カード・タイプ

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'''カード・タイプ'''/''Card Type''は、[[オブジェクト]]の[[特性]]の1つ。[[紋章]]と[[スタック]]上にある[[能力]]を除いて、オブジェクトはカード・タイプを持つ。[[カード]]の[[タイプ行]]に印刷されている。
 
'''カード・タイプ'''/''Card Type''は、[[オブジェクト]]の[[特性]]の1つ。[[紋章]]と[[スタック]]上にある[[能力]]を除いて、オブジェクトはカード・タイプを持つ。[[カード]]の[[タイプ行]]に印刷されている。
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==解説==
 
==解説==
[[土地]]、[[クリーチャー]]、[[エンチャント]]、[[アーティファクト]]、[[インスタント]]、[[ソーサリー]]、[[部族]]、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]、[[次元]]、[[現象]][[ヴァンガード]]、[[計略]]、[[英雄]]の13種類があり、1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、[[アーティファクト・クリーチャー]]は1つの独立したタイプではなく、アーティファクトとクリーチャーの2つのカード・タイプを併せ持つ。
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通常の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のルールで用いるものは、'''[[土地]]''''''[[クリーチャー]]''''''[[エンチャント]]''''''[[アーティファクト]]''''''[[インスタント]]''''''[[ソーサリー]]''''''[[同族]]''''''[[プレインズウォーカー]]''''''[[ダンジョン]]''''''[[バトル]]'''の10種類。加えて、[[カジュアル変種ルール]]などで用いられるものとして'''[[ヴァンガード]]''''''[[次元]]'''、'''[[現象]]'''、'''[[計略]]''''''[[策略]]'''の5種類が存在し、計15種類が存在する。なお、'''[[英雄]]'''は市販されるカードに含まれておらず、[[総合ルール]]でもサポートされていない。詳細についてはそれぞれの各項を参照のこと。
  
何らかの[[効果]]によってオブジェクトのカード・タイプが変更される場合、新しいカード・タイプは以前のカード・タイプを全て上書きする。ただし、「それまでのタイプに加え」や「[カード・タイプ]でもある」のような表記が書かれている場合、元のカード・タイプはそのまま残って新たなタイプが追加される。また、「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果も同様に以前のカード・タイプを全て残す。
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1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、[[アーティファクト・クリーチャー]]は1つの独立したタイプではなく、「アーティファクト」と「クリーチャー」の2つのカード・タイプを併せ持つ。
  
以前は単に「[[タイプ]]」と呼ぶのが正式であり「カード・タイプ」というのは一種の俗称であったが、現在では「カード・タイプ」の方が正式名称である。
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何らかの[[効果]]によってオブジェクトのカード・タイプが変更される場合、新しいカード・タイプは以前のカード・タイプを全て上書きする。ただし、「それまでのタイプに加え」や「[カード・タイプ]でもある」のような表記がされている場合、元のカード・タイプはそのまま残って新たなタイプが追加される。また、「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果も同様に以前のカード・タイプを全て残す。
  
*ルール上カードでないオブジェクトもカード・タイプを持てることに注意。
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[[プレイヤー]]にカード・タイプを指定させる効果では、その[[フォーマット]]に存在しないカード・タイプを選ぶこともできる。通常のマジックでヴァンガード等を選ぶことも適正である。
*カード・タイプを持たないパーマネントが存在することもありえる。
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**パーマネントがカード・タイプを持たない状態になった場合でも、それはパーマネントとして[[戦場]]に残る({{CR|110.4c}})。
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*「'''カード'''・タイプ」とは言うが、ルール上カードでない[[トークン]]や[[コピー#4.呪文やスタック上の能力をコピーする効果|呪文のコピー]]もカード・タイプを持つ。
**例:アーティファクトが[[機械の行進/March of the Machines]]によってアーティファクト・クリーチャーになっているとき、それに対して[[ニューロックの変成者/Neurok Transmuter]]の2番目の能力を使用すると、[[依存]]のルールにより、そのパーマネントはカード・タイプをまったく持たなくなってしまう。
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*同じくタイプ行に印刷されるものに[[特殊タイプ]][[サブタイプ]]がある。特に特殊タイプはカード・タイプと並べて書かれるため混同に注意。詳細は各項を参照のこと。
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*以前は単に「[[タイプ]]」と呼ぶのが正式であり「カード・タイプ」というのは一種の俗称であったが、現在では「カード・タイプ」の方が正式名称である。
  
 
==カード・タイプ一覧==
 
==カード・タイプ一覧==
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*[[インスタント]](Instant)
 
*[[インスタント]](Instant)
 
*[[ソーサリー]](Sorcery)
 
*[[ソーサリー]](Sorcery)
*[[部族]](Tribal)
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*[[同族]](Kindred)
*[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]](Planeswalker)
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*[[プレインズウォーカー]](Planeswalker)
;定形外・その他
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*[[バトル]](Battle)
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;[[定形外のマジックのカード|定形外]]・その他
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*[[ダンジョン]](Dungeon)
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*[[ヴァンガード]](Vanguard)
 
*[[次元]](Plane)
 
*[[次元]](Plane)
 
*[[現象]](Phenomenon)
 
*[[現象]](Phenomenon)
*[[ヴァンガード]](Vanguard)
 
 
*[[計略]](Scheme)
 
*[[計略]](Scheme)
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*[[策略]](Conspiracy)
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*[[英雄]](Hero)
 
*[[英雄]](Hero)
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==複数のカード・タイプの組み合わせ==
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*[[アーティファクト・クリーチャー]]
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*[[アーティファクト・エンチャント]]
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*[[アーティファクト・土地]]
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*[[土地・クリーチャー]]
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*[[クリーチャー・エンチャント]]
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*[[同族]]・エンチャント
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*同族・インスタント
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*同族・ソーサリー
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*同族・アーティファクト
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*[[土地・エンチャント]]
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[[クリーチャー化]]などで後天的に複数のカード・タイプを持つ場合もある。
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最初から3つのカード・タイプが印刷されているカードはまだ存在しないが、[[パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros]]が[[生成]]する[[トークン]]はアーティファクト・クリーチャー・エンチャントという珍しい組み合わせ。
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インスタントやソーサリーはその性質上ほとんど組み合わせられることはない(インスタントに似た性質を与える[[キーワード能力]]として[[瞬速]]がある)。
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[[パーマネント]]はさまざまな組み合わせが網羅されているが、土地絡みはカード枚数が少ないし、「同族・土地」などまだ出ていない組み合わせもある。プレインズウォーカーは([[飢餓の潮流、グリスト/Grist, the Hunger Tide]]など[[常在型能力]]で追加されるものはいるが)タイプ行に他のカード・タイプが書かれることはないし、バトルやその他([[統率領域]]に置かれるものなど)もまだ該当していない。
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==廃止されたカード・タイプ==
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*[[インタラプト]]
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*[[マナ・ソース]]
  
 
==参考==
 
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*[[サブタイプ]]
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*[[特殊タイプ]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
  
 
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2024年9月12日 (木) 18:59時点における最新版

カード・タイプ/Card Typeは、オブジェクト特性の1つ。紋章スタック上にある能力を除いて、オブジェクトはカード・タイプを持つ。カードタイプ行に印刷されている。


Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。

*/1+*

目次

[編集] 解説

通常のマジックのルールで用いるものは、土地クリーチャーエンチャントアーティファクトインスタントソーサリー同族プレインズウォーカーダンジョンバトルの10種類。加えて、カジュアル変種ルールなどで用いられるものとしてヴァンガード次元現象計略策略の5種類が存在し、計15種類が存在する。なお、英雄は市販されるカードに含まれておらず、総合ルールでもサポートされていない。詳細についてはそれぞれの各項を参照のこと。

1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、アーティファクト・クリーチャーは1つの独立したタイプではなく、「アーティファクト」と「クリーチャー」の2つのカード・タイプを併せ持つ。

何らかの効果によってオブジェクトのカード・タイプが変更される場合、新しいカード・タイプは以前のカード・タイプを全て上書きする。ただし、「それまでのタイプに加え」や「[カード・タイプ]でもある」のような表記がされている場合、元のカード・タイプはそのまま残って新たなタイプが追加される。また、「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果も同様に以前のカード・タイプを全て残す。

プレイヤーにカード・タイプを指定させる効果では、そのフォーマットに存在しないカード・タイプを選ぶこともできる。通常のマジックでヴァンガード等を選ぶことも適正である。

  • カード・タイプ」とは言うが、ルール上カードでないトークン呪文のコピーもカード・タイプを持つ。
  • 同じくタイプ行に印刷されるものに特殊タイプサブタイプがある。特に特殊タイプはカード・タイプと並べて書かれるため混同に注意。詳細は各項を参照のこと。
  • 以前は単に「タイプ」と呼ぶのが正式であり「カード・タイプ」というのは一種の俗称であったが、現在では「カード・タイプ」の方が正式名称である。

[編集] カード・タイプ一覧

定形外・その他

[編集] 複数のカード・タイプの組み合わせ

クリーチャー化などで後天的に複数のカード・タイプを持つ場合もある。

最初から3つのカード・タイプが印刷されているカードはまだ存在しないが、パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros生成するトークンはアーティファクト・クリーチャー・エンチャントという珍しい組み合わせ。

インスタントやソーサリーはその性質上ほとんど組み合わせられることはない(インスタントに似た性質を与えるキーワード能力として瞬速がある)。

パーマネントはさまざまな組み合わせが網羅されているが、土地絡みはカード枚数が少ないし、「同族・土地」などまだ出ていない組み合わせもある。プレインズウォーカーは(飢餓の潮流、グリスト/Grist, the Hunger Tideなど常在型能力で追加されるものはいるが)タイプ行に他のカード・タイプが書かれることはないし、バトルやその他(統率領域に置かれるものなど)もまだ該当していない。

[編集] 廃止されたカード・タイプ

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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