ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold
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− | 生け贄に捧げる能力を持ったクリーチャーを使いまわす手段として有用であり、[[ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder]]ならばドローが止まるどころか逆に進み、[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]ならば擬似[[ダンシング・ノーム]]ができる。[[発掘]]や[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]で[[墓地送り]]にしたカードを回収したり、[[ドラコ爆発]] | + | 生け贄に捧げる能力を持ったクリーチャーを使いまわす手段として有用であり、[[ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder]]ならばドローが止まるどころか逆に進み、[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]ならば擬似[[ダンシング・ノーム]]ができる。[[発掘]]や[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]で[[墓地送り]]にしたカードを回収したり、[[ドラコ爆発]]などでライブラリーの一番上に置くこと自体を活用したりするのもよい。 |
[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の中速~低速の[[デッキ]]を中心に、幅広いデッキで使われた。[[エターナル]]でもしばしば採用され、[[生ける願い/Living Wish]]から[[サーチ]]されることも多い。 | [[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の中速~低速の[[デッキ]]を中心に、幅広いデッキで使われた。[[エターナル]]でもしばしば採用され、[[生ける願い/Living Wish]]から[[サーチ]]されることも多い。 | ||
− | * | + | *初出当時の[[レジェンド・ルール]]では「先出し」されると厳しかったうえ、天敵の[[不毛の大地/Wasteland]]が健在だったのでこれに頼り切る戦いはできなかった。 |
*{{Gatherer|id=5263|イラスト}}の要塞の下にある{{Gatherer|id=6168|都市}}が、[[裏切り者の都/City of Traitors]]である。 | *{{Gatherer|id=5263|イラスト}}の要塞の下にある{{Gatherer|id=6168|都市}}が、[[裏切り者の都/City of Traitors]]である。 | ||
*[[衝合/Conflux]]のような完全一致ではないが、英語版の[[カード名]]には収録された[[エキスパンション]]名([[ストロングホールド|Stronghold]])がそのまま入っている。 | *[[衝合/Conflux]]のような完全一致ではないが、英語版の[[カード名]]には収録された[[エキスパンション]]名([[ストロングホールド|Stronghold]])がそのまま入っている。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
− | + | [[ゾンビ]]・[[カード]]限定となった[[邪悪な岩屋/Unholy Grotto]]、[[アーティファクト]]を[[回収]]する[[アカデミーの廃墟/Academy Ruins]]、[[エンチャント]]を回収する[[ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity]]、[[土地]]を回収する[[石化した原野/Petrified Field]]などの亜種がある。 | |
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+ | ;墓地からクリーチャー・カードを回収する能力を持った土地。特記しない限りヴォルラスと違って直接[[手札に加える]]が使い捨て。 | ||
+ | *[[憑依された沼墓/Haunted Fengraf]] - 墓地から[[無作為に]]1枚手札に加える[[起動型能力]]を持つ。([[闇の隆盛]]) | ||
+ | *[[亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire]] - ヴォルラスの要塞と同効果の[[ETB]]能力を持つ。[[タップイン]]で[[黒マナ]]が出せる。([[戦乱のゼンディカー]]) | ||
+ | *[[永遠の洞窟、アザル/Atzal, Cave of Eternity]] - [[第1面]]がエンチャントである[[変身する両面カード]]の[[第2面]]。手札でなく直接戦場に戻す上、繰り返し起動できる。好きな色マナが出せる。([[イクサランの相克]]) | ||
+ | *[[愚蒙の記念像/Memorial to Folly]] - 墓地から1枚手札に加える起動型能力を持つ。タップインで黒マナが出せる。([[ドミナリア]]) | ||
+ | *[[魔女の小屋/Witch's Cottage]] - [[アンタップイン]]した場合のみヴォルラスの要塞と同効果のETB能力を持つ。条件付きタップインで[[黒マナ]]が出せる。([[エルドレインの王権]]) | ||
+ | *[[カーフェルの港/Port of Karfell]] - 手札でなく直接戦場にタップ状態で戻す起動型能力を持つ。[[切削]]4付き。タップインで[[青マナ]]が出せる。([[カルドハイム]]) | ||
+ | **[[墳墓の要塞/Tomb Fortress]] - アンタップ状態で戻すが[[ソーサリー・タイミング]]限定になったカーフェルの港。タップインで黒マナが出せる。([[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]) | ||
+ | *[[見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire]] - [[魂力]]で手札から捨てて起動。切削3付きで、[[プレインズウォーカー]]も戻せる。アンタップインで黒マナも出せるが伝説の土地。([[神河:輝ける世界]]) | ||
+ | *[[エッジウォールの宿屋/Edgewall Inn]] - [[当事者カード]]しか戻せない起動型能力を持つ。タップインで戦場に出る際に選んだ色1色のマナが出せる。([[エルドレインの森]]) | ||
+ | *[[アブスターゴ・エンターテイメント社/Abstergo Entertainment]] - [[歴史的]]なカードしか戻せない起動型能力を持つ。その後すべての墓地を追放する。[[フィルターランド]]。([[アサシンクリード]]) | ||
+ | *[[泥干潟村/Mudflat Village]] - [[トカゲ]]か[[コウモリ]]か[[リス]]か[[ネズミ]]しか戻せない起動型能力を持つ。黒マナが出せるがクリーチャー呪文にしか支払えない。([[ブルームバロウ]]) | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/伝説の土地のメガ・メガサイクル}} | {{サイクル/伝説の土地のメガ・メガサイクル}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[非マナ能力を持つ土地]] | *[[非マナ能力を持つ土地]] | ||
+ | *[[ヴォルラス/Volrath]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | *[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | ||
*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Tempest Remastered]] - [[神話レア]] | ||
[[Category:ストロングホールドの再録禁止カード|うおるらすのようさい]] | [[Category:ストロングホールドの再録禁止カード|うおるらすのようさい]] |
2024年8月16日 (金) 16:23時点における最新版
伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(1)(黒),(T):あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
5つのブロックに渡る伝説の土地のサイクルの黒版。自分の墓地のクリーチャー・カードをライブラリーの一番上に置ける。
ドローは止まるが、任意のクリーチャーの再利用は極めて強力であり、サイクルの中でも群を抜いて強力な能力。破壊やカウンターなどで対戦相手に対処されたものでも、生け贄に捧げるなどして自ら墓地に置いたクリーチャーでも回収できて非常に便利。土地であるという点も含めて、まさにパーミッションの天敵とも言えるようなカードである。
生け贄に捧げる能力を持ったクリーチャーを使いまわす手段として有用であり、ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elderならばドローが止まるどころか逆に進み、ボトルのノーム/Bottle Gnomesならば擬似ダンシング・ノームができる。発掘やけちな贈り物/Gifts Ungivenで墓地送りにしたカードを回収したり、ドラコ爆発などでライブラリーの一番上に置くこと自体を活用したりするのもよい。
コントロール系の中速~低速のデッキを中心に、幅広いデッキで使われた。エターナルでもしばしば採用され、生ける願い/Living Wishからサーチされることも多い。
- 初出当時のレジェンド・ルールでは「先出し」されると厳しかったうえ、天敵の不毛の大地/Wastelandが健在だったのでこれに頼り切る戦いはできなかった。
- イラストの要塞の下にある都市が、裏切り者の都/City of Traitorsである。
- 衝合/Confluxのような完全一致ではないが、英語版のカード名には収録されたエキスパンション名(Stronghold)がそのまま入っている。
[編集] 関連カード
ゾンビ・カード限定となった邪悪な岩屋/Unholy Grotto、アーティファクトを回収するアカデミーの廃墟/Academy Ruins、エンチャントを回収するヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity、土地を回収する石化した原野/Petrified Fieldなどの亜種がある。
- 墓地からクリーチャー・カードを回収する能力を持った土地。特記しない限りヴォルラスと違って直接手札に加えるが使い捨て。
- 憑依された沼墓/Haunted Fengraf - 墓地から無作為に1枚手札に加える起動型能力を持つ。(闇の隆盛)
- 亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire - ヴォルラスの要塞と同効果のETB能力を持つ。タップインで黒マナが出せる。(戦乱のゼンディカー)
- 永遠の洞窟、アザル/Atzal, Cave of Eternity - 第1面がエンチャントである変身する両面カードの第2面。手札でなく直接戦場に戻す上、繰り返し起動できる。好きな色マナが出せる。(イクサランの相克)
- 愚蒙の記念像/Memorial to Folly - 墓地から1枚手札に加える起動型能力を持つ。タップインで黒マナが出せる。(ドミナリア)
- 魔女の小屋/Witch's Cottage - アンタップインした場合のみヴォルラスの要塞と同効果のETB能力を持つ。条件付きタップインで黒マナが出せる。(エルドレインの王権)
- カーフェルの港/Port of Karfell - 手札でなく直接戦場にタップ状態で戻す起動型能力を持つ。切削4付き。タップインで青マナが出せる。(カルドハイム)
- 墳墓の要塞/Tomb Fortress - アンタップ状態で戻すがソーサリー・タイミング限定になったカーフェルの港。タップインで黒マナが出せる。(ウォーハンマー40,000統率者デッキ)
- 見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire - 魂力で手札から捨てて起動。切削3付きで、プレインズウォーカーも戻せる。アンタップインで黒マナも出せるが伝説の土地。(神河:輝ける世界)
- エッジウォールの宿屋/Edgewall Inn - 当事者カードしか戻せない起動型能力を持つ。タップインで戦場に出る際に選んだ色1色のマナが出せる。(エルドレインの森)
- アブスターゴ・エンターテイメント社/Abstergo Entertainment - 歴史的なカードしか戻せない起動型能力を持つ。その後すべての墓地を追放する。フィルターランド。(アサシンクリード)
- 泥干潟村/Mudflat Village - トカゲかコウモリかリスかネズミしか戻せない起動型能力を持つ。黒マナが出せるがクリーチャー呪文にしか支払えない。(ブルームバロウ)
[編集] サイクル
ミラージュ・ブロックからインベイジョン・ブロックまでの5つのブロックを通して完結した、伝説の土地のメガ・メガサイクル。Mark Rosewaterの5年がかりの大計画であった。→参考
- テフェリーの島/Teferi's Isle
- ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold
- ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow
- コーの安息所/Kor Haven
- ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis