。訓練の性質上、実質的なサイズの上限はあるとはいえ白でデッキを組んでいるのであれば優先的に確保してもよいだろう。ただし、これ自体を大量ピックすると訓練を牽引するカードが減ってしまうのでバランスに注意。パワーが上がる儀礼用ナイフ/Ceremonial Knifeや花嫁衣装/Bride's Gownのような装備品をつけ替えれば、ターンをまたいで教区刃の見習い同士で訓練し合うことも可能。
構築では白単アグロが隆盛しており、採用できそうな気もするが実際には2マナ域は超激戦区でありスロットが無い。具体的にはイニストラード:真紅の契りだけでもスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenが、ローテーション時期の同じイニストラード:真夜中の狩りには日金の歩哨/Sungold Sentinel、剛胆な敵対者/Intrepid Adversaryという強力なウィニーが存在。登場時のスタンダード全域まで広げるとライバルは更に増える。一応単体除去に強いというメリットはあるが、流石に相手が悪すぎる。
- 死亡誘発の詳細、および同様の能力を持つクリーチャーに関しては優秀な学徒/Star Pupilを参照。