タイプ・サイクリング

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(基本土地)
(解説)
 
24行: 24行:
 
*[[基本土地タイプ]]を参照するものは、その土地タイプを持つ[[基本でない土地]]([[デュアルランド]]や[[ショックランド]]など)も[[サーチ]]可能である。もちろんこれらは基本土地サイクリングではサーチできない。
 
*[[基本土地タイプ]]を参照するものは、その土地タイプを持つ[[基本でない土地]]([[デュアルランド]]や[[ショックランド]]など)も[[サーチ]]可能である。もちろんこれらは基本土地サイクリングではサーチできない。
 
*タイプ・サイクリングはサイクリングが[[誘発条件]]である[[誘発型能力]]を[[誘発]]させる(→[[サイクリング誘発型能力]])。また、サイクリングの[[起動]]を禁止する[[効果]]([[波停機/Stabilizer]]など)の影響を受ける。
 
*タイプ・サイクリングはサイクリングが[[誘発条件]]である[[誘発型能力]]を[[誘発]]させる(→[[サイクリング誘発型能力]])。また、サイクリングの[[起動]]を禁止する[[効果]]([[波停機/Stabilizer]]など)の影響を受ける。
*[[指輪物語:中つ国の伝承]]の土地サイクリングのサイクルは(1)で起動できるので実質[[タップイン]]土地のように扱うことができ、コモンのサイクルでありながら[[モダン]]から[[レガシー]]など下[[環境]]で多くのデッキを強化した。
+
*[[指輪物語:中つ国の伝承]]の土地サイクリングのサイクルはコストが(1)と軽く、相手の[[終了ステップ]]に起動しデュアルランドなどをサーチすることで、[[フェッチランド]]から[[タップイン]]土地をサーチするような手軽さでマナ基盤を整えることができた。[[リアニメイト]]先や各種[[ピッチスペル|ピッチコスト]]など活用の幅の広さが評価され、コモンのサイクルでありながら[[パウパー]]のみならず[[モダン]]から[[レガシー]]など下[[環境]]で多くのデッキを強化した。
  
 
==該当カード一覧==
 
==該当カード一覧==

2024年11月17日 (日) 02:52時点における最新版

タイプ・サイクリング/Typecycling
種別 起動型能力
登場セット 多数
CR CR:702.29e

タイプ・サイクリング/Typecyclingは、キーワード能力サイクリングの一種。それを持つカード手札にある場合にのみ機能する起動型能力である。


Wirewood Guardian / ワイアウッドの守護者 (5)(緑)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ミュータント(Mutant)

森(Forest)サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから森カードを1枚探す。それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。)

6/6


Homing Sliver / 誘導スリヴァー (2)(赤)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)

各プレイヤーの手札にある各スリヴァー(Sliver)・カードは、スリヴァー・サイクリング(3)を持つ。
スリヴァー・サイクリング(3)((3),このカードを捨てる:あなたのライブラリーからスリヴァー・カードを1枚探す。それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。)

2/2


Gleam of Resistance / 抵抗の微光 (4)(白)
インスタント

ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+2の修整を受ける。それらのクリーチャーをアンタップする。
基本土地サイクリング(1)(白)((1)(白),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探す。それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。)


目次

[編集] 定義

[タイプ]サイクリング [コスト]/[タイプ]cycling [コスト]は、「[コスト], このカードを捨てるあなたライブラリーから[タイプ]カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。」を意味する。

[編集] 解説

サイクリング・コストを支払い、タイプ・サイクリングを持つカードを捨てることで、指定されたタイプのカードを1枚サーチできる能力である。元々はスカージ基本土地タイプ5種類をサーチできる土地サイクリング/Landcyclingとして登場したが、未来予知サブタイプを参照するようになり今の名称に変更された。さらにコンフラックスカード・タイプ特殊タイプ、さらにそれらの組み合わせも参照されるように拡張され基本土地サイクリングが登場した。その後も統率者2016統率者2021モダンホライゾン2機械兵団の進軍指輪物語:中つ国の伝承指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキで再登場している。

土地サイクリングおよび基本土地サイクリングは確実に土地手札に加えることができるため、通常のサイクリングよりマナスクリューに対して強いのが特長である。また、この能力を持つカードの大半はマナ・コスト重めに設定され、序盤は土地事故を起こしにくく、終盤はマナフラッドに対応できるデザインになっている。ただしその柔軟性の代償として、マナ効率がやや悪めに設定されていることも多い。多くがコモンサイクルを成し、リミテッド用のマナ基盤調整用カードとして用意される事が多い。

スカージでは7種類が初登場。いずれも6マナ以上のクリーチャーである。未来予知ではタイムシフトとしてウィザードサイクリングを持つヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken AEthermageが登場。コンフラックスで基本土地サイクリングを持つ5マナ以上のスペルのサイクル、アラーラ再誕で、2種類の土地サイクリングを持つ2色6マナのクリーチャーサイクルが登場した。統率者2016では基本土地サイクリングの新規カードが登場し、土地である灰のやせ地/Ash Barrens、4マナ古の掘削/Ancient Excavationといった従来より軽いものも出現した。機械兵団の進軍では土地サイクリングが14年ぶりに本流のセットで登場した。土地サイクリングは同セットから落葉樹扱いになっており、必要ならばいつでも再登場させられるようになった[1]。その後もイクサラン:失われし洞窟ダスクモーン:戦慄の館などで多用されるようになっている。

[編集] 該当カード一覧

[編集] 平地

[編集]

[編集]

[編集]

[編集]

[編集] 基本土地

[編集] コンフラックス

[編集] 統率者2016

[編集] モダンホライゾン2

[編集] ドクター・フー統率者デッキ

[編集] カルロフ邸殺人事件

[編集] ファウンデーションズ・ジャンプスタート

[編集] アーティファクト・土地

[編集] スリヴァー

[編集] ウィザード

[編集] 脚注

  1. Is Landcycling Here to Stay? Its Origin, March of the Machine, & Beyond! | Magic: The Gathering MTGGavin VerheyのYouTubeチャンネル 2023年4月25日)

[編集] 参照

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE