全知リアニメイト

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また[[サイドボード]]には追加の勝ち筋として[[ETB]]で[[墓地対策]][[パーマネント]]に触れて、[[環境]]に存在する[[黒]]・[[赤]]の[[単体除去]]に強い[[激浪の機械巨人/Riptide Gearhulk]]が採用される場合も多い。機械巨人が次の自分のターンまで生き延びたら8回[[果敢]]を誘発させるだけで[[パワー]]10の[[二段攻撃]]で勝てる(もちろん[[無限ループ]]達成時には[[無限強化]]される)点も、非[[クリーチャー]][[呪文]]を多く採用している[[デッキ]]構成と噛み合っている。
 
また[[サイドボード]]には追加の勝ち筋として[[ETB]]で[[墓地対策]][[パーマネント]]に触れて、[[環境]]に存在する[[黒]]・[[赤]]の[[単体除去]]に強い[[激浪の機械巨人/Riptide Gearhulk]]が採用される場合も多い。機械巨人が次の自分のターンまで生き延びたら8回[[果敢]]を誘発させるだけで[[パワー]]10の[[二段攻撃]]で勝てる(もちろん[[無限ループ]]達成時には[[無限強化]]される)点も、非[[クリーチャー]][[呪文]]を多く採用している[[デッキ]]構成と噛み合っている。
  
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{{#card:Marang River Regent}}
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[[タルキール：龍嵐録]]においては、新たな[[コンボパーツ]]兼[[フィニッシャー]]として[[ジェスカイの啓示/Jeskai Revelation]]という[[火力]]付き[[バウンス]]を獲得した。2.以降の[[ジョハンの一時凌ぎ/Johann's Stopgap]]をジェスカイの啓示に置き換えることで[[無限ダメージ]]となるため、2枚目のアルケヴィオスへの侵攻を引き込む必要がなくなった。
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[[タルキール：龍嵐録]]においては[[マラング川の執政/Marang River Regent]]と[[乱動するドラゴンの嵐/Roiling Dragonstorm]]を獲得し、これによって以下に示す無限[[ルーティング]]ルートが開発された。
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#戦場に全知と執政(以下執政A)と嵐が出ている状態で、手札からもう1枚の執政(以下執政B)を[[唱える]]。
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#執政は[[ドラゴン]]であるため嵐が手札に戻る。また執政Bの[[ETB]]で執政Aを[[セルフバウンス]]しておく。
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#手札から嵐を唱え直す。このとき嵐のETBで2枚[[ドロー]]・1枚[[ディスカード]]が発生する。
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#手札から執政Aを唱え、そのETBで執政Bをセルフバウンスしておく。このとき嵐が再び手札に戻る。
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#手札から嵐を唱え直す。このとき嵐のETBで再び2枚ドロー・1枚ディスカードが発生する。
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#1.に戻る。
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また[[石の脳/The Stone Brain]]で全知を抜かれても、執政による[[ビートダウン]]で勝ちにいけるのもありがたい。[[飛行]]6/7に盤面を掃除できる[[ETB]]がついてくるため決定力は十分であり、[[前兆]]側の[[巻きつき捕らえ/Coil and Catch]]も全知を[[墓地]]に仕込みつつ他の[[コンボパーツ]]を引き込むのに使える。嵐も[[航路の作成/Chart a Course]]の代わりとして、執政で再利用できるコンボの下準備要員として運用可能である。
  
 
==サンプルリスト==
 
==サンプルリスト==
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===霊気走破後===
 
===霊気走破後===
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====ネットワーク呪詛型====
 
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*備考
 
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**Standard Showcase Challenge on 03/02/2025 8位（[https://www.mtgo.com/decklist/standard-showcase-challenge-2025-03-0212751133 参考]）
 
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**使用者：J_tekt
 
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*[[フォーマット]]
 
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**[[スタンダード]]（[[団結のドミナリア]]～[[霊気走破]]）
 
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{{#MagicFactory:df324626}}
 
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*侵攻Bによって[[ネットワーク呪詛/Haunt the Network]]を任意の回数手札に加えることができるため、無限[[ドレイン]]によって[[戦闘]]を介さずに勝利することが可能である。
 
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*[[悲劇の神託者/Oracle of Tragedy]]は、[[手札]]に来てしまった[[全知/Omniscience]]を[[墓地]]に落とすのに使えるほか、墓地[[肥やす|肥やし]]の過程で採用枚数マイナス1枚以上の[[アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios]]が墓地に落ちてしまった(＝[[コンボ]]を開始できない)場合に、それらを[[ライブラリー]]に戻して仕切り直すこともできる。
 
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====門口の断絶型====
 
 
*備考
 
*備考
 
**第30期スタンダード神挑戦者決定戦 優勝（[https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/955310/show/ 参考]）
 
**第30期スタンダード神挑戦者決定戦 優勝（[https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/955310/show/ 参考]）
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{{#MagicFactory:df324668}}
 
{{#MagicFactory:df324668}}
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*侵攻Bによって[[門口の断絶/Sunder the Gateway]]を任意の回数手札に加えることができるため、2つ目のモードで無限に2/2を並べることが可能である。1つ目のモードも[[コンボ]]対策用[[置物]]を割るのに役立つ。
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*侵攻Bによって[[門口の断絶/Sunder the Gateway]]を任意の回数手札に加えることができるため、2つ目のモードで無限に2/2を並べることが可能である。1つ目のモードも[[コンボ]]対策用[[置物]]を割るのに役立つ。また[[無限ループ]]中に適当な[[インスタント]]・[[ソーサリー]]を唱えて、それを[[贈呈]]した[[長川の引き込み/Long River's Pull]]で[[打ち消す]]動きを繰り返すことで、[[対戦相手]]を[[ライブラリーアウト]]に追い込むこともできる。
 
**[[英雄的援軍/Heroic Reinforcements]]を用いるタイプ([http://www.magic-factory.net/file/df324645/ 参考])と異なり、[[対戦相手]]にターンを返すタイプであるが、[[無限ループ]]の過程で好きなだけ[[打ち消し]]や[[除去]]を[[手札]]に加えることが可能である。全知のおかげでこれらを[[マナ・コストを支払うことなく唱える|マナ・コストを支払うことなく唱え]]られるので、[[対戦相手]]の妨害を捌ききって問題なく次の自分のターンに勝負を決められる。
 
**[[英雄的援軍/Heroic Reinforcements]]を用いるタイプ([http://www.magic-factory.net/file/df324645/ 参考])と異なり、[[対戦相手]]にターンを返すタイプであるが、[[無限ループ]]の過程で好きなだけ[[打ち消し]]や[[除去]]を[[手札]]に加えることが可能である。全知のおかげでこれらを[[マナ・コストを支払うことなく唱える|マナ・コストを支払うことなく唱え]]られるので、[[対戦相手]]の妨害を捌ききって問題なく次の自分のターンに勝負を決められる。
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*[[無限ループ]]中に適当な[[インスタント]]・[[ソーサリー]]を唱えて、それを[[贈呈]]した[[長川の引き込み/Long River's Pull]]で[[打ち消す]]動きを繰り返すことで、[[対戦相手]]を[[ライブラリーアウト]]に追い込むこともできる。
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**侵攻Bによって手札に加える枠を[[ネットワーク呪詛/Haunt the Network]]にすることで、無限[[ドレイン]]によって[[戦闘]]を介さずに勝利するタイプ([http://www.magic-factory.net/file/df324626/ 参考])も存在する。
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*[[悲劇の神託者/Oracle of Tragedy]]は、[[手札]]に来てしまった[[全知/Omniscience]]を[[墓地]]に落とすのに使えるほか、墓地[[肥やす|肥やし]]の過程で採用枚数マイナス1枚以上の[[アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios]]が墓地に落ちてしまった(＝[[コンボ]]を開始できない)場合に、それらを[[ライブラリー]]に戻して仕切り直すこともできる。
  
 
===タルキール：龍嵐録後===
 
===タルキール：龍嵐録後===
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====アルケヴィオスへの侵攻型====
 
*備考
 
*備考
 
**Standard Challenge 64 on 04/14/2025 準優勝（[https://www.mtgo.com/decklist/standard-challenge-64-2025-04-1412769053 参考]）
 
**Standard Challenge 64 on 04/14/2025 準優勝（[https://www.mtgo.com/decklist/standard-challenge-64-2025-04-1412769053 参考]）
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{{#MagicFactory:df324948}}
 
{{#MagicFactory:df324948}}
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*[[全知/Omniscience]]が通った際に[[アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios]]を引き込めていなくても、[[マラング川の執政/Marang River Regent]]2枚と[[乱動するドラゴンの嵐/Roiling Dragonstorm]]1枚があれば無限[[ルーティング]]からアルケヴィオスへの侵攻にアクセスできる。
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*[[アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios]]で[[サイドボード]]から持ってくる枠として、[[ジェスカイの啓示/Jeskai Revelation]]という[[火力]]付き[[バウンス]]を獲得した。これによって啓示で侵攻を[[セルフバウンス]]→[[墓地]]に落ちた啓示を侵攻の[[ETB]]で回収→再び啓示で侵攻をセルフバウンス→……という流れで半[[無限ダメージ]]となるため、全知が通れば侵攻1枚だけで勝ちにいけるようになった。
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**[[石の脳/The Stone Brain]]で全知を抜かれても、マラング川の執政による[[ビートダウン]]で勝ちにいける。[[飛行]]6/7に盤面を掃除できる[[ETB]]がついてくるため決定力は十分であり、[[前兆]]側の[[巻きつき捕らえ/Coil and Catch]]も全知を[[墓地]]に仕込みつつ他の[[コンボパーツ]]を引き込むのに使える。
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====第三の道の創設型====
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**乱動するドラゴンの嵐はコンボの下準備要員としても使えるが、かつて採用されていた[[航路の作成/Chart a Course]]と異なりマラング川の執政で再利用可能なのがありがたい。
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*備考
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**Standard Super Qualifier on 04/26/2025 3位（[https://www.mtgo.com/decklist/standard-super-qualifier-2025-04-2612772608 参考]）
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**使用者：Evariel
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]（[[団結のドミナリア]]～[[タルキール：龍嵐録]]）
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{{#MagicFactory:df325010}}
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*全知の影響下では[[乱動するドラゴンの嵐/Roiling Dragonstorm]]を絡めた無限[[ルーティング]]ルート以外にも、単純に[[マラング川の執政/Marang River Regent]]2枚でお互いを[[セルフバウンス]]し続ける[[無限ループ]]が組める。このため、[[第三の道の創設/Founding the Third Path]]を[[先読]]II章で出して[[対戦相手]]の[[ライブラリー]]を4枚[[切削]]する→執政を[[手札]]から唱えて[[ETB]]で[[戦場]]の執政と第三の道の創設をセルフバウンス→……という流れでライブラリーアウトに追い込むことができる。
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**第三の道の創設のII章は全知を[[墓地]]に落とす際にも使える。
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*[[コンボ]]にしか役に立たない[[アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios]]が抜けたことで、[[コントロールデッキ]]風の動きもしやすくなった。
  
 
==参考==
 
==参考==

2025年4月27日 (日) 21:00時点における版

全知リアニメイト (Omniscience Reanimator) 、もしくはアゾリウス全知(Azorius Omniscience)は、全知/Omniscienceをキーカードとするリアニメイト系白青コンボデッキ。ファウンデーションズ参入後のスタンダード環境に存在する。

目次

概要


Omniscience / 全知 (７)(青)(青)(青)
エンチャント

あなたは、あなたの手札から呪文を、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。



Abuelo's Awakening / アブエロの覚醒 (Ｘ)(３)(白)
ソーサリー

アーティファクト、またはオーラ(Aura)でないエンチャントであり、あなたの墓地にあるカード１枚を対象とする。それの上に+1/+1カウンターＸ個が置かれた状態で戦場に戻す。それは、飛行を持ち、他のタイプに加えてスピリット(Spirit)・クリーチャーであり、1/1である。



Invasion of Arcavios / アルケヴィオスへの侵攻 (３)(青)(青)
バトル — 包囲戦(Siege)

（包囲戦(Siege)１つが戦場に出るに際し、それを守る対戦相手１人を選ぶ。あなたや他のプレイヤーはそれを攻撃できる。それが倒されたとき、それを追放する。その後、それを変身させた状態で唱える。）
アルケヴィオスへの侵攻が戦場に出たとき、あなたのライブラリーやあなたの墓地やゲームの外部からあなたがオーナーでありインスタントやソーサリーであるカード１枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。これによりあなたがあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。

7
Invocation of the Founders / 創始ドラゴンの召致
〔青〕 エンチャント

あなたがあなたの手札からインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、その呪文をコピーしてもよい。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。


ファラジの考古学者/Fallaji Archaeologistや航路の作成/Chart a Course、決定的瞬間/Moment of Truthや困惑の謎掛け/Confounding Riddleなどでライブラリーを掘り進めつつ墓地を肥やし、クリンナップ・ステップのディスカードまで利用して全知/Omniscienceを墓地に落としにいく。無事に墓地に全知が落ち、手札にアルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcaviosとアブエロの覚醒/Abuelo's Awakeningを揃えたらコンボに入れる。

  1. アブエロの覚醒で全知を1/1クリーチャーに変えてリアニメイトする。これにより手札のカードすべてをマナ・コストを支払うことなく唱えることができるようになる。
  2. 手札のアルケヴィオスへの侵攻（以下侵攻A）を唱え、そのETB能力でサイドボードからジョハンの一時凌ぎ/Johann's Stopgapを手札に加える。
  3. ジョハンの一時凌ぎで侵攻Aをバウンスして1ドロー。
  4. 侵攻Aを唱え、墓地からジョハンの一時凌ぎを回収する。
  5. 3.〜4.を2枚目のアルケヴィオスへの侵攻（以下侵攻B）を引き込むまで繰り返す。
  6. 手札に侵攻Aと侵攻Bがある状態から侵攻Aを唱え、サイドボードからこの町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enoughを手札に加える。
  7. 侵攻Bを唱え、ライブラリーか墓地かサイドボードから好きなインスタントかソーサリーを手札に加える。
  8. この町は狭すぎるで侵攻Aと侵攻Bを手札に戻す。
  9. 手札に侵攻Aと侵攻Bがある状態から侵攻Aを唱え、墓地に落ちたこの町は狭すぎるを手札に加える。
  10. 7.〜9.が無限ループとなるので、7.を任意の回数行える。

除霊用掃除機/Ghost Vacuumや安らかなる眠り/Rest in Peaceといった墓地対策や石の脳/The Stone Brainはもちろん、自分よりも早いアグロ系のデッキを苦手としていることから、コンボ対策パーマネントと小型クリーチャー陣をまとめて流せる一時的封鎖/Temporary Lockdownがメインデッキから複数枚投入されるようになった。このため一時的封鎖を拾えないフェイの解放/Free the Faeや、全バウンスで一時的封鎖を流してしまう機織りの季節/Season of Weavingの採用率が低下した。

また侵攻Aのキャストに対応して、1/1のクリーチャーとなった全知/Omniscienceに除去を当てることで簡単に妨害されてしまう点が厳しかったが、手札に余分な全知を引き込んでおけば、アブエロの覚醒で全知Aをリアニメイトしたあとに手札から全知Bを唱えることで、対応して1/1の全知Aにインスタント除去が飛んできても全知Bは解決し戦場に出るため、手札に打ち消しがなくてもリカバリーが可能になっている。


Stock Up / 食糧補充 (２)(青)
ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上にあるカード５枚を見る。そのうち２枚をあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。


霊気走破においてはコンボパーツを集めるための手段として食糧補充/Stock Upを獲得したことで強化された。プロツアー『霊気走破』 優勝によって再び流行したズアーオーバーロードのアンチデッキとして注目され、環境を代表するコンボデッキとしての位置を確立した。

またサイドボードには追加の勝ち筋としてETBで墓地対策パーマネントに触れて、環境に存在する黒・赤の単体除去に強い激浪の機械巨人/Riptide Gearhulkが採用される場合も多い。機械巨人が次の自分のターンまで生き延びたら8回果敢を誘発させるだけでパワー10の二段攻撃で勝てる(もちろん無限ループ達成時には無限強化される)点も、非クリーチャー呪文を多く採用しているデッキ構成と噛み合っている。


Marang River Regent / マラング川の執政 (４)(青)(青)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
このクリーチャーが戦場に出たとき、土地でもこれでもないパーマネント最大２つを対象とする。それらをオーナーの手札に戻す。

6/7
Coil and Catch / 巻きつき捕らえ (３)(青)
インスタント — 前兆(Omen)

カード３枚を引き、その後、カード１枚を捨てる。（その後、このカードをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。）



Roiling Dragonstorm / 乱動するドラゴンの嵐 (１)(青)
エンチャント

このエンチャントが戦場に出たとき、カード２枚を引き、その後、カード１枚を捨てる。
あなたがコントロールしているドラゴン(Dragon)１体が戦場に出たとき、このエンチャントをオーナーの手札に戻す。


タルキール：龍嵐録においてはマラング川の執政/Marang River Regentと乱動するドラゴンの嵐/Roiling Dragonstormを獲得し、これによって以下に示す無限ルーティングルートが開発された。

  1. 戦場に全知と執政(以下執政A)と嵐が出ている状態で、手札からもう1枚の執政(以下執政B)を唱える。
  2. 執政はドラゴンであるため嵐が手札に戻る。また執政BのETBで執政Aをセルフバウンスしておく。
  3. 手札から嵐を唱え直す。このとき嵐のETBで2枚ドロー・1枚ディスカードが発生する。
  4. 手札から執政Aを唱え、そのETBで執政Bをセルフバウンスしておく。このとき嵐が再び手札に戻る。
  5. 手札から嵐を唱え直す。このとき嵐のETBで再び2枚ドロー・1枚ディスカードが発生する。
  6. 1.に戻る。

また石の脳/The Stone Brainで全知を抜かれても、執政によるビートダウンで勝ちにいけるのもありがたい。飛行6/7に盤面を掃除できるETBがついてくるため決定力は十分であり、前兆側の巻きつき捕らえ/Coil and Catchも全知を墓地に仕込みつつ他のコンボパーツを引き込むのに使える。嵐も航路の作成/Chart a Courseの代わりとして、執政で再利用できるコンボの下準備要員として運用可能である。

サンプルリスト

初期型

Azorius Omniscience(Standard:DMU-FDN) [1]
土地 (24)
3 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
2 爆発域/Blast Zone
2 導路の塔門/Conduit Pylons
2 寓話の小道/Fabled Passage
3 フラッドファームの境界/Floodfarm Verge
4 島/Island
4 行き届いた書庫/Meticulous Archive
2 平地/Plains
2 金属海の沿岸/Seachrome Coast
クリーチャー (8)
4 ファラジの考古学者/Fallaji Archaeologist
4 錠前破りのいたずら屋/Picklock Prankster
呪文 (28)
4 アブエロの覚醒/Abuelo's Awakening
4 航路の作成/Chart a Course
4 困惑の謎掛け/Confounding Riddle
4 エファラの分散/Ephara's Dispersal
4 アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios
4 決定的瞬間/Moment of Truth
4 全知/Omniscience
サイドボード (15)
1 組立分解/Defabricate
2 悪魔祓い/Exorcise
3 堂々たる撤廃者/Grand Abolisher
1 英雄的援軍/Heroic Reinforcements
2 軽微なつまづき/Minor Misstep
1 否認/Negate
1 機織りの季節/Season of Weaving
3 一時的封鎖/Temporary Lockdown
1 肝冷やしの手/Unnerving Grasp

霊気走破後

Azorius Omniscience(Standard:DMU-DFT) [2]
土地 (24)
3 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
2 爆発域/Blast Zone
4 フラッドファームの境界/Floodfarm Verge
5 島/Island
4 行き届いた書庫/Meticulous Archive
3 平地/Plains
3 金属海の沿岸/Seachrome Coast
クリーチャー (5)
4 ファラジの考古学者/Fallaji Archaeologist
1 悲劇の神託者/Oracle of Tragedy
呪文 (31)
4 アブエロの覚醒/Abuelo's Awakening
3 航路の作成/Chart a Course
4 困惑の謎掛け/Confounding Riddle
3 エファラの分散/Ephara's Dispersal
3 アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios
4 決定的瞬間/Moment of Truth
4 全知/Omniscience
3 食糧補充/Stock Up
3 一時的封鎖/Temporary Lockdown
サイドボード (15)
1 審判の日/Day of Judgment
1 解呪/Disenchant
1 失せろ/Get Lost
2 堂々たる撤廃者/Grand Abolisher
1 ジョハンの一時凌ぎ/Johann's Stopgap
1 長川の引き込み/Long River's Pull
2 否認/Negate
3 激浪の機械巨人/Riptide Gearhulk
1 門口の断絶/Sunder the Gateway
1 一時的封鎖/Temporary Lockdown
1 この町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enough

タルキール：龍嵐録後

アルケヴィオスへの侵攻型

Azorius Omniscience(Standard:DMU-TDM) [3]
土地 (24)
3 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
2 爆発域/Blast Zone
4 フラッドファームの境界/Floodfarm Verge
4 島/Island
4 行き届いた書庫/Meticulous Archive
3 平地/Plains
4 金属海の沿岸/Seachrome Coast
クリーチャー (3)
3 マラング川の執政/Marang River Regent
呪文 (33)
4 アブエロの覚醒/Abuelo's Awakening
3 困惑の謎掛け/Confounding Riddle
3 エファラの分散/Ephara's Dispersal
2 アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios
4 決定的瞬間/Moment of Truth
4 全知/Omniscience
4 乱動するドラゴンの嵐/Roiling Dragonstorm
1 呪文貫き/Spell Pierce
4 食糧補充/Stock Up
4 一時的封鎖/Temporary Lockdown
サイドボード (15)
2 跳ねる春、ベーザ/Beza, the Bounding Spring
1 方程式の改変/Change the Equation
3 敬虔な命令/Devout Decree
2 解呪/Disenchant
1 失せろ/Get Lost
1 ジェスカイの啓示/Jeskai Revelation
2 否認/Negate
1 呪文貫き/Spell Pierce
2 勝利の楽士/Voice of Victory

第三の道の創設型

Azorius Omniscience(Standard:DMU-TDM) [4]
土地 (23)
3 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
1 爆発域/Blast Zone
1 魂の洞窟/Cavern of Souls
1 寓話の小道/Fabled Passage
4 フラッドファームの境界/Floodfarm Verge
3 島/Island
4 行き届いた書庫/Meticulous Archive
1 湧霧の村/Mistrise Village
2 平地/Plains
3 金属海の沿岸/Seachrome Coast
クリーチャー (5)
4 マラング川の執政/Marang River Regent
1 稲妻罠の教練者/Thundertrap Trainer
呪文 (32)
4 アブエロの覚醒/Abuelo's Awakening
3 エファラの分散/Ephara's Dispersal
1 第三の道の創設/Founding the Third Path
1 失せろ/Get Lost
4 決定的瞬間/Moment of Truth
4 全知/Omniscience
1 論破/Refute
4 乱動するドラゴンの嵐/Roiling Dragonstorm
1 呪文貫き/Spell Pierce
4 食糧補充/Stock Up
4 一時的封鎖/Temporary Lockdown
1 三歩先/Three Steps Ahead
サイドボード (15)
2 跳ねる春、ベーザ/Beza, the Bounding Spring
1 聖戦士の奇襲兵/Cathar Commando
2 方程式の改変/Change the Equation
2 鳴り渡る龍哮の征服者/Clarion Conqueror
1 組立分解/Defabricate
2 失せろ/Get Lost
2 ミストムーアの大主/Overlord of the Mistmoors
1 呪文貫き/Spell Pierce
2 勝利の楽士/Voice of Victory

参考

「http://m.mtgwiki.com/wiki/%E5%85%A8%E7%9F%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88」より作成
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