ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge

提供:MTG Wiki

2015年11月22日 (日) 08:31時点における220.108.32.83 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Haakon, Stromgald Scourge / ストロームガルドの災い魔、ハーコン (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)

あなたはあなたの墓地にあるストロームガルドの災い魔、ハーコンを唱えてもよいが、それ以外からは唱えられない。
ストロームガルドの災い魔、ハーコンが戦場に出ているかぎり、あなたはあなたの墓地から騎士(Knight)呪文を唱えてもよい。
ストロームガルドの災い魔、ハーコンが死亡したとき、あなたは2点のライフを失う。

3/3

墓地にある時のみ唱えられるという特殊な制限を持つが、戦場に出ると後に続いて騎士が蘇って来る、百鬼夜行のような伝説のゾンビ・騎士。

性質上除去に非常に強く、騎士を従えていれば全体除去にすら耐性を持つ。3ターン目に唱えられることは稀だと思われるが3マナ3/3とコスト・パフォーマンスも上々。墓地に帰った時のライフロス蛇人間の戦士/Serpent Warriorなどを考えれば軽いもの。

2番目の能力によってウィニーの中盤以降の息切れを防ぎ、パーミッションへの強力な切り札となる。どうやって墓地に置くかが問題になるが、共鳴者を使う、お得意の手札破壊を自分に向ける、と組んでラクドスの力を借りる、と組んでドローを強化しつつ捨てる、発掘ライブラリーを掘り進むなどなど。優秀な騎士を多く有するには捨てる手段が少ないのがやや残念。時のらせん後は小悪疫/Smallpoxで捨てるカードにちょうど良い存在であったため、ソーラーポックスなどに組み込まれた。

弱点として、バウンス墓地対策を受けたり差し戻し/Remand遅延/Delayされたりすると辛い。また性能的な問題ではないが、ハーコンが死亡した時の2点ライフロスは忘れやすいため注意。

ルール

1番目の能力

1番目の能力により、ハーコンは墓地からしか唱えることができない。

2番目の能力

2番目の能力はハーコンの常在型能力である。ルール文章に明記の通り、ハーコンが戦場にいる場合にしか有効ではない。

統率者としての利用

伝説のクリーチャーであるため統率者戦統率者として指定できるが、墓地以外から唱えられないという自身の能力によって、統率者として戦場に出すことは、統率の灯台/Command Beaconで一度手札に加えてから捨てるくらいしか方法がない。

  • 基本セット2010発売前までは統率者は統率領域ではなくゲーム外領域に置かれていたため、死せる願い/Death Wishで手札に加え、その後に墓地に送ることができた。
  • 2009年9月20日のルール改正で統率者は追放領域に置かれることとなったため、死せる願いを使う方法は不可能になったが、永遠からの引き抜き/Pull from Eternity裂け目掃き/Riftsweeperで墓地に置くことにより唱えることができた(ただし固有色の関係で自分のデッキで併用することはできず、対戦相手の協力が必要であった)。
  • 改正から統率の灯台が収録される統率者2015の発売(2015年11月)まで、5年以上もの間、「統率領域から自力では絶対に出せない統率者」であり続けた。

参考

MOBILE