12post
提供:MTG Wiki
細 (→レガシー) |
|||
73行: | 73行: | ||
{{#card:Crop Rotation}} | {{#card:Crop Rotation}} | ||
− | [[緑青]]の構成で[[渦まく知識/Brainstorm]]や[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]を使って[[土地]]を[[探す]]のが一般的。[[#モダン|モダン]]との違いは、高速で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]や[[フィニッシャー]]を[[戦場に出す]]ことができる[[実物提示教育/Show and Tell]]、直接戦場に出せる土地[[サーチ]]手段である[[輪作/Crop Rotation]]などが挙げられる。豊富な土地サーチ手段を利用して、レガシー特有の様々な[[ | + | [[緑青]]の構成で[[渦まく知識/Brainstorm]]や[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]を使って[[土地]]を[[探す]]のが一般的。[[#モダン|モダン]]との違いは、高速で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]や[[フィニッシャー]]を[[戦場に出す]]ことができる[[実物提示教育/Show and Tell]]、直接戦場に出せる土地[[サーチ]]手段である[[輪作/Crop Rotation]]などが挙げられる。豊富な土地サーチ手段を利用して、レガシー特有の様々な[[基本でない土地]]が[[挿す|1枚挿し]]される。 |
また、[[MUD#レガシー|MUD]]のマナ基盤として12Postが採用されることもある。 | また、[[MUD#レガシー|MUD]]のマナ基盤として12Postが採用されることもある。 |
2015年8月16日 (日) 14:59時点における版
12postはデッキのアーキタイプの1つ。デッキ名は、構成によって雲上の座/Cloudpostが実質12枚入っているかのように挙動することに由来する。大元となったミラディン・ブロック構築のバージョンの製作者はGabriel Nassif。
目次 |
ミラディン・ブロック構築
ミラディン・ブロック構築に存在するコンボ寄りの緑コントロールデッキ。雲上の座/Cloudpostをサーチできる森の占術/Sylvan Scryingと刈り取りと種まき/Reap and Sowを4枚ずつ投入することで、「12post」を構成する。
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・土地1つを対象とし、それを破壊する。
・あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
双呪(1)(緑)(あなたが双呪コストを支払った場合、両方を選ぶ。)
大量の無色マナからは主に歯と爪/Tooth and Nailに繋ぎ、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusや白金の天使/Platinum Angelなどでゲームを決める。他には対コントロールで効く精神隷属器/Mindslaverもエンドカードとして使われる。
緑中心のため、メタゲームの中心にある親和対策のアーティファクト破壊が投入しやすいのも流行の一因となった。
デッキカラーは緑単色、または赤緑・緑白・緑青のバリエーションがあり、赤を含む場合は火の玉/Fireballも併用される。ただしミラディン・ブロック構築の場合、親和の速度に対抗するため、安定性を高めた単色か、他の色はタッチにとどめるものが一般的である。
- 最高速度で大量のマナを揃えて歯と爪/Tooth and Nailを唱える、いわゆる歯と爪デッキはこの12postが走りであり、この戦略は後に緑系ウルザトロンなどへと受け継がれた。
- 雲上の座はウルザランドに比べてスロットを圧迫しないため、ウルザトロンよりも色マナを出せる土地を多く入れることができる。そのぶん素で揃えるのが難しく、また複数枚並んだ時に小回りが利きにくいのも難点。歯と爪との相性もあってスタンダードではウルザトロンのほうが主流だった。
後期型
- 備考
- グランプリニュージャージー04 優勝 (参考)
- 使用者:Jeff Garza
- フォーマット
12post [1] | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
初期型
- 備考
- プロツアー神戸04 準優勝 (参考)
- 使用者:Gabriel Nassif
- フォーマット
12post [2] | |
---|---|
モダン
モダンにおいては、ヴェズーヴァ/Vesuvaと微光地/Glimmerpostによって「12post」を構成する。
主に緑を中心とし、赤緑や緑青の構成が主流。サーチ手段として、フィニッシャーにもなり得る原始のタイタン/Primeval Titanが多くの場合に採用され、風景の変容/Scapeshiftや探検の地図/Expedition Mapなどもしばしば採用される。
大量の無色マナの使い道には、引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornや無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyreといった始祖エルドラージが用いられる。
モダンが公式フォーマットとなった直後よりメタゲームの中心に位置しており、プロツアーフィラデルフィア11においては、2日目進出率こそ奮わなかったものの使用者数が最多であった。
2011年10月1日より雲上の座/Cloudpostが禁止カードに指定されたため、環境から姿を消すこととなった。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーフィラデルフィア11 ベスト8 (参考)
- 使用者:Jesse Hampton
- フォーマット
- ブリーチポスト(Breach Post)と呼ばれる赤緑のバージョン。
- その名の通り裂け目の突破/Through the Breachを採用し、引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornにより戦場を壊滅させることを狙う。
レガシー
レガシーにも少数存在する。ヴェズーヴァ/Vesuvaと微光地/Glimmerpostによって「12post」を構成するが、ヴェズーヴァの枚数は抑えられる場合も多く単にCloudpostと呼ばれる場合もある。
天敵である不毛の大地/Wastelandの対策のためにメインデッキから真髄の針/Pithing Needleを採用するなどの対策がなされている。
アーティファクト
真髄の針が戦場に出るに際し、カードの名前1つを選ぶ。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、土地を1つ生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、そのカードを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
緑青の構成で渦まく知識/Brainstormや師範の占い独楽/Sensei's Divining Topを使って土地を探すのが一般的。モダンとの違いは、高速で原始のタイタン/Primeval Titanやフィニッシャーを戦場に出すことができる実物提示教育/Show and Tell、直接戦場に出せる土地サーチ手段である輪作/Crop Rotationなどが挙げられる。豊富な土地サーチ手段を利用して、レガシー特有の様々な基本でない土地が1枚挿しされる。
また、MUDのマナ基盤として12Postが採用されることもある。
サンプルレシピ
- 備考
- StarCityGames.com Premier IQ 第5位 (参考)
- 使用者:Clinton Whitehurst
- フォーマット
post [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
- 緑青のバージョン。
- 血染めの月/Blood Moonや発展の代価/Price of Progressへの対策として青霊破/Blue Elemental Blastがサイドボードに採用されている。