神/Kami

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*[[神|'''神'''/''God'']]とは異なる。日本語および漢字としての「神(かみ)」は、超人的・超常的で信仰の対象となるような存在を意味する。一方で[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[クリーチャー・タイプ]]として存在する神は英語"god"の訳語だが、これらの概念は必ずしも一致しているわけではない(参考:[[Wikipedia:ja:神|神 - Wikipedia]])。マジックにおいては、神河の神/Kamiはアニミズム的な精霊に近く、その他の[[次元/Plane]]の神/Godは多神教における神と近しい概念として扱われている。大口縄や明神のように設定上は後者としても扱われうる神も存在しているが、神河の神として[[スピリット]]と神の両方のクリーチャー・タイプを持つ[[カード]]は2022年現在作られていない。
 
*[[神|'''神'''/''God'']]とは異なる。日本語および漢字としての「神(かみ)」は、超人的・超常的で信仰の対象となるような存在を意味する。一方で[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[クリーチャー・タイプ]]として存在する神は英語"god"の訳語だが、これらの概念は必ずしも一致しているわけではない(参考:[[Wikipedia:ja:神|神 - Wikipedia]])。マジックにおいては、神河の神/Kamiはアニミズム的な精霊に近く、その他の[[次元/Plane]]の神/Godは多神教における神と近しい概念として扱われている。大口縄や明神のように設定上は後者としても扱われうる神も存在しているが、神河の神として[[スピリット]]と神の両方のクリーチャー・タイプを持つ[[カード]]は2022年現在作られていない。
 
*見た目の特徴である浮遊物は、[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]のスケッチが元になっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/ask-wizards-march-2005-2005-03-01 Ask Wizards - March, 2005](Feature 2005年3月1日 Wizards of the Coast著)</ref>。
 
*見た目の特徴である浮遊物は、[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]のスケッチが元になっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/ask-wizards-march-2005-2005-03-01 Ask Wizards - March, 2005](Feature 2005年3月1日 Wizards of the Coast著)</ref>。
*神河の獏は、日本に伝わる伝説の生物としての[[Wikipedia:ja:獏|獏]]と比較すると姿が大きく異なっている。実際、神河の獏のデザインは[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のクリーチャーである[[知性喰らい/Devour Intellect|インテレクト・ディヴァウラー]]が元になっている<ref name="cite20050218" />。それぞれの[[絵|イラスト]]を見比べるとよく似ているのが分かる({{Gatherer|id=528688|インテレクト・ディヴァウラー(画像左)}}、{{Gatherer|id=94258|神河の獏}})。
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*神河の獏は、日本に伝わる伝説の生物としての[[Wikipedia:ja:獏|獏]]と比較すると姿が大きく異なっている。実際、神河の獏のデザインは[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のクリーチャーである[[インテレクト・ディヴァウラー/Intellect Devourer]]が元になっている<ref name="cite20050218" />。それぞれの[[絵|イラスト]]を見比べるとよく似ているのが分かる({{Gatherer|id=564815|インテレクト・ディヴァウラー}}、{{Gatherer|id=94258|神河の獏}})。
 
*[[神河:輝ける世界]]では、現し世と隠り世の統合によって現れた[[クリーチャー・エンチャント]]や、神が宿り動き出した社である[[共同目的の御神体/Go-Shintai of Shared Purpose|御神体]]、神を内蔵しているメカ([[開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine|勝利械]])が登場した。これらはクリーチャー・タイプとしてスピリットは持っていないが、イラストでは神と類似した浮遊物の描写がされているようだ({{Gatherer|id=549858|イラスト1}}、{{Gatherer|id=549972|イラスト2}}、{{Gatherer|id=553863|イラスト3}})。
 
*[[神河:輝ける世界]]では、現し世と隠り世の統合によって現れた[[クリーチャー・エンチャント]]や、神が宿り動き出した社である[[共同目的の御神体/Go-Shintai of Shared Purpose|御神体]]、神を内蔵しているメカ([[開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine|勝利械]])が登場した。これらはクリーチャー・タイプとしてスピリットは持っていないが、イラストでは神と類似した浮遊物の描写がされているようだ({{Gatherer|id=549858|イラスト1}}、{{Gatherer|id=549972|イラスト2}}、{{Gatherer|id=553863|イラスト3}})。
  

2022年6月17日 (金) 18:26時点における最新版

/Kamiクリーチャーの種族の一つで、神河/Kamigawaの精霊(スピリット/Spirit)。

目次

[編集] 解説

神河の精霊の世界である隠り世/Kakuriyoに棲み、もう一方の物質の世界である現し世/Utsushiyoの森羅万象に宿る。人間大蛇人など現し世の定命の者から信仰、崇拝を受けている。神が現し世に姿を現した際は、その周囲に奇妙な浮遊物を飛ばすのが特徴(イラスト)。

[編集] 特徴的な神

[編集] 定命の者との関わり

神の乱
本来は定命の者に敬われる神だったが、神の乱においては穏やかな神も定命の者を襲うことがあった。
啓蒙の時代/Era of Enlightenment
神の乱が終結した後、香醍/Kyodai皇国/The Imperial courtによる統治下では定命の者と神との関係は大きく改善した。一方で、大口縄/O-Kagachiが倒され、現し世と隠り世を隔てる境界が壊れたことで、神河では統合/Mergeと呼ばれる現象が散発的に起こり始めた。これによって神が現し世に危険を及ぼす可能性があったが、定命の者の組織である樹海の兵団/The Order of Jukai、皇国、水面院/Minamo Academyが協力して統合のゲート/Merge gatesを建設し、以来神は安全に現し世へ訪れることができるようになった。
当世/The Modern Age
霜剣山市/Sokenzanshi大田原/Otawaraで起こった革新により、神との深い繋がりを持たずに隠り世の力を引き出す新技術が生まれた。これに抵抗感を持つ神もいる一方、変化を楽しみにしている神もいる。更に、技術に関連する新たな神も出現している。

[編集] キャラクター

[編集] 主要な神

[編集] 神河ブロックの主な神

明神
龍の神

[編集] 神河:輝ける世界の主な神

御神体の神
転生した龍の神
明神

[編集] ゲームでの特徴


Kami of the Hunt / 狩猟の神 (2)(緑)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

あなたがスピリット(Spirit)か秘儀(Arcane)呪文を唱えるたび、狩猟の神はターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

2/2


Kami of Empty Graves / 空の墓の神 (3)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

転生3(このクリーチャーが死亡したとき、あなたはあなたの墓地にあるマナ総量が3以下のスピリット(Spirit)・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻してもよい。)

4/1

スピリットクリーチャー・タイプを持つことで表現される。

神の乱を描いた神河ブロックにおいては、クリーチャーカードの半数近くを神であるスピリットが占めている。にはやや多くには少ない傾向にあるが、どのにも一定数存在している。スピリットクラフト転生などのメカニズムにより、神同士にシナジーのあるデザインがされている。神を表すクリーチャー・トークンとして、無色の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを生成するカードも存在する。

神河謀叛では、スピリットでないクリーチャーがスピリットクラフトにより気カウンターを得て、反転して伝説のスピリットとなる反転カードサイクルが作られた。これは、現し世の生物に宿っていた神が姿を現すというフレイバーを表している[3]

神河:輝ける世界では、クリーチャー・カードとしては大きく割合を減らしている。や緑では比較的多く収録されており、エンチャントと関連付けられたメカニズムを持つものが多い。

[編集] その他

[編集] 関連ページ

神河ブロック
神河:輝ける世界

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. 英語ではTowazu(とわず)表記も存在。
  2. あざまき/Azamaki表記も存在。

[編集] 出典

  1. Ask Wizards - April, 2005(Feature 2005年4月1日 Wizards of the Coast著)
  2. 神河物語公式ハンドブック』(真木孝一郎ホビージャパン 2004年10月1日) p.10
  3. 3.0 3.1 The Creative Side of Kamigawa(News 2005年2月18日 Aaron Forsythe著)
  4. Ask Wizards - March, 2005(Feature 2005年3月1日 Wizards of the Coast著)

[編集] 参考

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