首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar

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Prime Speaker Vannifar / 首席議長ヴァニファール (2)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ウーズ(Ooze) ウィザード(Wizard)

(T),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーのマナ総量に1を足した値に等しいマナ総量を持つクリーチャー・カード1枚を探し、そのカードを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。起動はソーサリーとしてのみ行う。

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シミック連合/The Simic Combineの新たな指導者である伝説のエルフウーズウィザード出産の殻/Birthing Podを思わせる、クリーチャーを一回り大きく進化させる能力を持つ。

モダンを席巻し禁止カードとなった出産の殻と比べると重く召喚酔いがあり除去されやすいクリーチャーのためコンボキーカードとしては安定感に欠ける。だが出産の殻と違って起動コストマナが不要でやっかい児/Pestermiteなどからの連続起動が行いやすかったり侵入警報/Intruder Alarmともコンボが狙えたりという利点もあり、ラヴニカの献身発売直後から連続起動で鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerまで繋げることを狙った出産の殻の後継デッキヴァニファール・ポッドが早速構築されている。

高めのタフネス部族支援を受けやすいクリーチャー・タイプを持つが、スタンダードでは溶岩コイル/Lava Coilの存在によりタフネス4も安全圏とは言えずやはり脆さが目立つ。ここから墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetideに繋げて生け贄に捧げたカードを展開し直すローグデッキが試されているが、上位のメタには食い込んでいない。

[編集] 開発秘話

当初から出産の殻をモチーフとしており、マナ・コストは5マナ、P/Tは3/3、生け贄ではなく追放する、一度しか起動できず起動にコストが必要など、その悪名の高さへの恐れから現在よりもずっとカードパワーを抑えられていた。調整の末に4マナに戻され、起動にマナを不要とし何度も起動できるようになり、民兵のラッパ手/Militia Buglerサーチできるパワー2、稲妻の一撃/Lightning Strike稲妻/Lightning Boltで死亡しないタフネス4が与えられるなど、ギリギリまで強化が加えられた[1]

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身ギルド/Guild指導者サイクル。すべて神話レアであり、マナ・コストに所属するギルドの色マナを1つずつ含む。

ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身

ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに協力、あるいは利用されているギルド指導者はプレインズウォーカー太字)、ボーラスに抵抗するギルド指導者は伝説のクリーチャーである(Guild to Order, Part 2/支配するギルド その2)。

[編集] ストーリー

ヴァニファール/Vannifarシミック連合/The Simic Combineの首席議長/Prime Speaker。元はエルフだが、肉体をウーズに改造している。より直接的で素早い行動を訴え、投票によりゼガーナ/Zeganaに代わる新たなギルドマスターに選出された。

詳細はヴァニファール/Vannifarを参照。

[編集] 脚注

  1. Mファイル『ラヴニカの献身』編・多色(Play Design 2019年2月1日)

[編集] 参考

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