みのむしぶらりんしゃん
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2011年3月4日 (金) 10:40時点における版
みのむしぶらりんしゃんは、浅原晃氏の製作による気の長いコントロールデッキの総称。黒を基調とした多色で組まれ、ひたすら手札破壊、アドバンテージカード、除去を繰り返すデッキである。
- 奇怪な名前の元ネタは、ゲーム『かまいたちの夜2』内で歌われる怖いわらべ歌。
極端に少ない勝ち手段で構築されることが多く、勝ち手段の存在意義を問うた問題作などと呼ばれることも。
目次 |
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロックのものは、黒と白に緑が補助色で足されている。
ソーサリー
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるクリーチャー・カード1枚か土地カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。生ける願いを追放する。
黒の単体除去と白の全体除去でクリーチャーを除去しつつ強迫/Duress&陰謀団式療法/Cabal Therapyの「8デュレス」でリソースを削る。緑からは強力なアドバンテージカードのクローサの大牙獣/Krosan Tuskerと生ける願い/Living Wishによるシルバーバレット戦略が組み込まれている。
勝ち手段は消えないこだま/Haunting Echoesからのライブラリーアウトかナントゥーコの僧院/Nantuko Monasteryや生ける願い/Living Wishからのクリーチャーによるビートダウンになる。
The Finals02で製作者の浅原晃が使用し、ベスト4に食い込んでいる。
サンプルレシピ
- 備考
- The Finals02 ベスト4(参考)
- 使用者:浅原晃
- フォーマット
インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期
インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロックのものは、黒を基調に白を除いた4色で組まれる。
インスタント
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚公開する。対戦相手1人はそれらのカードを2つの束に分ける。あなたは一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。
ソーサリー
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるソーサリー・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。燃え立つ願いを追放する。
黒の手札破壊・クリーチャー除去で戦況をコントロールしつつ、青のドローでアドバンテージを稼ぐ。赤は補助色で燃え立つ願い/Burning Wishによるシルバーバレット戦略が組み込まれている。
メインデッキには勝ち手段を搭載せず、ラストは1枚の消えないこだま/Haunting Echoesで対戦相手を投了させる。
サンプルレシピ
- 備考
- フォーマット
- 自力でマナを出せないフィルターランドが土地の3分の1を占めているのはすごいとしか言いようがない。
参考
- 第5回:浅原晃のデッキ構築劇場-現代における「みのむしぶらりんしゃん」の復活?(製作者による解説)
- デッキ集