フェアリーの導母/Faerie Guidemother
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クリーチャーとしては最小[[サイズ]]ながらも[[飛行]]を持ち、[[ウィニー]]の先鋒としてはまずまずの性能。強化呪文としては小型版[[天使の祝福/Angelic Blessing]]といったところで、[[コンバット・トリック]]として使えないながらも[[マナ・コスト]]は[[軽い|軽く]]、[[パワー]]寄りの[[修整]]と[[回避能力]]という組み合わせは攻め気のある[[デッキ]]とよくマッチしている。どちらも単独では若干見劣りする性能で、特にソーサリーの単体強化呪文はよほど性能が高くなければ[[構築]]水準に満たないことが多いが、[[カード]]1枚で両方が使えるのであれば十分に評価できる。クリーチャーを[[引く|引か]]ないと完全に[[腐る]]という、強化呪文全般が抱える問題が解消されているのも嬉しいところ。 | クリーチャーとしては最小[[サイズ]]ながらも[[飛行]]を持ち、[[ウィニー]]の先鋒としてはまずまずの性能。強化呪文としては小型版[[天使の祝福/Angelic Blessing]]といったところで、[[コンバット・トリック]]として使えないながらも[[マナ・コスト]]は[[軽い|軽く]]、[[パワー]]寄りの[[修整]]と[[回避能力]]という組み合わせは攻め気のある[[デッキ]]とよくマッチしている。どちらも単独では若干見劣りする性能で、特にソーサリーの単体強化呪文はよほど性能が高くなければ[[構築]]水準に満たないことが多いが、[[カード]]1枚で両方が使えるのであれば十分に評価できる。クリーチャーを[[引く|引か]]ないと完全に[[腐る]]という、強化呪文全般が抱える問題が解消されているのも嬉しいところ。 | ||
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2019年10月13日 (日) 04:32時点における版
クリーチャー — フェアリー(Faerie)
飛行
1/1Gift of the Fae / フェイからの贈り物 (1)(白)
ソーサリー — 出来事(Adventure)
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+1の修整を受け飛行を得る。(その後、このカードを追放する。あなたは後で追放領域からこのクリーチャーを唱えてもよい。)
クリーチャーに不思議な魔法をかけ、一時的に戦場という名の舞踏会の主役にしてくれる存在を描いた当事者カード。単体強化ソーサリーの出来事を持つ白のフェアリー。
クリーチャーとしては最小サイズながらも飛行を持ち、ウィニーの先鋒としてはまずまずの性能。強化呪文としては小型版天使の祝福/Angelic Blessingといったところで、コンバット・トリックとして使えないながらもマナ・コストは軽く、パワー寄りの修整と回避能力という組み合わせは攻め気のあるデッキとよくマッチしている。どちらも単独では若干見劣りする性能で、特にソーサリーの単体強化呪文はよほど性能が高くなければ構築水準に満たないことが多いが、カード1枚で両方が使えるのであれば十分に評価できる。クリーチャーを引かないと完全に腐るという、強化呪文全般が抱える問題が解消されているのも嬉しいところ。
登場時点のスタンダードでは白ウィニーの新たな戦力となったほか、緑白型出来事デッキで採用されている。
リミテッドでは序盤のクロックとしても、最後の一押しとしても役立つ、序盤から終盤まで無駄になりにくい良コモン。白緑のテーマである出来事関連とのシナジーは勿論のこと、オーラや装備品の強化先としても悪くない。
- 塔に閉じ込められたクリーチャーを救出できるのは原典の物語には無い展開ではあるが、「プリンセスを助ける存在」というフレーバーを見事に表現している。
- 静寂をもたらすもの/Hushbringer、不思議な道照らし/Mysterious Pathlighterと共に登場した、マジック史上初の白単色のフェアリー(多相を除く)。
開発秘話
モチーフは、童話『シンデレラ』に登場する、主人公シンデレラを不思議な力で助ける存在[1]。この存在が何であるかは伝承によって様々だが、ペロー版のシンデレラやそれを原作とするディズニー映画『シンデレラ』では、「フェアリー・ゴッドマザー」と呼ばれる妖精で、シンデレラに魔法でカボチャの馬車やガラスの靴を与え、この魔法は午前零時に解けてしまうと忠告した上で城の舞踏会へと送り出す。
展望デザインでは、自身が戦場を離れるまで自軍クリーチャー1体を4/4にするETB能力と瞬速を持つフェアリーで、色も青だった。これは魔法でクリーチャーを変身させるが、それがいつまで持続するかは分からないというフレイバーである。しかしながらプレイテストでは青の巨大化/Giant Growthのように扱われ、望んだような雰囲気にはならなかったので一度はファイルから削除された。その後、セット・デザインで白の当事者カードを作る際に同じフレイバーが再び採用され、このカードとなった[2]。
脚注
- ↑ Eldraine or Shine/何があってもエルドレイン(Making Magic 2019年9月9日 Mark Rosewater著)
- ↑ Eldraine Check, Part 2/エルドレイン・チェック その2(Making Magic 2019年9月30日 Mark Rosewater著)