ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge
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*2009年9月20日のルール改正で統率者は[[追放]]領域に置かれることとなったため、死せる願いを使う方法は不可能になったが、[[永遠からの引き抜き/Pull from Eternity]]や[[裂け目掃き/Riftsweeper]]で墓地に置くことにより唱えることができた(ただし[[固有色]]の関係で自分のデッキで併用することはできず、対戦相手の協力が必要であった)。 | *2009年9月20日のルール改正で統率者は[[追放]]領域に置かれることとなったため、死せる願いを使う方法は不可能になったが、[[永遠からの引き抜き/Pull from Eternity]]や[[裂け目掃き/Riftsweeper]]で墓地に置くことにより唱えることができた(ただし[[固有色]]の関係で自分のデッキで併用することはできず、対戦相手の協力が必要であった)。 |
2015年11月13日 (金) 14:49時点における版
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)
あなたはあなたの墓地にあるストロームガルドの災い魔、ハーコンを唱えてもよいが、それ以外からは唱えられない。
ストロームガルドの災い魔、ハーコンが戦場に出ているかぎり、あなたはあなたの墓地から騎士(Knight)呪文を唱えてもよい。
ストロームガルドの災い魔、ハーコンが死亡したとき、あなたは2点のライフを失う。
墓地にある時のみ唱えられるという特殊な制限を持つが、戦場に出ると後に続いて騎士が蘇って来る、百鬼夜行のような伝説のゾンビ・騎士。
性質上除去に非常に強く、騎士を従えていれば全体除去にすら耐性を持つ。3ターン目に唱えられることは稀だと思われるが3マナ3/3とコスト・パフォーマンスも上々。墓地に帰った時のライフロスも蛇人間の戦士/Serpent Warriorなどを考えれば軽いもの。
2番目の能力によってウィニーの中盤以降の息切れを防ぎ、パーミッションへの強力な切り札となる。どうやって墓地に置くかが問題になるが、共鳴者を使う、黒お得意の手札破壊を自分に向ける、赤と組んでラクドスの力を借りる、青と組んでドローを強化しつつ捨てる、発掘でライブラリーを掘り進むなどなど。優秀な騎士を多く有する白には捨てる手段が少ないのがやや残念。時のらせん後は小悪疫/Smallpoxで捨てるカードにちょうど良い存在であったため、ソーラーポックスなどに組み込まれた。
弱点として、バウンスや墓地対策を受けたり差し戻し/Remandや遅延/Delayされたりすると辛い。また性能的な問題ではないが、ハーコンが死亡した時の2点ライフロスは忘れやすいため注意。
- ハーコンや騎士が墓地に置かれたとしても、それらが追放されることはない。勘違いしないように注意。
- 宮廷の軽騎兵/Court Hussarとシナジーを形成する。白マナを支払わずに唱えることで、3マナソーサリー・タイミングで永続的にライブラリーを掘り進める。魔の魅惑/Alurenと合わせれば、ライブラリーのすべてを引き尽くすことも可能。
- 日本語カード名最長記録を16文字で更新。しかし次元の混乱でエフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efravaに抜かれる。
- 史上2体目の伝説のゾンビでもある。
- 元々はアヴラム・ガリースン/Avram Garrissonのカード化を考えていたが、ストーリーの都合でハーコン/Haakonが作られた(→ Card of the Day 2007/03/20(邦訳)参照)
ルール
1番目の能力
1番目の能力により、ハーコンは墓地からしか唱えることができない。
- 唱える処理そのものは、通常通りクリーチャー呪文を手札から唱える際のものと同様である。
- 墓地以外の領域からは唱えられないので、精神の願望/Mind's Desire・待機・続唱などから唱えることは不可能である。
- 唱える以外の方法で直接戦場に出すことに関しては、制限はない。手札からでもライブラリーからでも直接戦場に出してよい。
- シャーマンの恍惚/Shaman's Tranceを使えば、対戦相手の墓地にあるハーコンを唱えられる。
2番目の能力
2番目の能力はハーコンの常在型能力である。ルール文章に明記の通り、ハーコンが戦場にいる場合にしか有効ではない。
- 墓地から騎士をプレイする(唱える)処理そのものは、通常通り手札から唱える際のものと同様である。
- マナ・コストは支払う。コスト軽減カードやコスト増加カードの影響を受ける。
- 代替コストを適応して唱えてもよいが、ただし「あなたの手札にある(この)カードを…」というルール文章である場合は(手札ではなく墓地にあるので)適応できない。
- 追加コストも支払う。キッカーなどの任意の追加コストは、支払うか否かを選べる。
- 瞬速や魔の魅惑/Alurenなどによってインスタント・タイミングで唱えることが許可されているならば、そうしてよい。
- 騎士であれば、部族カードも墓地から唱えることができる。
- 騎士である土地を墓地からプレイしてもよい。土地を騎士にする方法の一例として、ドライアドの東屋/Dryad Arborを奸謀/Conspiracyで騎士にするという手段がある。
統率者としての利用
伝説のクリーチャーであるため統率者戦の統率者として指定できるが、墓地以外から唱えられないという自身の能力によって、統率者として戦場に出すことは、統率の灯台/Command Beaconで一度手札に加えてから捨てるくらいしか方法がない。
- 基本セット2010発売前までは統率者は統率領域ではなくゲーム外領域に置かれていたため、死せる願い/Death Wishで手札に加え、その後に墓地に送ることができた。
- 2009年9月20日のルール改正で統率者は追放領域に置かれることとなったため、死せる願いを使う方法は不可能になったが、永遠からの引き抜き/Pull from Eternityや裂け目掃き/Riftsweeperで墓地に置くことにより唱えることができた(ただし固有色の関係で自分のデッキで併用することはできず、対戦相手の協力が必要であった)。