再誕槽/Vat of Rebirth

提供:MTG Wiki

2023年4月12日 (水) 22:36時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Vat of Rebirth / 再誕槽 (黒)
アーティファクト

アーティファクトやクリーチャーのうちあなたがコントロールしていてこれでない1つが戦場から墓地に置かれるたび、再誕槽の上に油(oil)カウンター1個を置く。
(2)(黒),(T),再誕槽の上から油カウンター4個を取り除く:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。


3マナタップリアニメイトが行える有色アーティファクト。追加で油カウンターも4つ必要。

設置コストを含めても4マナは完全蘇生として妥当なラインである。条件を満たせれば繰り返し使えて強力だが、実際にやってみると割と大変。アーティファクトクリーチャー戦場から墓地に落ちると自力で油カウンターが乗せられるが、要するに単独では1体のリアニメイトにパーマネント4個の墓地送りが必要となる。トークンのように1枚から複数のパーマネントが出る手段や、増殖等で効率良くカウンターを増やす必要があるだろう。

ソーサリー・タイミング限定とはいえ、使い回しがきくリアニメイト手段というのは強力で、構築でも生け贄に捧げる機会が多いデッキに採用される。登場時点のスタンダードパイオニアサクリファイス系デッキでは、トークンなどを利用して墓地へ送った偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierなどの大物を釣り上げるデッキが見られるようになった。血はそれ自体がアーティファクトということで、油カウンターの補充もこなせて一石二鳥。使い回しがきくことから、フィニッシャー級を用意できていない状況でも税血の収穫者/Bloodtithe Harvesterなど、下準備を担当する小型クリーチャーのリアニメイトが可能で隙が無い。アーティファクトがテーマのカード・セットが複数同居しており、除去手段が豊富なのは逆風ではあるが、設置には1マナしかかからないのでテンポ・アドバンテージ面ではむしろ有利に立てる場合も多い。

リミテッドでは有利な交換が比較的発生しづらいのもあって、クリーチャーが4体死亡するごとに1体戻ってくるだけでも普通に優秀。もちろん他に油カウンターを乗せるカードピックできるのであれば、更に効率は向上してくれる。油カウンター生け贄の多い黒赤に特に適性がある。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ファイレクシア:完全なる統一の(M)1マナ有色アーティファクトサイクル稀少度アンコモンのみアーティファクト・クリーチャーで、他は油カウンターに関連した起動型能力を持つ。

[編集] 参考

MOBILE