秘密を知るもの、トスキ/Toski, Bearer of Secrets

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2024年1月29日 (月) 17:45時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
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Toski, Bearer of Secrets / 秘密を知るもの、トスキ (3)(緑)
伝説のクリーチャー — リス(Squirrel)

この呪文は打ち消されない。
破壊不能
各戦闘で、秘密を知るもの、トスキは可能なら攻撃する。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引く。

1/1

沿岸の海賊行為/Coastal Piracyを内蔵した伝説のリス。ただしドローは強制。

攻撃強制ペナルティ能力があるが、破壊不能により戦闘で打ち取られる心配は少ない。無敵のブロッカーとしての運用を避けるという意味合いが大きいと思われる。打ち消されず、破壊不能を持つため対処が難しく、クリーチャーが並ぶデッキならばかなりのカード・アドバンテージを期待できる。これ自身が戦闘ダメージ与えてもしっかりカードを引けるのもポイント。1/1と貧弱なので適当な相手にブロックされ続けて終わるということも多いだろうが、クリーチャーの少ないコントロールデッキに対しては攻撃を通せる機会も少なくない。

登場時のスタンダードにはグレートヘンジ/The Great Hengeエッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeperなど、強力なドローエンジンが存在するのが向かい風だが、対コントロール性能の高さからサイドボードの選択肢の一つになっている。変容などの強化カードや恋煩いの野獣/Lovestruck Beastとの相性も良い。チャンプブロッカーとなる1/1のトークンが比較的多い環境であるため、それらを一方的に討ちとり消費させられる点もわずかながら有効に機能する。

ドロー能力はクラリオンのスピリット/Clarion Spiritフェリダーの撤退/Felidar Retreatといった横並べ戦略との相性がよく、ナヤ・クラリオンではボード・アドバンテージを潤沢な手札につなげられる強力なドローエンジンとして機能した。1ターンのみ無敵のブロッカーとなる点も地味ながら無視できない。

  • 色の協議会で緑を担当するMegan Smithとしては沿岸の海賊行為は青に相当するらしく[1]、トスキにも調整を加えるはずだったが間に合わなかったという[2]
    • 大きなクリーチャーの展開ではなく小粒クリーチャーの横並べを奨励するという観点でもやや緑らしくないカードである[1]。実際にドローエンジンとして猛威を振るったのもが絡むデッキであった。
    • 攻撃強制のペナルティ能力が緑らしくないという議論もあったが、「赤が1種色となる能力だが、緑にも攻撃中心の能力は多く、欠点を広げているので大きな曲げではない」という形で決着した[3]。何かと「らしくなさ」の話題に事欠かないカードである。

ストーリー

トスキ/Toskiは、カルドハイム/Kaldheim星界の怪物/Cosmos monsterの一体で、悪戯好きなリス。雄。エシカ/Esikaの伝令として世界樹/The World Treeを走り回り、あちこちの領界/Realmへ伝言を運ぶ。

詳細はトスキ/Toskiを参照。

参考

  1. 1.0 1.1 Twitter(2022年12月31日 Megan Smith)
  2. Twitter(2022年12月31日 Megan Smith)
  3. Kaldheim Storytime, Part 2/『カルドハイム』の物語 その2Making Magic 2021年2月1日 Mark Rosewater著)
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