ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind

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コピーするのに少々時間がかかるのが難点ではあるが、コピー前でも4[[マナ]]3/3と青黒にしては優秀な[[サイズ]]を持ち、呪禁のおかげでコピー前にあっさり潰されるなどということもないため、コピーカードの中ではかなり扱いやすい部類だろう。
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[[リミテッド]]では、[[対戦相手]]の最強のクリーチャーに呪禁を足したものになれるのだから当然強い。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*[[戦場]]から[[対戦相手]][[墓地]]にカードが置かれたとき、その戦場での特性は考慮されない。[[クリーチャー]]化した[[魔鍵]]が[[死亡]]してもラザーヴの能力は誘発しない。
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*この能力はカードが「いずれかの領域から」墓地へ置かれた時の[[領域変更誘発]]である。そのカードの[[特性]]を参照する際は墓地へ移動した後の特性を参照し、戦場においての特性などは考慮しない。テキストも「[[クリーチャー]]・[[カード]]」であり、(戦場にある)「[[クリーチャー]]」ではない。
*[[トークン]][[カード]]では無いので誘発しない。
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**[[クリーチャー化]]した[[魔鍵]]が[[死亡]]してもラザーヴの能力は[[誘発]]しない。墓地の時点では既に[[アーティファクト]]・カードである。
*能力が[[誘発]]した後、[[解決]]前に誘発させたクリーチャー・カードが墓地から除外されても、[[最後の情報]]を元にそれのコピーになる。
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**墓地にある[[両面カード]]は常に[[第1面]]の特性だけを持つので、第1面がクリーチャーであれば誘発し、第1面のコピーになる。戦場で[[第2面]]であっても考慮されない。
*新たに戦場に出るわけでは無いので、コピー元の[[CIP]]や戦場に出る際の能力は機能しない。
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**[[反転カード]]や[[変異]]も同様に墓地に落ちたクリーチャーが戦場でどうだったかは考慮しないが、ラザーヴ自身の[[位相]]が[[反転]]状態だったり[[裏向き]]であったりした場合は、コピー後に位相を考慮した特性となる。
*「これの名前がディミーアの黒幕ラザーヴであり」というのはカード名はコピー前の値が保持されるという意味であり、「ディミーアの黒幕ラザーヴ」に変更されるという事では無い。[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]がラザーヴをコピーし、その能力によって墓地のクリーチャー・カードのコピーになった場合、そのカード名は騙り者、逆嶋のままである。(手札に戻る能力は無くなる)
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**[[トークン]]はカードでは無いので誘発しない。
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*能力が誘発した後、[[解決]]前に誘発させたクリーチャー・カードが墓地から移動しても、[[最後の情報]]を元にそれのコピーになる。
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*新たに[[戦場に出る]]わけでは無いので、コピー元の[[ETB]]や戦場に出る際の能力は機能しない。
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==オラクルの変遷==
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印刷時の[[ルール文章]]は「それの名前がディミーアの黒幕ラザーヴ'''のまま'''であり/except its name is '''still''' Lazav, Dimir Mastermind」というものだったが、[[2018年]]7月の[[オラクル]]更新で現在の文章に変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/core-set-2019-oracle-changes-2018-07-06 Core Set 2019 Oracle Changes](News 2018年7月6日)</ref>。印刷時の文章は「このコピー効果では元のカード名を変更しない」ということであり、[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]がラザーヴをコピーし、ラザーヴの能力によって墓地のクリーチャー・カードのコピーになった場合、そのカード名は騙り者、逆嶋のままである([[手札]]に[[戻す|戻る]]能力は無くなる)という文章と矛盾した効果となっていた。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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{{キャラクターを表すカード/ラザーヴ}}
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===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/ラヴニカへの回帰ブロックのギルド指導者}}
 
{{サイクル/ラヴニカへの回帰ブロックのギルド指導者}}
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==ストーリー==
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[[ディミーア家/House Dimir]]の新たなギルドマスター。[[ザデック/Szadek]]の魂と交信できると自称するが、真実は定かではない。「この[[次元/Plane|世界]]に私を止められる者はいない」と豪語する自信家。
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[[ラヴニカ/Ravnica]]を支配し、そこに隠された謎を明らかにするべく陰謀を巡らせている。自ら変装して活動することもあり、[[クレンコ/Krenko]]にタズ/Tazという偽名で接触して仕事を依頼した。
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/serious-fun/you-have-no-secrets-2013-01-01 You Have No Secrets]([[Daily MTG]]、Serious Fun、2013年1月1日、文:[[Adam Styborski]])
 
*[[コピーカード]]
 
*[[コピーカード]]
 
*[[ディミーア家/House Dimir]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ディミーア家/House Dimir]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ギルド門侵犯]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ギルド門侵犯]] - [[神話レア]]
 
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2019年1月15日 (火) 01:55時点における最新版


Lazav, Dimir Mastermind / ディミーアの黒幕ラザーヴ (青)(青)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

呪禁
クリーチャー・カードが1枚いずれかの領域から対戦相手1人の墓地に置かれるたび、あなたは「ディミーアの黒幕ラザーヴは、これの名前がディミーアの黒幕ラザーヴであり、他のタイプに加えて伝説であり呪禁とこの能力を持つことを除き、そのカードのコピーである」ことを選んでもよい。

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ラヴニカへの回帰ブロックの物語のキーパーソンとして暗躍する、ディミーア家/House Dimirの長である多相の戦士

対戦相手墓地クリーチャーカードが置かれるたび、それをコピーできる。戦場死亡したものはもちろん、手札ライブラリーから直接墓地に置かれたものにも化けられる。除去手札破壊ライブラリー破壊が得意な青黒に非常によく噛み合った条件と言える。

強さが対戦相手のデッキ次第で左右されるため少々不安定ではあるが、コピーせずにスルーすることも、別のカードにコピーし直すこともできるので、自由度は高い。呪禁による除去耐性も強み。

コピーするのに少々時間がかかるのが難点ではあるが、コピー前でも4マナ3/3と青黒にしては優秀なサイズを持ち、呪禁のおかげでコピー前にあっさり潰されるなどということもないため、コピーカードの中ではかなり扱いやすい部類だろう。

リミテッドでは、対戦相手の最強のクリーチャーに呪禁を足したものになれるのだから当然強い。

[編集] ルール

  • この能力はカードが「いずれかの領域から」墓地へ置かれた時の領域変更誘発である。そのカードの特性を参照する際は墓地へ移動した後の特性を参照し、戦場においての特性などは考慮しない。テキストも「クリーチャーカード」であり、(戦場にある)「クリーチャー」ではない。
  • 能力が誘発した後、解決前に誘発させたクリーチャー・カードが墓地から移動しても、最後の情報を元にそれのコピーになる。
  • 新たに戦場に出るわけでは無いので、コピー元のETBや戦場に出る際の能力は機能しない。

[編集] オラクルの変遷

印刷時のルール文章は「それの名前がディミーアの黒幕ラザーヴのままであり/except its name is still Lazav, Dimir Mastermind」というものだったが、2018年7月のオラクル更新で現在の文章に変更された[1]。印刷時の文章は「このコピー効果では元のカード名を変更しない」ということであり、騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorがラザーヴをコピーし、ラザーヴの能力によって墓地のクリーチャー・カードのコピーになった場合、そのカード名は騙り者、逆嶋のままである(手札戻る能力は無くなる)という文章と矛盾した効果となっていた。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ラヴニカへの回帰ブロックの各ギルド/Guildの指導者のサイクル。いずれも伝説のクリーチャーであり、マナ・コストに対応した色マナをそれぞれ2つずつ含む。

[編集] ストーリー

ディミーア家/House Dimirの新たなギルドマスター。ザデック/Szadekの魂と交信できると自称するが、真実は定かではない。「この世界に私を止められる者はいない」と豪語する自信家。

ラヴニカ/Ravnicaを支配し、そこに隠された謎を明らかにするべく陰謀を巡らせている。自ら変装して活動することもあり、クレンコ/Krenkoにタズ/Tazという偽名で接触して仕事を依頼した。

[編集] 参考

  1. Core Set 2019 Oracle Changes(News 2018年7月6日)
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