赤緑白コントロール
提供:MTG Wiki
(→アラーラの断片+ゼンディカー・ブロック期) |
|||
1行: | 1行: | ||
− | '''赤緑白コントロール'''(''Red-Green-White Control'')は、[[ | + | '''赤緑白コントロール'''(''Red-Green-White Control'')は、[[赤緑白]]の3[[色]]で組まれる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。 |
==概要== | ==概要== | ||
− | [[クリーチャー]] | + | [[クリーチャー]]の強い3[[色]]の組み合わせであるため(→[[赤緑白ビートダウン]]のページも参照のこと)、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]として組まれることは稀。 |
[[白]]と[[赤]]の[[全体除去]]に、[[緑]]の[[マナ加速]]を合わせて組まれるのが一般的である。 | [[白]]と[[赤]]の[[全体除去]]に、[[緑]]の[[マナ加速]]を合わせて組まれるのが一般的である。 | ||
8行: | 8行: | ||
==アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期== | ==アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期== | ||
− | [[基本セット2011]]の[[原始のタイタン/Primeval Titan]]や[[耕作/Cultivate]] | + | [[基本セット2011]]の[[原始のタイタン/Primeval Titan]]や[[耕作/Cultivate]]は、[[スタンダード]][[環境]]に[[溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle]]と合わせた[[ヴァラクート#スタンダード|赤緑ヴァラクート]]や[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]を使用する[[青赤緑コントロール#ゼンディカー・ブロック期|青赤緑コントロール]]などの[[ターボランド (用語)|ターボランド]][[デッキ]]を生んだが、このデッキもその一種である。 |
{{#card:Cultivate}} | {{#card:Cultivate}} | ||
14行: | 14行: | ||
{{#card:Destructive Force}} | {{#card:Destructive Force}} | ||
− | + | 耕作などで[[土地]]を並べ原始のタイタンなどの[[フィニッシャー]]につなぎ[[破壊的な力/Destructive Force]]で[[リセット]]する基本方針は同じ。 | |
[[白]]を使用する利点は、強力なフィニッシャーを採用できること。特に[[聖遺の騎士/Knight of the Reliquary]]や、[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]・[[復讐のアジャニ/Ajani Vengeant]]などの[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]は[[リセット]]後の強力な[[エンドカード]]となる。 | [[白]]を使用する利点は、強力なフィニッシャーを採用できること。特に[[聖遺の騎士/Knight of the Reliquary]]や、[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]・[[復讐のアジャニ/Ajani Vengeant]]などの[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]は[[リセット]]後の強力な[[エンドカード]]となる。 | ||
21行: | 21行: | ||
===サンプルレシピ=== | ===サンプルレシピ=== | ||
*備考 | *備考 | ||
− | **[[オーストラリア選手権10]] | + | **[[オーストラリア選手権10]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/aunat10/welcome 参考]) |
**使用者:[[Jeremy Neeman]] | **使用者:[[Jeremy Neeman]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] |
2010年10月28日 (木) 18:05時点における版
赤緑白コントロール(Red-Green-White Control)は、赤緑白の3色で組まれるコントロールデッキ。
目次 |
概要
クリーチャーの強い3色の組み合わせであるため(→赤緑白ビートダウンのページも参照のこと)、コントロールデッキとして組まれることは稀。
白と赤の全体除去に、緑のマナ加速を合わせて組まれるのが一般的である。
アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期
基本セット2011の原始のタイタン/Primeval Titanや耕作/Cultivateは、スタンダード環境に溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleと合わせた赤緑ヴァラクートや精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを使用する青赤緑コントロールなどのターボランドデッキを生んだが、このデッキもその一種である。
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カード最大2枚を探し、公開し、そのうち1枚をタップ状態で戦場に出し、他をあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
聖遺の騎士は、あなたの墓地にある土地カード1枚につき+1/+1の修整を受ける。
(T),森(Forest)か平地(Plains)を1つ生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
耕作などで土地を並べ原始のタイタンなどのフィニッシャーにつなぎ破壊的な力/Destructive Forceでリセットする基本方針は同じ。
白を使用する利点は、強力なフィニッシャーを採用できること。特に聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryや、ギデオン・ジュラ/Gideon Jura・復讐のアジャニ/Ajani Vengeantなどのプレインズウォーカーはリセット後の強力なエンドカードとなる。 また、前兆の壁/Wall of Omens・流刑への道/Path to Exileにより序盤を凌ぎやすくなるのも大きな利点である。
サンプルレシピ
- 備考
- オーストラリア選手権10 準優勝 (参考)
- 使用者:Jeremy Neeman
- フォーマット
アラーラの断片ブロック構築
アラーラの断片ブロック構築環境の初期に、復讐のアジャニ/Ajani Vengeant・サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol・遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errantの三大プレインズウォーカーを擁するナヤカラーのコントロールデッキが登場、ナヤ・プレインズウォーカー(Naya Planeswalker)の名で呼ばれた。
伝説のプレインズウォーカー — アジャニ(Ajani)
[+1]:パーマネント1つを対象とする。それはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
[-2]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。復讐のアジャニはそれに3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
[-7]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするすべての土地を破壊する。
伝説のプレインズウォーカー — サルカン(Sarkhan)
[+1]:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに速攻を得る。
[-2]:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時までそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
[-6]:飛行を持つ赤の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを5体生成する。
アニマのドルイド/Druid of the Animaなどのマナ・クリーチャーからこれらのプレインズウォーカーにつないでゆく。
コンフラックス・アラーラ再誕参入後はこれらのデッキは衰退し、このデッキカラーのコントロールデッキは同環境のジャンドに白をタッチしたナヤ-ジャンドコントロールに移っていった。
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
若き群れのドラゴンが戦場に出たとき、飛行を持つ赤の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャー — ワーム(Wurm)
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
5/5オンスロート・ブロック期
エンチャント
プレイヤーがカードを1枚サイクリングするたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、それを追放してもよい。そうした場合、次の終了ステップの開始時にそのカードをそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
エンチャント
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻の裂け目はそれに2点のダメージを与える。
オデッセイ・ブロックのころは、サイクリングランドを回収できる地図作り/Cartographerやサイクリングカード兼土地サーチのクローサの大牙獣/Krosan Tuskerのために緑を使用したものが存在したが、スカージで永遠のドラゴン/Eternal Dragonが加わるころには衰退した。
クリーチャー — 人間(Human)
地図作りが戦場に出たとき、あなたの墓地にある土地カード1枚を対象とする。あなたは、それをあなたの手札に戻してもよい。
2/2その後、フィフス・ドーンで永遠の証人/Eternal Witnessが加わったことで再び赤緑白のデッキが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
永遠の証人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
2/1インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期
平等化/Balancing Actや抹消/Obliterateで戦場をリセットして土を食うもの/Terravoreで殴るマス・デストラクション系コントロールデッキ、ターボバランスが登場した。
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
トランプル
土を食うもののパワーとタフネスは、それぞれすべての墓地にある土地カードの数に等しい。
ソーサリー
各プレイヤーは、自分がコントロールするパーマネントを、コントロールするパーマネントの数がもっとも少ないプレイヤーと同じ数だけ選ぶ。その後残りを生け贄に捧げる。同じ方法で、各プレイヤーはカードを捨てる。
詳細はターボバランスを参照のこと。