未来予知/Future Sight
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− | + | かつての[[ヴィンテージ]]では、[[コントロールデッキ]]の[[手札]]増強に重宝されていた。[[呪文]]全般の[[マナ・コスト]]が[[軽い]][[環境]]であるため使い勝手がよい。そのほか[[Sensei, Sensei]]などの[[コンボパーツ]]としても使われていたが、[[ボーラスの城塞/Bolas's Citadel]]の登場後は[[修繕/Tinker]]で[[サーチ]]可能なあちらへと世代交代した。 | |
− | + | *[[サーチ]]したカードをライブラリーの一番上に置くタイプの[[教示者]]と相性がよい。他[[ライブラリー操作]]全般ともうまく機能する。 | |
− | *[[サーチ]]したカードをライブラリーの一番上に置くタイプの[[教示者]]と相性がよい。他[[ライブラリー操作]] | + | **特に、[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]の二つ目の能力を併用することで、実質1マナにつきカード1枚を引けるようになる。これを利用した[[デッキ]]が上記の[[Sensei, Sensei]]である。 |
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*ライブラリーの一番上のカードを参照するカードとも相性がよい。特に[[時間ふるい/Timesifter]]を置けばライブラリーの一番上に[[土地]]や軽い呪文が来てもプレイして次に回すことができ、[[重い]]呪文ならそのまま[[追加のターン]]を得られる。 | *ライブラリーの一番上のカードを参照するカードとも相性がよい。特に[[時間ふるい/Timesifter]]を置けばライブラリーの一番上に[[土地]]や軽い呪文が来てもプレイして次に回すことができ、[[重い]]呪文ならそのまま[[追加のターン]]を得られる。 | ||
− | *[[時のらせんブロック]]の3番目の[[エキスパンション]]、[[未来予知]] | + | *[[時のらせんブロック]]の3番目の[[エキスパンション]]、[[未来予知]]の名前の由来である。内容に直接の関連性はないが、[[リメイク]]版である[[未来の大魔術師/Magus of the Future]]が収録されている。 |
*[[銀枠]]の[[Yet Another Aether Vortex]]はこの亜種といえよう。 | *[[銀枠]]の[[Yet Another Aether Vortex]]はこの亜種といえよう。 | ||
*[[Magic Online]]の[[キューブ・ドラフト]]イベント用に{{Gatherer|id=380339|新規イラスト}}が書き下ろされた。後に[[デュエルデッキ]]:[[ジェイスvsヴラスカ]]に収録された際にもこの[[イラスト]]が使われている。 | *[[Magic Online]]の[[キューブ・ドラフト]]イベント用に{{Gatherer|id=380339|新規イラスト}}が書き下ろされた。後に[[デュエルデッキ]]:[[ジェイスvsヴラスカ]]に収録された際にもこの[[イラスト]]が使われている。 | ||
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+ | *呪文を唱えるタイミングは通常のルールに従う。[[瞬速]]を持つか[[インスタント]]である呪文以外は、[[あなた]]の[[メイン・フェイズ]]で[[スタック]]が空の間に唱えることができる。 | ||
+ | *土地をプレイする許諾と制限は通常のルールに従う。あなたのメイン・フェイズでスタックが空の間で、あなたがその[[ターン]]の土地をプレイできる権利を残しているならプレイすることができる。 | ||
+ | *[[ショックランド]]など[[戦場]]に出る際に選択を行う土地をプレイする場合、ライブラリーの次のカードを見る前に選択する。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
ライブラリーの一番上からカードをプレイすることができるカード。'''太字'''のカードはライブラリーの一番上を[[公開]]するが、他は自分のみが[[見る]]ことができる。 | ライブラリーの一番上からカードをプレイすることができるカード。'''太字'''のカードはライブラリーの一番上を[[公開]]するが、他は自分のみが[[見る]]ことができる。 | ||
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2022年4月15日 (金) 14:29時点における版
Future Sight / 未来予知 (2)(青)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたは、あなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
ライブラリーの一番上のカードをプレイできるようにするエンチャント。色拘束がきついものの、ライブラリーの一番上のカードが実質キャントリップ付きになるも同然なので、かなりのカード・アドバンテージを稼げる。
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期のスタンダードでは、タイトサイトのキーカードとして活躍した。嘘か真か/Fact or Fictionを失った後のサイカトグのアドバンテージ源に採用されたこともある。
かつてのヴィンテージでは、コントロールデッキの手札増強に重宝されていた。呪文全般のマナ・コストが軽い環境であるため使い勝手がよい。そのほかSensei, Senseiなどのコンボパーツとしても使われていたが、ボーラスの城塞/Bolas's Citadelの登場後は修繕/Tinkerでサーチ可能なあちらへと世代交代した。
- サーチしたカードをライブラリーの一番上に置くタイプの教示者と相性がよい。他ライブラリー操作全般ともうまく機能する。
- 特に、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの二つ目の能力を併用することで、実質1マナにつきカード1枚を引けるようになる。これを利用したデッキが上記のSensei, Senseiである。
- ライブラリーの一番上のカードを参照するカードとも相性がよい。特に時間ふるい/Timesifterを置けばライブラリーの一番上に土地や軽い呪文が来てもプレイして次に回すことができ、重い呪文ならそのまま追加のターンを得られる。
- 時のらせんブロックの3番目のエキスパンション、未来予知の名前の由来である。内容に直接の関連性はないが、リメイク版である未来の大魔術師/Magus of the Futureが収録されている。
- 銀枠のYet Another Aether Vortexはこの亜種といえよう。
- Magic Onlineのキューブ・ドラフトイベント用に新規イラストが書き下ろされた。後にデュエルデッキ:ジェイスvsヴラスカに収録された際にもこのイラストが使われている。
ルール
カードの公開について
- 呪文を唱えたり能力を起動したりしている間にライブラリーの一番上のカードが変化した場合、その「唱える」や「起動する」が完了するまで、一番上のカードは公開されず裏向きのままである(CR:401.5)。ライブラリーの次のカードを見ながら呪文の対象を選んだりコストを支払うことはできない。
- 複数枚のカードを引く場合、それらは「カードを引く」ことを複数回繰り返すこと(CR:121.2)なので、引く前に公開される。占術などライブラリーの順番を変更する場合は、それらの順番が決まった後にライブラリーの一番上となったカードが公開される。
カードのプレイについて
- 呪文を唱えるタイミングは通常のルールに従う。瞬速を持つかインスタントである呪文以外は、あなたのメイン・フェイズでスタックが空の間に唱えることができる。
- 土地をプレイする許諾と制限は通常のルールに従う。あなたのメイン・フェイズでスタックが空の間で、あなたがそのターンの土地をプレイできる権利を残しているならプレイすることができる。
- ショックランドなど戦場に出る際に選択を行う土地をプレイする場合、ライブラリーの次のカードを見る前に選択する。
関連カード
ライブラリーの一番上からカードをプレイすることができるカード。太字のカードはライブラリーの一番上を公開するが、他は自分のみが見ることができる。
ライブラリーの一番上を見ることができるがプレイはできないカードはField of Dreamsを参照。
- 束の間の開口/Temporal Aperture - アーティファクト。起動型能力で一番上を公開し、ターン終了時までそのカードをマナ・コストを支払うことなくプレイしてよい(ウルザズ・サーガ)
- 未来の大魔術師/Magus of the Future - クリーチャー。未来予知の大魔術師。(未来予知)
- ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya - クリーチャー。土地のみプレイ可。さらに各ターン追加で土地を1回プレイしてよい。(ゼンディカー)
- クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix - クリーチャー。土地のみプレイ可。土地を戦場に出すたびに1点回復。(神々の軍勢)
- 境界のレインジャー/Verge Rangers - クリーチャー。あなたの土地が対戦相手より少ない場合に土地のみプレイ可。(統率者2020)
- ケルドの心胆、ラーダ/Radha, Heart of Keld - クリーチャー。土地のみプレイ可。(基本セット2021)
- 秋の占い師/Augur of Autumn - クリーチャー。土地のみプレイ可。集会でクリーチャーも唱えてよい。(イニストラード:真夜中の狩り)
- ガラクの大軍/Garruk's Horde - クリーチャー。クリーチャーのみ唱えてよい。(基本セット2012)
- 生類の侍臣/Vizier of the Menagerie - クリーチャー。クリーチャーのみ唱えてよい。さらに、クリーチャーを唱える際に色マナを無視できる。(アモンケット)
- 怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate - プレインズウォーカー。クリーチャーのみ唱えてよい。(イコリア:巨獣の棲処)
- レンジャー・クラス/Ranger Class - クラス・エンチャント。レベル3時限定。クリーチャーのみ唱えてよい。(フォーゴトン・レルム探訪)
- 羽細工の人形/Wickerwing Effigy - アーティファクト・クリーチャー。クリーチャーのみ唱えてよいが、1/1飛行の鳥になる。MTGアリーナ限定カード。(アルケミー:イニストラード)
- 風謎の宮殿/Windriddle Palaces (次元カード) - 次元カード。プレイヤー全員が公開しながらプレイし、あなたはいずれかのライブラリーの一番上をプレイしてよい。(プレインチェイス2012)
- イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon - クリーチャー。一番上がインスタントかソーサリーならそれを唱えてもよい。さらに、一番上から唱えたインスタントとソーサリーをコストなしにコピーできる。(ドラゴンの迷路)
- 前知の場/Precognition Field - エンチャント。一番上がインスタントかソーサリーならそれを唱えてもよい。(ドミナリア)
- 実験の狂乱/Experimental Frenzy - エンチャント。手札からカードをプレイできなくなるが、自壊能力を持つ。(ラヴニカのギルド)
- ボーラスの城塞/Bolas's Citadel - アーティファクト。一番上をプレイしてもよいが、その場合そのマナ・コストでなくマナ総量に等しいライフを支払う。(灯争大戦)
- 神秘の炉/Mystic Forge - アーティファクト。アーティファクトか無色の呪文なら唱えてもよい。さらに、タップ能力で一番上のカード1枚を追放可能。(基本セット2020)
- 無限のエルシャ/Elsha of the Infinite - クリーチャー。土地でもクリーチャーでもないカードなら、インスタント・タイミングで唱えてよい。(統率者2019)
- 人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop - クリーチャー。ゴブリンなら唱えてよい。唱えなくてもそのゴブリンの起動型能力を起動する事ができる。(基本セット2021)
- 領界渡り/Realmwalker - クリーチャー。戦場に出る際に指定したクリーチャー・タイプなら唱えてよい。(カルドハイム)
- ギルドの重鎮、ザナサー/Xanathar, Guild Kingpin - クリーチャー。あなたのでなく対戦相手のライブラリーの一番上を唱えてもよい。ただしあなたのターン中のみ。色マナは無視できる。(フォーゴトン・レルム探訪)
- 希望の焚きつけ屋、ゲイリア/Galea, Kindler of Hope - クリーチャー。オーラか装備品なら唱えてよい。ここから唱えられた装備品はETBで自動的に装備される。(フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ)
- 墓所の照光者/Cemetery Illuminator - クリーチャー。ETBか攻撃で墓地からカード1枚を追放し、自身が追放しているカードと共通のカード・タイプなら1ターンに1枚のみ唱えてもよい。(イニストラード:真紅の契り)
- 現実チップ/The Reality Chip - アーティファクト・クリーチャー。換装すると、一番上のカードをプレイしてもよい。(神河:輝ける世界)