ナルコブリッジ
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まず、[[バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar]]などにより[[発掘]][[カード]]を墓地に落とす。その後、発掘によって[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]や[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]を墓地に落とし、数を増やしていく。頃合を見てナルコメーバなどをコストに[[戦慄の復活/Dread Return]]をプレイ。黄泉からの橋が2枚ある場合には、ゾンビが6体出現するため、[[炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot]]をリアニメイトすればゲームが終わってしまう。 | まず、[[バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar]]などにより[[発掘]][[カード]]を墓地に落とす。その後、発掘によって[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]や[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]を墓地に落とし、数を増やしていく。頃合を見てナルコメーバなどをコストに[[戦慄の復活/Dread Return]]をプレイ。黄泉からの橋が2枚ある場合には、ゾンビが6体出現するため、[[炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot]]をリアニメイトすればゲームが終わってしまう。 |
2011年2月26日 (土) 02:25時点における版
ナルコブリッジ(Narco-Bridge)は、未来予知以降に登場したリアニメイト系コンボ・ビートダウン・デッキ。日本では鳴子橋とも呼ばれる。
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概要
何らかの手段でナルコメーバ/Narcomoebaや黄泉からの橋/Bridge from Belowを墓地に落とし、最後は戦慄の復活/Dread Returnのフラッシュバックでフィニッシャーをリアニメイトして勝利する。
フリゴリッドと非常に動きが似ているため、エクステンデッドやエターナルでは、フリゴリッドにこれらのギミックが組み込まれている。
本来は発掘デッキとナルコメーバなどの相性のよさを活かして組まれたデッキだが、ラヴニカ・ブロック退場後も心の傷跡/Traumatizeを使用したバージョンが登場した。
時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期
時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期のスタンダードでは、ラヴニカ・ブロックが落ちたことでキーとなる発掘カードを失い消滅するかに見えたが、高橋純也の手により見事復活を果たす。The Finals07でベスト8進出者を輩出し、話題になった。
失った発掘カードの代用は心の傷跡/Traumatizeが務める。ライブラリーの半数を墓地に叩き込むことで、十二分な数のカードを墓地に送ることができる。これにより戦慄の復活/Dread Returnのフラッシュバックを複数回使用することができ、1ターン中に数回フィニッシュとなるアクションを起こせるようになるという利点がある。
The Finals07の段階ではメタ外だったこともあり墓地対策がほとんどなされていなかったため、好成績を残すことができた。
サンプルレシピ
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期のスタンダードで登場したもの。発掘デッキの発展版。デッキの構造や動き方はフリゴリッドに酷似している。
まず、バザールの大魔術師/Magus of the Bazaarなどにより発掘カードを墓地に落とす。その後、発掘によってナルコメーバ/Narcomoebaや黄泉からの橋/Bridge from Belowを墓地に落とし、数を増やしていく。頃合を見てナルコメーバなどをコストに戦慄の復活/Dread Returnをプレイ。黄泉からの橋が2枚ある場合には、ゾンビが6体出現するため、炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealotをリアニメイトすればゲームが終わってしまう。
他の共鳴者には、緑探し/Greenseekerやラノワールの助言者/Llanowar Mentor等のスペルシェイパーが投入されている。スピードに特化したデッキで、共鳴者を高速でセットするため宝石の洞窟/Gemstone Cavernsや猿人の指導霊/Simian Spirit Guideなどのマナ加速も併用される。後手ならば最速2ターンキルも可能。黄泉からの橋が墓地に落ちていれば、ある程度全体除去への耐性もある。
しかし、メタの中心にあったためかトーナメントでの結果に乏しいのもまた事実である。環境に虚空の力線/Leyline of the Void・トーモッドの墓所/Tormod's Crypt・根絶/Extirpateなど強烈な墓地対策カードが多数存在したのも逆風となった。
- 亜種としてよりよい品物/Greater Goodを搭載したものが生まれ、良い成績を残している。
- 墓地にある黄泉からの橋の枚数が足りない場合などは、戦慄の復活で代わりのフィニッシャーを釣り上げることもある。怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathなどが有力候補。
- 土地が多めに場に出てしまった場合、ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Trollを素出ししてビートダウンすることも。
- 墓地にカードが大量に落ちることを考慮して、墓忍び/Tombstalkerを搭載しているものもある。
サンプルレシピ
エクステンデッド
エクステンデッドでは当初、動きの酷似したフリゴリッドに組み込まれる形で組まれていた。
墓地活用に長けたオデッセイ・ブロックの退場でしばらく鳴りを潜めていたが、ゼンディカー参入後のプロツアーオースティン09にて復活を果たす。
スタンダード時代からの相棒であったバザールの大魔術師/Magus of the Bazaarに加え、留まらぬ発想/Ideas Unboundなどでライブラリーを削り、発掘エンジンを回していく。
ゼンディカーで新たに得たパーツは面晶体のカニ/Hedron Crabで、対抗色フェッチランドとの組み合わせで一気に墓地を肥やす。
ラストは戦慄の復活/Dread Returnからの炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealotやエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaで決める。
サンプルレシピ
- 構成は違うが、渡辺雄也もナルコブリッジでベスト8に入っている。