風立ての高地/Windbrisk Heights

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(10人の利用者による、間の12版が非表示)
1行: 1行:
http://www.google.co.jp/imgres?q=新月零+ベクター&um=1&safe=off&sa=N&biw=1128&bih=318&hl=ja&tbm=isch&tbnid=sknKpg-S4_OVjM:&imgrefurl=http://dic.nicovideo.jp/b/a/%25E7%259C%259F%25E6%259C%2588%25E9%259B%25B6/91-&docid=05piCLTiTYpJ-M&imgurl=http://dic.nicovideo.jp/oekaki/657235.png&w=500&h=300&ei=u34dUvrDIYeIlAXhhYGoBg&zoom=1&ved=1t:3588,r:4,s:0,i:92&iact=rc&page=2&tbnh=173&tbnw=290&start=4&ndsp=8&tx=206&ty=59
+
{{#card:Windbrisk Heights}}
 +
[[ローウィン]]の[[秘匿]][[能力]]を持つ[[土地]](秘匿ランド)の[[白]]。白の秘匿は、3体以上の[[クリーチャー]]で[[攻撃]]することで[[カード]]を[[プレイ]]できる。
 +
 
 +
[[リミテッド]]・[[構築]]を問わず、これは達成がかなり容易な部類に入る。[[ウィニー]]系[[ビートダウンデッキ|ビートダウン]]などの手数で押す[[デッキ]]ならば3体以上の攻撃は普通に行われるため使い易い。特に[[ローウィン・ブロック]]では、まさに白の[[キスキン]]が「攻撃を行う際にメリットが発生する[[能力]]」を持つ[[クリーチャー・タイプ]]として位置づけられているため、このカードとの相性は抜群。
 +
 
 +
構築では[[幽体の行列/Spectral Procession]]という優秀な[[トークン]]生成カードの存在もあり、[[キスキン (デッキ)|キスキンデッキ]]を始め[[白黒トークン]]や[[赤白ヒバリ]]・[[緑白トークン]]といった所謂白系トークンデッキに4枚投入されている。[[エクステンデッド]]でも[[白ウィニー#エクステンデッド(時のらせん期)|白ウィニー]]に採用されるほか、[[マナ・クリーチャー]]で条件を満たし[[ファッティ]]の高速召喚につなげる[[緑白秘匿]]の[[キーカード]]となった。[[モダン]]でも[[白黒トークン#モダン|白黒トークン]]で採用される。
 +
 
 +
リミテッドでも3体以上の攻撃は普通に行われるので、白を絡められるならば投入して良いだろう。
 +
 
 +
*「あなたが3体以上のクリーチャーで攻撃していた」とは、「3体以上の異なるクリーチャーを攻撃クリーチャーとして指定した」を意味する。[[刃砦の英雄/Hero of Bladehold]]などの「[[攻撃している状態で戦場に出る]]クリーチャー」は数に含まない。[[攻撃している状態で戦場に出る]]の項も参照。
 +
*このカードは、トークンを大量に発生させつつ、デッキ全体的の[[マナ・コスト]]が高い傾向にあるデッキと相性がよい。このことを利用して[[ワープワールド]]では[[キーカード]]として採用されている。[[エンドカード]]の[[ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite]]や[[歪んだ世界/Warp World]]を早い[[ターン]]にプレイできるため。この[[シナジー]]は、2007年の滋賀県選手権の優勝者のデッキに採用されている。
 +
*[[サイクル#カード群|サイクル]]の内で唯一、秘匿したカードを自分のターン中にしかプレイできない。
 +
*秘匿したカードをプレイする条件が、後に登場した[[ボロス軍/Boros Legion]]の[[能力語]]、[[大隊]]を連想させる。色も噛み合っているので、それらと併用させてもいいだろう。
 +
 
 +
*日本語版では、{{Gatherer|id=561304|ニューカペナの街角統率者デッキ}}、{{Gatherer|id=568972|統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ}}、{{Gatherer|id=606494|ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ}}、{{Gatherer|id=622390|指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ}}の再録版において、一時期の秘匿を持つカード共通で「追放されているカード」とすべきところを「追放されているカード'''1枚'''」と[[誤訳/名訳|誤訳]]してしまっている。詳細については[[秘匿#一時期の秘匿カード共通の誤訳]]を参照。
 +
 
 +
==関連カード==
 +
===サイクル===
 +
{{サイクル/ローウィンの秘匿ランド}}
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
昼の世界[[ローウィン/Lorwyn]]には、夜の世界[[シャドウムーア/Shadowmoor]]の怪物が[[土地]]に姿を変えて何世代も目覚めの時、[[大オーロラ/Great Aurora]]を待っている。
 +
 
 +
'''風立ての高地'''/''Windbrisk Heights''は風の吹きすさぶ絶壁で、[[風立ての猛禽/Windbrisk Raptor#ストーリー|風立ての猛禽/Windbrisk Raptor]]が封じられている。({{Gatherer|id=568972|変貌前の画像}}、{{Gatherer|id=173901|変貌後の画像}})
 +
*[[シャドウムーア]]の[[ファットパック]]付属の小冊子参照。
 +
 
 +
==参考==
 +
*[[非マナ能力を持つ土地]]
 +
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Pictures of the Floating World|Secret Lair Drop Series: Pictures of the Floating World]]
 +
*[[From the Vault:Realms]]
 +
__NOTOC__

2024年6月20日 (木) 19:28時点における最新版


Windbrisk Heights / 風立ての高地
土地

秘匿4(この土地が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
風立ての高地はタップ状態で戦場に出る。
(T):(白)を加える。
(白),(T):このターン、あなたが3体以上のクリーチャーで攻撃していたなら、あなたはその追放されたカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。


ローウィン秘匿能力を持つ土地(秘匿ランド)の。白の秘匿は、3体以上のクリーチャー攻撃することでカードプレイできる。

リミテッド構築を問わず、これは達成がかなり容易な部類に入る。ウィニービートダウンなどの手数で押すデッキならば3体以上の攻撃は普通に行われるため使い易い。特にローウィン・ブロックでは、まさに白のキスキンが「攻撃を行う際にメリットが発生する能力」を持つクリーチャー・タイプとして位置づけられているため、このカードとの相性は抜群。

構築では幽体の行列/Spectral Processionという優秀なトークン生成カードの存在もあり、キスキンデッキを始め白黒トークン赤白ヒバリ緑白トークンといった所謂白系トークンデッキに4枚投入されている。エクステンデッドでも白ウィニーに採用されるほか、マナ・クリーチャーで条件を満たしファッティの高速召喚につなげる緑白秘匿キーカードとなった。モダンでも白黒トークンで採用される。

リミテッドでも3体以上の攻撃は普通に行われるので、白を絡められるならば投入して良いだろう。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ローウィン秘匿ランドサイクル。すべて秘匿4を持つタップインの土地であり、特定の条件下で秘匿したカードマナ・コストを支払うことなくプレイできる。

シャドウムーアの目覚めたクリーチャー(awakened creature)サイクルに対応している。括弧内は目覚めたクリーチャー。

秘匿したカードをプレイできるかどうかは、起動型能力解決時のみに条件をチェックする。起動時に条件を満たすかは考慮しない。

[編集] ストーリー

昼の世界ローウィン/Lorwynには、夜の世界シャドウムーア/Shadowmoorの怪物が土地に姿を変えて何世代も目覚めの時、大オーロラ/Great Auroraを待っている。

風立ての高地/Windbrisk Heightsは風の吹きすさぶ絶壁で、風立ての猛禽/Windbrisk Raptorが封じられている。(変貌前の画像変貌後の画像

[編集] 参考

MOBILE