呪文喰いの奇魔/Spellgorger Weird

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[[クリーチャー]]以外の[[呪文]]を[[唱える]]たびに巨大化していく[[奇魔]]。過去の[[カード]]では[[火の猟犬/Pyre Hound]]と似た性能である。
{{Gatherer|id=461072}}の右側には[[呪文持ちの奇魔/Spellkeeper Weird]]が描かれている。
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あらゆる[[インスタント]]が[[コンバット・トリック]]に化けるのは[[果敢]]同様に強力で、適切な[[デッキ]]で使えば大きな爆発力を発揮する。果敢と違い恒久的な[[強化]]であるため、[[戦闘]]後に[[誘発]]しても無駄にならない点が嬉しい。
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[[灯争大戦]]登場時の[[スタンダード]]には、[[イゼット・フェニックス]]など呪文を連打する[[デッキ]]が幾つかあるが、[[弾けるドレイク/Crackling Drake]]や[[奇怪なドレイク/Enigma Drake]]など[[回避能力]]を持つクリーチャーと[[スロット]]を争う力があるかは怪しい。ゆるい[[色拘束]]や[[+1/+1カウンター]]であるところ、また反応する[[カード・タイプ]]が幅広い点を活かしたい。
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[[リミテッド]]では、1回でも誘発させられれば[[マナレシオ]]的には合格。灯争大戦では各[[ブースターパック]]に最低1枚は[[プレインズウォーカー]]が含まれていることもあり(→[[変則的な稀少度]])、あまり非クリーチャー呪文に寄せすぎないデッキであってもマナレシオ分の働きをさせやすいという[[環境]]的強みがある。[[増殖]]の存在も追い風。同[[色]]に[[崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer]]などの方向性が合致したカードもいくつか収録されているため、それらと併用できればより一貫した[[シナジー]]デッキが成立する。
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その後[[基本セット2021]]で[[再録]]される。こちらのリミテッドでは低[[稀少度]]プレインズウォーカーや[[呪文持ちの奇魔/Spellkeeper Weird]]を失ったものの、[[選択/Opt]]に[[大慌ての棚卸し/Frantic Inventory]]、[[突破/Crash Through]]といった[[軽い|軽量]][[引く|ドロー]]の存在により特化したデッキなら爆発的な成長が見込めるようになった。
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*{{Gatherer|id=462392}}の右側に描かれているのは[[呪文持ちの奇魔/Spellkeeper Weird]]({{Gatherer|id=462316}})。互いにシナジーを形成し、[[フレイバー・テキスト]]も繋がっている。
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{{フレイバーテキスト|それぞれの研究所から逃げ出してから、二体の奇魔は助け合いながら、大戦の秘儀の力を糧としてきた。}}
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==関連カード==
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クリーチャーでない呪文を唱えるたび+1/+1カウンターを得るカード。特記しない限りクリーチャーで、'''太字'''はインスタントか[[ソーサリー]]でしか誘発しない。クリーチャー含む誘発条件のものは[[クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad]]の項を、そのターン中しか[[修整]]が続かないものは[[果敢]]の項をそれぞれ参照。
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*[[神話実現/Myth Realized]] - (白)[[エンチャント]]。[[起動]]コスト(白)でターン終了時までクリーチャー化する。起動(2)(白)で自己チャージも可。([[タルキール龍紀伝]])
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**[[浮遊する像/Levitating Statue]] - (2)[[アーティファクト]]版神話実現。クリーチャー化の起動コストが(2)で自己チャージ能力も失ったが、[[飛行]]を持つ上に素で1/1。([[兄弟戦争]])
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*'''[[火の猟犬/Pyre Hound]]''' - (3)(赤)2/3[[トランプル]]。([[イニストラードを覆う影]])
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**[[パイロケラトプス/Pyroceratops]] - (3)(赤)2/3トランプル。火の猟犬の[[上位互換]]。([[イコリア:巨獣の棲処]])
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**'''[[静電式歩兵/Electrostatic Infantry]]''' - (1)(赤)1/2トランプル。火の猟犬の[[下位種]]。([[団結のドミナリア]])
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*[[深根の勇者/Deeproot Champion]] - (1)(緑)1/1。([[イクサラン]])
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*[[第10管区の軍団兵/Tenth District Legionnaire]] - (赤)(白)2/2[[速攻]]。条件はこれを[[対象]]とした呪文。さらに[[占術]]1を行う。厳密にはクリーチャー呪文でも[[変容]]なら誘発可。([[灯争大戦]])
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**[[名射手、アーシー/Arcee, Sharpshooter]] - (1)(白)(赤)[[見た目以上のもの]](白)(赤)の[[第2面]]である2/2[[機体]]。条件はあなたのクリーチャーか機体を対象とした呪文で、その対象の数だけ乗る。([[トランスフォーマー・カード]])
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**[[天使の幼獣/Angelic Cub]] - (1)(白)1/1。条件はこれが呪文か[[能力]]の対象になるたび。ただし1ターンに1度しか誘発しない。+1/+1カウンターが3つ以上だと飛行を得る。([[ジャンプスタート2022]])
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**[[弓の名人、レゴラス/Legolas, Master Archer]] - (1)(緑)(緑)1/4[[到達]]。条件はこれを対象とした呪文。あなた以外のクリーチャーを対象とした呪文なら[[噛みつき]]を行う。([[指輪物語:中つ国の伝承]])
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**[[豆殻刀の導師/Seedglaive Mentor]] - (1)(白)(赤)3/2速攻[[警戒]]。条件はこれが呪文か能力の対象になるたび。ただし1ターンに1度しか誘発しない。([[ブルームバロウ]])
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**[[心火の英雄/Heartfire Hero]] - (赤)1/1。条件はこれが呪文か能力の対象になるたび。ただし1ターンに1度しか誘発しない。[[死亡]]時、各対戦相手にこれの[[パワー]]分[[ダメージ]]。(ブルームバロウ)
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**[[英雄的]]は割愛。
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*[[スプライトのドラゴン/Sprite Dragon]] - (青)(赤)飛行速攻1/1。(イコリア:巨獣の棲処)
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*'''[[クアンドリクスの誓約魔道士/Quandrix Pledgemage]]''' - (1)(緑/青)(緑/青)2/2。[[魔技]]誘発であり、インスタントやソーサリーの[[コピー]]でも誘発する。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
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**'''[[龍護りの精鋭/Dragonsguard Elite]]''' - (1)(緑)2/2。(4)(緑)(緑)で+1/+1カウンター数を倍に出来る[[起動型能力]]を持つクアンドリクスの誓約魔道士。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
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**'''[[カロークの世話人/Karok Wrangler]]''' - (4)(緑)3/3。自身以外のクリーチャーを対象に+1/+1カウンターを乗せてもよいクアンドリクスの誓約魔道士。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
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*[[底引き漁のドレイク/Trawler Drake]] - (2)(青)0/0飛行。+1/+1カウンターを[[油カウンター]]に置き換えたバージョン。戦場に出る際に1つ乗る。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
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*'''[[水飛沫の呪文使い/Splashy Spellcaster]]''' - (3)(青)2/4。+1/+1カウンターでなく魔術師の[[役割]][[トークン]]を[[生成]]する。自身以外につけてもよい。([[エルドレインの森]])
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*[[ラルと暗黙の迷路/Ral and the Implicit Maze]] - (3)(赤)(赤)[[英雄譚]]エンチャント。第III[[章能力]]で呪文喰いの奇魔トークンを生成する。([[モダンホライゾン3]])
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*[[大嵐の釣り人/Tempest Angler]] - (1)(青/赤)(青/赤)2/2。(ブルームバロウ)
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反対に対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えるたびに乗せるものに[[鋼毛玉の英雄/Steelburr Champion]]が存在する。
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]]

2024年8月6日 (火) 16:01時点における最新版


Spellgorger Weird / 呪文喰いの奇魔 (2)(赤)
クリーチャー — 奇魔(Weird)

あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、呪文喰いの奇魔の上に+1/+1カウンターを1個置く。

2/2

クリーチャー以外の呪文唱えるたびに巨大化していく奇魔。過去のカードでは火の猟犬/Pyre Houndと似た性能である。

あらゆるインスタントコンバット・トリックに化けるのは果敢同様に強力で、適切なデッキで使えば大きな爆発力を発揮する。果敢と違い恒久的な強化であるため、戦闘後に誘発しても無駄にならない点が嬉しい。

灯争大戦登場時のスタンダードには、イゼット・フェニックスなど呪文を連打するデッキが幾つかあるが、弾けるドレイク/Crackling Drake奇怪なドレイク/Enigma Drakeなど回避能力を持つクリーチャーとスロットを争う力があるかは怪しい。ゆるい色拘束+1/+1カウンターであるところ、また反応するカード・タイプが幅広い点を活かしたい。

リミテッドでは、1回でも誘発させられればマナレシオ的には合格。灯争大戦では各ブースターパックに最低1枚はプレインズウォーカーが含まれていることもあり(→変則的な稀少度)、あまり非クリーチャー呪文に寄せすぎないデッキであってもマナレシオ分の働きをさせやすいという環境的強みがある。増殖の存在も追い風。同崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificerなどの方向性が合致したカードもいくつか収録されているため、それらと併用できればより一貫したシナジーデッキが成立する。

その後基本セット2021再録される。こちらのリミテッドでは低稀少度プレインズウォーカーや呪文持ちの奇魔/Spellkeeper Weirdを失ったものの、選択/Opt大慌ての棚卸し/Frantic Inventory突破/Crash Throughといった軽量ドローの存在により特化したデッキなら爆発的な成長が見込めるようになった。

それぞれの研究所から逃げ出してから、二体の奇魔は助け合いながら、大戦の秘儀の力を糧としてきた。

[編集] 関連カード

クリーチャーでない呪文を唱えるたび+1/+1カウンターを得るカード。特記しない限りクリーチャーで、太字はインスタントかソーサリーでしか誘発しない。クリーチャー含む誘発条件のものはクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadの項を、そのターン中しか修整が続かないものは果敢の項をそれぞれ参照。

反対に対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えるたびに乗せるものに鋼毛玉の英雄/Steelburr Championが存在する。

[編集] 参考

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