悪夢に追われる者、ネヴァ/Neva, Stalked by Nightmares
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| − | + | [[ETB]]では[[グレイブディガー/Gravedigger]]としても[[オーラ術師/Auramancer]]としても振る舞える。[[クリーチャー]]はもちろん、エルドレインの森の[[リミテッド]]は[[希望ある祈祷/Hopeful Vigil]]や[[取り籠め/Cooped Up]]といった能動的に[[墓地]]に[[落ちる]]ことのできるエンチャントも存在する[[環境]]なのは噛み合っている。[[小型クリーチャー]]の[[除去]]に使った[[刺し傷/Stab Wound]]（[[おとぎ話]]）なども[[回収]]の[[対象]]となるだろう。 | |
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*[[オーラ]]が[[つける|ついた]]悪夢に追われる者、ネヴァが[[死亡]]した場合、ついていたオーラは悪夢に追われる者、ネヴァがいなくなった後の[[状況起因処理]]で墓地に置かれるため、悪夢に追われる者、ネヴァの[[能力]]が[[誘発]]することはない。悪夢に追われる者、ネヴァと同時に死亡したクリーチャーについていたオーラについても同様である。[[次元の浄化/Planar Cleansing]]などよって悪夢に追われる者、ネヴァとオーラが同時に墓地に置かれる場合は、能力は誘発する。 | *[[オーラ]]が[[つける|ついた]]悪夢に追われる者、ネヴァが[[死亡]]した場合、ついていたオーラは悪夢に追われる者、ネヴァがいなくなった後の[[状況起因処理]]で墓地に置かれるため、悪夢に追われる者、ネヴァの[[能力]]が[[誘発]]することはない。悪夢に追われる者、ネヴァと同時に死亡したクリーチャーについていたオーラについても同様である。[[次元の浄化/Planar Cleansing]]などよって悪夢に追われる者、ネヴァとオーラが同時に墓地に置かれる場合は、能力は誘発する。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
| + | エルドレインの森の[[白黒]]の、あなたのエンチャントが戦場から墓地に置かれるたび能力が誘発するクリーチャー。 | ||
| + | *[[倉庫の虎猫/Warehouse Tabby]] - (黒)の1/1、[[ブロック]]に参加できない1/1の[[ネズミ]]を[[生成]]。（[[コモン]]） | ||
| + | *[[忌まわしき訪問者/Wicked Visitor]] - (１)(黒)の2/2、各対戦相手は1点[[ライフロス]]。（コモン） | ||
| + | *[[眠りの救済者/Savior of the Sleeping]] - (２)(白)の2/3[[警戒]]、自身に[[+1/+1カウンター]]1個を置く。（コモン） | ||
| + | *[[鳩の騎士/Knight of Doves]] - (２)(白)の1/3、[[飛行]]を持つ1/1の[[鳥]]を生成。（[[アンコモン]]） | ||
| + | *[[アショクの死神/Ashiok's Reaper]] - (３)(黒)の3/3、カードを1枚[[引く]]。（アンコモン） | ||
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| − | '''ネヴァ'''/''Neva''は[[エルドレイン/Eldraine]]の[[人間/Human#エルドレイン|人間/Human]]。女性（{{Gatherer|id=631015}}）。 | + | '''ネヴァ'''/''Neva''は[[エルドレイン/Eldraine]]の[[人間/Human#エルドレイン|人間/Human]]。女性（{{Gatherer|id=631015}}）。[[貴族]]の若い娘。 |
[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の怪物が[[騎士]]達の防衛網を突破すると、ネヴァ達はもはや安全な場所を失った。恐るべき機械兵団が彼女の目の前まで迫った時、奇妙な霧が彼女を包んだ――そして、彼女は霞がかった地で、謎の影に追われることとなった。 | [[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の怪物が[[騎士]]達の防衛網を突破すると、ネヴァ達はもはや安全な場所を失った。恐るべき機械兵団が彼女の目の前まで迫った時、奇妙な霧が彼女を包んだ――そして、彼女は霞がかった地で、謎の影に追われることとなった。 | ||
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彼女を襲った霧の正体は、新ファイレクシアを撃退するために唱えられたはずの魔法「[[忌まわしき眠り/Wicked Slumber]]」であった。他の何百人もの人々と同様、現実世界の肉体は、[[ヴァントレス/Vantress]]の魔道士が解呪の手段を見つけるまで[[ガラスの棺/Glass Casket]]に収められている（{{Gatherer|id=630822}}）。そして、その精神は夢の中で[[アーデンベイル城/Castle Ardenvale#ストーリー|アーデンベイル城/Castle Ardenvale]]へと引き寄せられている。 | 彼女を襲った霧の正体は、新ファイレクシアを撃退するために唱えられたはずの魔法「[[忌まわしき眠り/Wicked Slumber]]」であった。他の何百人もの人々と同様、現実世界の肉体は、[[ヴァントレス/Vantress]]の魔道士が解呪の手段を見つけるまで[[ガラスの棺/Glass Casket]]に収められている（{{Gatherer|id=630822}}）。そして、その精神は夢の中で[[アーデンベイル城/Castle Ardenvale#ストーリー|アーデンベイル城/Castle Ardenvale]]へと引き寄せられている。 | ||
| − | + | ネヴァは夢の中で、[[覆われた羊飼い/Shrouded Shepherd|謎の霊的な存在]]によって[[ナイトメア]]の襲撃から守られている。この人物の正体が別の眠り人なのか、[[僻境/The Wilds]]に住む神秘的な存在なのか、それらとも違う何かなのか、真相は闇の中である。 | |
*モチーフは童話『[[Wikipedia:ja:白雪姫|白雪姫]]』の主人公である白雪姫。その美貌を妬んだ[[エリエット/Eriette|王妃]]に命を狙われ、[[エリエットの誘う林檎/Eriette's Tempting Apple|毒林檎]]を食べさせられて息絶えてしまう。その遺体はガラスの棺に納められ、王子と出会うまで眠り続けることになる。 | *モチーフは童話『[[Wikipedia:ja:白雪姫|白雪姫]]』の主人公である白雪姫。その美貌を妬んだ[[エリエット/Eriette|王妃]]に命を狙われ、[[エリエットの誘う林檎/Eriette's Tempting Apple|毒林檎]]を食べさせられて息絶えてしまう。その遺体はガラスの棺に納められ、王子と出会うまで眠り続けることになる。 | ||
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===登場記事・登場作品=== | ===登場記事・登場作品=== | ||
| + | *[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/ten-stories-tall Ten Stories Tall]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037269/ 全高10話]（[[Making Magic]] 2023年9月25日 [[Mark Rosewater]]著） | ||
*MTGアリーナの豆知識（エルドレインの森期） | *MTGアリーナの豆知識（エルドレインの森期） | ||
*『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料（[https://mtg-jp.com/30th/ 30th Anniversary CELEBRATION TOKYO]、英語） | *『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料（[https://mtg-jp.com/30th/ 30th Anniversary CELEBRATION TOKYO]、英語） | ||
2023年10月14日 (土) 05:20時点における最新版
Neva, Stalked by Nightmares / 悪夢に追われる者、ネヴァ (２)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 貴族(Noble)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 貴族(Noble)
威迫
悪夢に追われる者、ネヴァが戦場に出たとき、あなたの墓地にありクリーチャーやエンチャントであるカード１枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
あなたがコントロールしているエンチャント１つが戦場から墓地に置かれるたび、悪夢に追われる者、ネヴァの上に+1/+1カウンター１個を置く。その後、占術１を行う。
マジック版の『白雪姫』である伝説の人間・貴族。エルドレインの森の白黒の指針アンコモンとして、エンチャントに関する能力を持つ。
ETBではグレイブディガー/Gravediggerとしてもオーラ術師/Auramancerとしても振る舞える。クリーチャーはもちろん、エルドレインの森のリミテッドは希望ある祈祷/Hopeful Vigilや取り籠め/Cooped Upといった能動的に墓地に落ちることのできるエンチャントも存在する環境なのは噛み合っている。小型クリーチャーの除去に使った刺し傷/Stab Wound（おとぎ話）なども回収の対象となるだろう。
だが比較的高速なリミテッド環境であるため素のサイズの小ささが厳しい。あなたのエンチャントが墓地に置かれるたび+1/+1カウンターで強化されつつ占術が行えるが、条件はやや厳しめなので4/4程度になれば御の字と考えたほうが良い。白黒には同じ誘発条件を持つクリーチャー群が存在しているため同時誘発を狙いつつ、ケランの光刃/Kellan's Lightbladesやがぶりんご飴/Candy Grappleといった協約付きの除去でゲームスピードを減速させながら強化し、上手くカード・アドバンテージ戦に持ち込みたい。
毎ターン「魔術師」の役割を生成してくれるレアの呪文書売り/Spellbook Vendorがいれば、すでに役割のついているクリーチャーに再びつけることで古い役割・トークンが墓地に落ち、強化と占術を誘発させられる。ついでにまどろむ砦番/Slumbering Keepguardの占術も合われば、かなりのライブラリー操作が可能。
- エルドレインの森には、同様に強化と占術を行う伝説のクリーチャーのアーティファクト版として食事を終わらせるもの、ジンジャー卿/Syr Ginger, the Meal Enderも収録されている。
[編集] ルール
- オーラがついた悪夢に追われる者、ネヴァが死亡した場合、ついていたオーラは悪夢に追われる者、ネヴァがいなくなった後の状況起因処理で墓地に置かれるため、悪夢に追われる者、ネヴァの能力が誘発することはない。悪夢に追われる者、ネヴァと同時に死亡したクリーチャーについていたオーラについても同様である。次元の浄化/Planar Cleansingなどよって悪夢に追われる者、ネヴァとオーラが同時に墓地に置かれる場合は、能力は誘発する。
[編集] 関連カード
エルドレインの森の白黒の、あなたのエンチャントが戦場から墓地に置かれるたび能力が誘発するクリーチャー。
- 倉庫の虎猫/Warehouse Tabby - (黒)の1/1、ブロックに参加できない1/1のネズミを生成。（コモン）
- 忌まわしき訪問者/Wicked Visitor - (１)(黒)の2/2、各対戦相手は1点ライフロス。（コモン）
- 眠りの救済者/Savior of the Sleeping - (２)(白)の2/3警戒、自身に+1/+1カウンター1個を置く。（コモン）
- 鳩の騎士/Knight of Doves - (２)(白)の1/3、飛行を持つ1/1の鳥を生成。（アンコモン）
- アショクの死神/Ashiok's Reaper - (３)(黒)の3/3、カードを1枚引く。（アンコモン）
[編集] サイクル
エルドレインの森の2色の伝説のクリーチャーサイクル。稀少度はアンコモン。リミテッドの指針アンコモンでもあり、それぞれの2色のアーキタイプと童話に対応している。
- 麻痺海溝のシャレー/Sharae of Numbing Depths（白青、相手クリーチャーのタップ、雪の女王）
- 悪夢に追われる者、ネヴァ/Neva, Stalked by Nightmares（白黒、協約、白雪姫）
- 夢見る決闘者、オビラ/Obyra, Dreaming Duelist（青黒、フェアリー、眠れる森の美女）
- 見習い魔術師、ジョハン/Johann, Apprentice Sorcerer（青赤、スペル、魔法使いの弟子）
- 大群の笛吹き、トーテンタンズ/Totentanz, Swarm Piper（黒赤、ネズミ、ハーメルンの笛吹き男）
- 甘歯村の断罪人、グレタ/Greta, Sweettooth Scourge（黒緑、食物、ヘンゼルとグレーテル）
- 勇敢な追跡者、ルビー/Ruby, Daring Tracker（赤緑、パワー4以上、赤ずきん）
- パーティー破り、アッシュ/Ash, Party Crasher（赤白、祝祭、シンデレラ）
- 救世主、アーモント卿/Syr Armont, the Redeemer（緑白、オーラ、美女と野獣）
- 度胸ある冒険者、トロヤン/Troyan, Gutsy Explorer（緑青、マナ総量5以上、ジャックと豆の木）
[編集] ストーリー
ネヴァ/Nevaはエルドレイン/Eldraineの人間/Human。女性（イラスト）。貴族の若い娘。
新ファイレクシア/New Phyrexiaの怪物が騎士達の防衛網を突破すると、ネヴァ達はもはや安全な場所を失った。恐るべき機械兵団が彼女の目の前まで迫った時、奇妙な霧が彼女を包んだ――そして、彼女は霞がかった地で、謎の影に追われることとなった。
彼女を襲った霧の正体は、新ファイレクシアを撃退するために唱えられたはずの魔法「忌まわしき眠り/Wicked Slumber」であった。他の何百人もの人々と同様、現実世界の肉体は、ヴァントレス/Vantressの魔道士が解呪の手段を見つけるまでガラスの棺/Glass Casketに収められている（イラスト）。そして、その精神は夢の中でアーデンベイル城/Castle Ardenvaleへと引き寄せられている。
ネヴァは夢の中で、謎の霊的な存在によってナイトメアの襲撃から守られている。この人物の正体が別の眠り人なのか、僻境/The Wildsに住む神秘的な存在なのか、それらとも違う何かなのか、真相は闇の中である。
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] イラストに登場
[編集] 登場記事・登場作品
- Ten Stories Tall/全高10話（Making Magic 2023年9月25日 Mark Rosewater著）
- MTGアリーナの豆知識（エルドレインの森期）
- 『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料（30th Anniversary CELEBRATION TOKYO、英語）
