ETB

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ETBとは、「戦場に出る」、あるいは、「このパーマネント戦場に出たとき」の誘発条件を持つ誘発型能力を意味する俗語。

目次

解説

語源は「戦場に出る/Enter The Battlefield」の頭文字。基本セット2010前のルール用語である「場に出る/Comes Into Play」の略であるCIPという呼び方も根強い。マジック公式サイトの開発記事では「入場(能力)」と訳されている。

ルール

その他

  • 魂の管理人/Soul Wardenのような他のパーマネントが戦場に出ることで誘発する能力はETB能力と呼ばれることはない。
  • 対になる概念として、「戦場から墓地に置かれる(ときに誘発する能力)」のことをPIG(能力)という。
  • 他の能力を持たず、ETB能力の解決後はバニラクリーチャーのように働くクリーチャーのことを開発部バーチャル・バニラ[1]/実質バニラ[2](Virtual Vanilla)と呼んでいる。
  • 最も最初に印刷されたETB能力持ちと言えるカードはスタング/Stanggだが、開発部がカード・デザインとして意識し始めたのはビジョンズである[3][4]

単純な効果のETB能力を持つカードの代表

ライフ操作
カード・アドバンテージ
除去
その他

参考

  1. A Few More Words from R&D/開発部語辞典・増補版Making Magic 2013年6月10日 Mark Rosewater著)
  2. A Few More Words from R&D/開発部語辞典2016(Making Magic 2016年11月8日 Mark Rosewater著)
  3. 素晴らしいバニラの材料(Latest Developments 2016年11月11日)
  4. 『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日)
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