竜巻翼の嵐孵り/Whirlwing Stormbrood
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クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
瞬速
飛行
あなたはソーサリー呪文やドラゴン(Dragon)呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
Dynamic Soar / 力強き飛翔 (2)(緑)
ソーサリー — 前兆(Omen)
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター3個を置く。(その後、このカードをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。)
アンコモンの前兆カード・サイクル。本体は青でソーサリーやドラゴンのインスタント・プレイを許可するドラゴン。前兆は+1/+1カウンターを用いた強化。
前兆はマナ・コスト含め投与/Giveと同等であり、機能としては樫変化/Oakenformに近い。エンチャント用の除去を食らわなくなった代わりにカウンターを取り除く効果に弱くなった形。いずれにせよ序盤に置いた小型クリーチャーも無視できない戦力に膨れ上がり、元から回避能力や除去耐性を持つクリーチャーを強化すれば、場合によってはフィニッシャーも務まる存在に。構築の基準ではこちらだけだと少々不安が残るが、リミテッドならば前兆の時点で価値があり、本体も瞬速を持つフライヤーということで奇襲性が高い。色の組み合わせが合致しているならば、深く考えずともピックが出来る優れもの。ティムール・カラーのテーマである調和との相性も良好。
構築では前述の通り強化として見るとオーラと同じく明滅やバウンスでもリセットされてしまい、実質的なカード・アドバンテージの損失に繋がりやすいのが短所。インスタント・プレイの許可を目当てにする場合も、登場時点のスタンダードの範囲ではハイフェイのトリックスター/High Fae Tricksterがライバル。タフネスは僅かに上回るがマナレシオで見るとやや劣り、インスタント・プレイを許可する範囲もこちらの方が狭い。両方を活用できるビートダウンデッキならばこちらを優先する理由になる他、本体と前兆のマナ総量が異なる前兆カードの特徴を活かすコンボを併用するのであれば、こちらを採用する意義もあるか。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
タルキール:龍嵐録のアンコモンの前兆カードのサイクル。ドラゴンの本体とインスタントやソーサリーの前兆のどちらかで唱えることができ、前兆は本体に対して反時計回りの対抗色になっている。ドラコニック・ショーケース・フレーム版も存在する。
双つ口の嵐孵り/Twinmaw Stormbrood | (白) | - | 黒焦げの噛みつき/Charring Bite | (赤) |
竜巻翼の嵐孵り/Whirlwing Stormbrood | (青) | - | 力強き飛翔/Dynamic Soar | (緑) |
粛清の嵐孵り/Purging Stormbrood | (黒) | - | 本質の吸い上げ/Absorb Essence | (白) |
ルーン鱗の嵐孵り/Runescale Stormbrood | (赤) | - | 凍える金切り声/Chilling Screech | (青) |
破壊の嵐孵り/Disruptive Stormbrood | (緑) | - | ささやかな復讐/Petty Revenge | (黒) |