エルドレインの王権

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|コードネーム=Archery
 
|コードネーム=Archery
 
|発売日=[[2019年]]10月4日
 
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|セット枚数=全269種類+番外カード
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|セット枚数=全269種類+番外カード122種類
 
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'''エルドレインの王権'''/''Throne of Eldraine''は、[[スタンダード]]用の[[エキスパンション]]。[[2019年]]10月4日発売予定。キャッチコピーは「'''伝説を描け'''/''Tell Your Epic Tale''」。
 
'''エルドレインの王権'''/''Throne of Eldraine''は、[[スタンダード]]用の[[エキスパンション]]。[[2019年]]10月4日発売予定。キャッチコピーは「'''伝説を描け'''/''Tell Your Epic Tale''」。
  
 
==概要==
 
==概要==
アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの[[次元/Plane]]、[[エルドレイン/Eldraine]]を舞台とする。
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アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの[[次元/Plane]]、[[エルドレイン/Eldraine]]を舞台とする。5つの宮廷に支えられた王国の平和は、王の行方が分からなくなったことによって破られつつある。[[王家の跡継ぎ/The Royal Scions]]である[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|ウィル・ケンリス/Will Kenrith]]と[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith]]は、王を見つけるために妖精や怪物、荒々しい魔法が跋扈する僻境の探索へ向かう。
  
次元のモチーフと同じくアーサー王伝説とおとぎ話をテーマとした[[トップダウン・デザイン]]のセット。アーサー王伝説の部分が中核を成しており、それを彩るのがおとぎ話の部分となっている。ここで言う「おとぎ話」とは、本やアニメ映画になっているようなヨーロッパ風のフォークロア(伝承)を指している。
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[[イニストラード・ブロック]]等と同じように[[フレーバー・テキスト|フレーバー]]先行で[[カード]]をデザインした[[トップダウン・デザイン]]のセット。アーサー王伝説の部分が中核を成しており、それを彩るのがおとぎ話の部分となっている。ここで言う「おとぎ話」とは、本やアニメ映画になっているようなヨーロッパ風のフォークロア(伝承)を指している。
  
 
直前のラヴニカ三部作からの揺り返しとして[[単色]]を推奨しており、5色に対応した5つの宮廷に対してそれぞれの色に由来する美徳やメカニズムが設定されている。
 
直前のラヴニカ三部作からの揺り返しとして[[単色]]を推奨しており、5色に対応した5つの宮廷に対してそれぞれの色に由来する美徳やメカニズムが設定されている。
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[[呪文タイプ]][[出来事]][[アーティファクト・タイプ]][[食物]][[能力語]][[一徹]]が新しく登場。
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新たなメカニズムとして、物語を内包したキャラクターを表す[[当事者カード]]が登場。[[文章欄]]が開いた本のようになっており、クリーチャーではなく左側のページ部分に書かれた[[出来事]]として唱えることができる。さらに出来事として[[解決]]された後にクリーチャーとしても唱えることが可能。すべての当事者カードには'''ショーケース・カード'''としてまるで古書の挿絵のようなイラストと[[枠|フレーム]]の特別カードが存在し、これらは一定の確率で[[ブースターパック]]から出現する。[[#プロジェクト・ブースター・ファン]]も参照。
  
*世界王者をカードに登場させるプレイヤー・スポットライト・カードが導入された。プレイヤーが[[インビテーショナルカード]]のようにカードをデザインするわけではないが、[[開発部]]と相談して選んだカードのイラストに登場することになる。エルドレインの王権では[[世界選手権18]]の優勝者である[[Javier Domínguez]]がカード化される。
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エルドレインの5つの宮廷の忠義へ殉ずることを表す[[能力語]]、[[一徹]]は[[コスト]]として同じ[[色マナ]]を3つ以上[[支払う]]ことで[[効果]]がより強力になる[[能力]]を表す。
*[[構築済みデッキ]]として、[[プレインズウォーカーデッキ]]の他に[[ブロール]]用構築済みデッキである「Brawl Deck」が4種類発売され、専用の番外カードも封入される。また、エルドレインの王権シーズンの[[マジック・ウィークエンド]]は「マジック・ウィークエンド:ブロール」となる。
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おとぎ話に頻出する要素として[[食物]][[トークン]]が登場。[[生け贄に捧げる]]ことで[[ライフ]]を得る[[アーティファクト]]・トークンであり、これらを「食べる」ことで効果を発揮するカードも多数収録されている。
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[[落葉樹]]メカニズムとして、[[混成カード]]と[[有色アーティファクト]]が登場。さらに[[伝説のクリーチャー]]が[[アンコモン]]にも収録されている。
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アーサー王伝説をテーマとしたセットなだけに[[赤白黒]]を中心に[[騎士]]の[[部族 (俗称)|部族]]カードが収録されている。それに対するように王国の外の存在を表す「[[人間]]でない」クリーチャーへの部族カードも収録されている。
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新規[[サブタイプ]]は多岐に渡り、[[クリーチャー・タイプ]]として[[ハツカネズミ]]、[[農民]]、[[邪術師]]が新登場し[[貴族]]が復活した。[[アーティファクト・タイプ]]として[[食物]]、[[呪文タイプ]]として[[出来事]]が登場した。
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*世界王者をカードに登場させるプレイヤー・スポットライト・カードが導入された。プレイヤーが[[インビテーショナルカード]]のようにカードをデザインするわけではないが、[[開発部]]と相談して選んだカードのイラストに登場することになる。エルドレインの王権では[[世界選手権18]]の優勝者である[[Javier Domínguez]]が[[熱烈な勇者/Fervent Champion]]としてカード化された。
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*[[構築済みデッキ]]として、[[プレインズウォーカーデッキ]]の他に[[ブロール]]用構築済みデッキである「Brawl Deck」が4種類発売され、専用のカードも封入される。プレインズウォーカーデッキ専用カードと同様にそれらのカードはエルドレインの王権の一部として扱われ、スタンダードを含むエルドレインの王権が使用可能な[[フォーマット]]で使用可能。[[Magic: The Gathering Arena]]でも発売と同時にブロールがフォーマットとして導入され、2019年9月5日から10日までBrawl Deckを用いた先行体験イベントが行われた。また、エルドレインの王権シーズンの[[マジック・ウィークエンド]]は「マジック・ウィークエンド:ブロール」となる。
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*[[#プロジェクト・ブースター・ファン]]による特別枠カードは[[コレクター番号]]が異なる番外カードとなっている。もちろんコレクター番号が違っても英語の[[カード名]]が同一のカードは[[構築]][[環境]]では4枚しか[[デッキ]]に入れられない。番外カードの順番は枠無しプレインズウォーカー、ショーケース、BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ、Brawl Deck、拡張アートとなっている。
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*[[注目のストーリー]]は今回は存在しない。
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===[[リミテッド]]===
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エルドレインの王権のリミテッド環境は、一徹や混成[[クァドラプルシンボル]]のアンコモンの[[サイクル]]、アーティファクトの開封比の高さなどで単色を推奨するものとなっている。とはいえ他のセットと同様に2[[色の組み合わせ]]でテーマを共有しているため、テーマに関するカードを集めた[[多色]]の戦略も可能。
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!色!!テーマ
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|[[白青]]||アーティファクトと[[エンチャント]]
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===プロジェクト・ブースター・ファン===
 
===プロジェクト・ブースター・ファン===
 
プレイヤーが[[ブースターパック]]を開封する楽しみを増やす目的として、ブースターパックからは[[プレミアム・カード]]以外にも特定の確率で[[イラスト]]違いの枠無し[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]カードや特殊な[[枠]]の'''ショーケース・カード'''が出現する。また[[ラヴニカのギルド]]などで販売された特定のテーマのカードのみが封入された[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマ・ブースターパック]]や、[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]・カードや[[プレミアム・カード]]が封入された[[ブースターパック#コレクター・ブースターパック|コレクター・ブースターパック]]などブースター商品のラインナップも増やしている。エルドレインの王権のブースターパックに封入される特殊な枠のカードは以下の通り;
 
プレイヤーが[[ブースターパック]]を開封する楽しみを増やす目的として、ブースターパックからは[[プレミアム・カード]]以外にも特定の確率で[[イラスト]]違いの枠無し[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]カードや特殊な[[枠]]の'''ショーケース・カード'''が出現する。また[[ラヴニカのギルド]]などで販売された特定のテーマのカードのみが封入された[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマ・ブースターパック]]や、[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]・カードや[[プレミアム・カード]]が封入された[[ブースターパック#コレクター・ブースターパック|コレクター・ブースターパック]]などブースター商品のラインナップも増やしている。エルドレインの王権のブースターパックに封入される特殊な枠のカードは以下の通り;
  
;枠無しプレインズウォーカー/Borderless Planeswalkers
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;枠無しプレインズウォーカー/Borderless Planeswalker
 
:[[Guilds of Ravnica Mythic Edition]]と同じ仕様の、通常ブースター・パックから出るカードとは別イラストのプレインズウォーカー・カード。
 
:[[Guilds of Ravnica Mythic Edition]]と同じ仕様の、通常ブースター・パックから出るカードとは別イラストのプレインズウォーカー・カード。
:通常のブースターパックにも封入されている。
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:通常のブースターパックにも一定の確率で封入される。
  
;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frames]]
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;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]]
 
:[[アルティメットマスターズ]]のボックス・トッパー・カードと同じ仕様の拡張アート・カード。プレインズウォーカーでもショーケースでもないすべての[[レア]]・[[神話レア]]に存在する。
 
:[[アルティメットマスターズ]]のボックス・トッパー・カードと同じ仕様の拡張アート・カード。プレインズウォーカーでもショーケースでもないすべての[[レア]]・[[神話レア]]に存在する。
 
:コレクター・ブースターにしか封入されない。
 
:コレクター・ブースターにしか封入されない。
  
;ショーケース・フレーム/Showcase Frames
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;ショーケース・フレーム/Showcase Frame
 
:セット毎に固有のデザインとなる特別なカード枠。エルドレインの王権では出来事を持つクリーチャー・カードすべてに存在する。
 
:セット毎に固有のデザインとなる特別なカード枠。エルドレインの王権では出来事を持つクリーチャー・カードすべてに存在する。
:通常のブースターパックにも封入されているが、「プレミアム・カードではないコモンのショーケース」はコレクター・ブースターにしか封入されない。
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:通常のブースターパックにも一定の確率で封入されているが、「プレミアム・カードではないコモンのショーケース」はコレクター・ブースターにしか封入されない。これは製造工程の問題等によるものであり、将来的にはすべての[[希少度]]のショーケースが通常のブースターから出るようになると[[Mark Rosewater]]は述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187843835488/the-problem-with-making-your-kids-breakfast The Problem with Making Your Kids Breakfast]([[Blogatog]] 2019年9月20日)</ref>。
  
==イベント==
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通常のブースターパックに封入される特別枠の確率は以下の通り<ref>[https://wpn.wizards.com/ja/article/video-unpacking-project-booster-fun 動画記事:「プロジェクト・ブースターファン」の説明]([[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]] 2019年8月20日)</ref>;
[[マジック初心者体験会]]は開催頻度が多すぎるという店舗側からの意見を受けて、[[基本セット]]のシーズンのみに行われるようになった。
+
*9パックに1枚の確率で、アンコモンのショーケース・カード。
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*27パックに1枚の確率で、枠無しプレインズウォーカーかレアか神話レアのショーケース・カード。
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*34パックに1枚の確率で、枠無しプレインズウォーカーかショーケース・カードのプレミアム・カード。
  
;先行体験ブロール(MTGA)
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==イベント==
2019年9月5日から10日まで開催された。
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賞品は[[WPNプロモパック]]が店舗の裁量で配布される。[[マジック初心者体験会]]は開催頻度が多すぎるという店舗側からの意見を受けて、[[基本セット]]のシーズンのみに行われるようになった。
  
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
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==製品ラインナップ==
 
==製品ラインナップ==
 
;[[ブースターパック]]
 
;[[ブースターパック]]
:名称がDraft Boosterに変更された(日本語はそのまま)。[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗でブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]とコレクター・ブースター1つが特典として配布される。
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:ブースターパックの種類の増加を受け、呼称がDraft Boosterに変更された(日本語板はそのまま)。[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗でブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]として[[帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned King]]と、コレクター・ブースター1つが特典として配布される(配布数に限りあり)。
  
 
;[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマ・ブースターパック]](日本語版なし)
 
;[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマ・ブースターパック]](日本語版なし)
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:*[[プレミアム・カード]]基本土地20枚
 
:*[[プレミアム・カード]]基本土地20枚
 
:*基本土地20枚
 
:*基本土地20枚
:*バンドル用プロモカード
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:*新規イラストの[[群れの笛吹き男/Piper of the Swarm]]の[[プロモーション・カード]]
 
:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]
 
:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]
 
:*ストレージボックスとして使用できる外箱
 
:*ストレージボックスとして使用できる外箱
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;Deluxe Collection
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:以下の内容が封入された大型商品。[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]オンラインストア限定販売。
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*コレクター・ブースターパック×16
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*特製カードバインダー
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*[[呪われた狩人、ガラク/Garruk, Cursed Huntsman]]の枠無し版プレミアム・カード
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*呪われた狩人、ガラクの枠無し版イラストのアートプリント
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*BOX特典カードである帰還した王、ケンリスの非プレミアム・カード
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*3×3のアンカットプレミアム・カード
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*[[Magic: The Gathering Arena]]用の特製コード。ガラクスリーブと、呪われた狩人、ガラク、[[魅力的な王子/Charming Prince]]、[[魔法の鏡/The Magic Mirror]]、[[魔女の復讐/Witch's Vengeance]]、[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]、[[探索する獣/Questing Beast]]各1枚とそれぞれのカード・スタイルが入手できる。
  
 
===[[構築済みデッキ]]===
 
===[[構築済みデッキ]]===
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*[[狂暴な狩人/Savage Hunter]]
 
*[[狂暴な狩人/Savage Hunter]]
 
*[[フェアリーの計略/Faerie Schemes]]
 
*[[フェアリーの計略/Faerie Schemes]]
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==パッケージ・イラスト==
 
==パッケージ・イラスト==
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*ブースターパック:[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith]]の販促専用アート
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*コレクター・ブースターパック:呪われた狩人、ガラク(枠無し版イラスト)
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*テーマ・ブースターパック
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**[[白]]:[[輝く鎧/Shining Armor]]
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**[[青]]:[[秘本の略奪者/Tome Raider]]
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**[[黒]]:[[意地悪な後見人/Wicked Guardian]]
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**[[赤]]:[[レッドキャップの略奪者/Redcap Raiders]]
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**[[緑]]:[[豆の木の巨人/Beanstalk Giant]]
  
==[[注目のストーリー]]==
 
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==主な開発スタッフ==
 
==主な開発スタッフ==
 
*[[Mark Rosewater]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
 
*[[Mark Rosewater]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032997/ 『エルドレインの王権』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2019年9月4日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032997/ 『エルドレインの王権』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2019年9月4日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/inside-throne-eldraine-brawl-decks-2019-09-04 Inside the Throne of Eldraine Brawl Decks]([[Daily MTG]] 2019年9月4日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/inside-throne-eldraine-brawl-decks-2019-09-04 Inside the Throne of Eldraine Brawl Decks]([[Daily MTG]] 2019年9月4日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033088/ 『エルドレインの王権』プレインズウォーカーデッキ・デッキリスト]([[Daily MTG]] 2019年9月18日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033092/ 『エルドレインの王権』のトークン]([[Daily MTG]] 2019年9月19日)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/throne-eldraine-deluxe-collection-2019-09-19 Throne of Eldraine Deluxe Collection]([[Daily MTG]] 2019年9月19日)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/throne-eldraine-release-notes-2019-09-20 Throne of Eldraine Release Notes]([[Daily MTG]] 2019年9月20日)
  
 
===開発コラム===
 
===開発コラム===
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033068/ 出来事に起こった出来事]([[Daily MTG]] 2019年9月12日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033068/ 出来事に起こった出来事]([[Daily MTG]] 2019年9月12日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033071/ スタンダードとリミテッドの出来事]([[Daily MTG]] 2019年9月13日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033071/ スタンダードとリミテッドの出来事]([[Daily MTG]] 2019年9月13日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033082/ カラー、コスト、テンポ:より良い城の構築]([[Daily MTG]] 2019年9月17日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033087/ グレートヘンジの建造]([[Daily MTG]] 2019年9月18日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033091/ めでたしめでたし]([[Daily MTG]] 2019年9月19日)
  
 
===広報===
 
===広報===
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-throne-eldraine-ebook-2019-07-25 Announcing the Throne of Eldraine Ebook]([[Daily MTG]] 2019年7月25日) - 背景小説[[Throne of Eldraine: The Wildered Quest]]の告知
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-throne-eldraine-ebook-2019-07-25 Announcing the Throne of Eldraine Ebook]([[Daily MTG]] 2019年7月25日) - 背景小説[[Throne of Eldraine: The Wildered Quest]]の告知
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033063/ エルドレインの世界構築]([[Daily MTG]] 2019年9月11日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033063/ エルドレインの世界構築]([[Daily MTG]] 2019年9月11日)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/portrait-kenriths-2019-09-12 A Portrait of the Kenriths]([[Daily MTG]] 2019年9月12日)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/portrait-kenriths-2019-09-12 A Portrait of the Kenriths]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033093/ ケンリス家の肖像]([[Daily MTG]] 2019年9月12日)
  
 
===動画===
 
===動画===

2019年9月21日 (土) 10:23時点における版

エルドレインの王権/Throne of Eldraine
シンボル
略号 ELD
コードネーム Archery
発売日 2019年10月4日
セット枚数 全269種類+番外カード122種類

エルドレインの王権/Throne of Eldraineは、スタンダード用のエキスパンション2019年10月4日発売予定。キャッチコピーは「伝説を描け/Tell Your Epic Tale」。

目次

概要

アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの次元/Planeエルドレイン/Eldraineを舞台とする。5つの宮廷に支えられた王国の平和は、王の行方が分からなくなったことによって破られつつある。王家の跡継ぎ/The Royal Scionsであるウィル・ケンリス/Will Kenrithローアン・ケンリス/Rowan Kenrithは、王を見つけるために妖精や怪物、荒々しい魔法が跋扈する僻境の探索へ向かう。

イニストラード・ブロック等と同じようにフレーバー先行でカードをデザインしたトップダウン・デザインのセット。アーサー王伝説の部分が中核を成しており、それを彩るのがおとぎ話の部分となっている。ここで言う「おとぎ話」とは、本やアニメ映画になっているようなヨーロッパ風のフォークロア(伝承)を指している。

直前のラヴニカ三部作からの揺り返しとして単色を推奨しており、5色に対応した5つの宮廷に対してそれぞれの色に由来する美徳やメカニズムが設定されている。

宮廷 美徳 メカニズム
アーデンベイル/Ardenvale 忠誠(Loyalty) 他のクリーチャーを助ける
ヴァントレス/Vantress 知識(Knowledge) カードを引く、濾過(衝動)、占術
ロークスワイン/Lochthwain 持続(Persistence) 破壊不能墓地から戻す
エンバレス/Embereth 勇気(Courage) 攻撃的、攻撃の推奨
ギャレンブリグ/Garenbrig 強さ(Strength) サイズの大きさ、強化

新たなメカニズムとして、物語を内包したキャラクターを表す当事者カードが登場。文章欄が開いた本のようになっており、クリーチャーではなく左側のページ部分に書かれた出来事として唱えることができる。さらに出来事として解決された後にクリーチャーとしても唱えることが可能。すべての当事者カードにはショーケース・カードとしてまるで古書の挿絵のようなイラストとフレームの特別カードが存在し、これらは一定の確率でブースターパックから出現する。#プロジェクト・ブースター・ファンも参照。

エルドレインの5つの宮廷の忠義へ殉ずることを表す能力語一徹コストとして同じ色マナを3つ以上支払うことで効果がより強力になる能力を表す。

おとぎ話に頻出する要素として食物トークンが登場。生け贄に捧げることでライフを得るアーティファクト・トークンであり、これらを「食べる」ことで効果を発揮するカードも多数収録されている。

落葉樹メカニズムとして、混成カード有色アーティファクトが登場。さらに伝説のクリーチャーアンコモンにも収録されている。

アーサー王伝説をテーマとしたセットなだけに赤白黒を中心に騎士部族カードが収録されている。それに対するように王国の外の存在を表す「人間でない」クリーチャーへの部族カードも収録されている。

新規サブタイプは多岐に渡り、クリーチャー・タイプとしてハツカネズミ農民邪術師が新登場し貴族が復活した。アーティファクト・タイプとして食物呪文タイプとして出来事が登場した。

リミテッド

エルドレインの王権のリミテッド環境は、一徹や混成クァドラプルシンボルのアンコモンのサイクル、アーティファクトの開封比の高さなどで単色を推奨するものとなっている。とはいえ他のセットと同様に2色の組み合わせでテーマを共有しているため、テーマに関するカードを集めた多色の戦略も可能。

テーマ
白青 アーティファクトとエンチャント
白黒 騎士、長期戦とリソース交換
青黒 自分と相手の墓地
青赤 ターン中に2枚目のカードを引くこと
黒赤 騎士、装備品
黒緑 食物
赤緑 人間でないクリーチャー
赤白 騎士、クリーチャーの横並べ
緑白 出来事
緑青 ランプ

プロジェクト・ブースター・ファン

プレイヤーがブースターパックを開封する楽しみを増やす目的として、ブースターパックからはプレミアム・カード以外にも特定の確率でイラスト違いの枠無しプレインズウォーカーカードや特殊なショーケース・カードが出現する。またラヴニカのギルドなどで販売された特定のテーマのカードのみが封入されたテーマ・ブースターパックや、拡張アート枠・カードやプレミアム・カードが封入されたコレクター・ブースターパックなどブースター商品のラインナップも増やしている。エルドレインの王権のブースターパックに封入される特殊な枠のカードは以下の通り;

枠無しプレインズウォーカー/Borderless Planeswalker
Guilds of Ravnica Mythic Editionと同じ仕様の、通常ブースター・パックから出るカードとは別イラストのプレインズウォーカー・カード。
通常のブースターパックにも一定の確率で封入される。
拡張アート枠/Extended-Art Frame
アルティメットマスターズのボックス・トッパー・カードと同じ仕様の拡張アート・カード。プレインズウォーカーでもショーケースでもないすべてのレア神話レアに存在する。
コレクター・ブースターにしか封入されない。
ショーケース・フレーム/Showcase Frame
セット毎に固有のデザインとなる特別なカード枠。エルドレインの王権では出来事を持つクリーチャー・カードすべてに存在する。
通常のブースターパックにも一定の確率で封入されているが、「プレミアム・カードではないコモンのショーケース」はコレクター・ブースターにしか封入されない。これは製造工程の問題等によるものであり、将来的にはすべての希少度のショーケースが通常のブースターから出るようになるとMark Rosewaterは述べている[1]

通常のブースターパックに封入される特別枠の確率は以下の通り[2];

  • 9パックに1枚の確率で、アンコモンのショーケース・カード。
  • 27パックに1枚の確率で、枠無しプレインズウォーカーかレアか神話レアのショーケース・カード。
  • 34パックに1枚の確率で、枠無しプレインズウォーカーかショーケース・カードのプレミアム・カード。

イベント

賞品はWPNプロモパックが店舗の裁量で配布される。マジック初心者体験会は開催頻度が多すぎるという店舗側からの意見を受けて、基本セットのシーズンのみに行われるようになった。

プレリリース

2019年9月27~29日に開催される。基本セットに引き続き店舗は金曜日昼間から開催することができる。

ドラフト・ウィークエンド

2019年10月5日、6日に行われる。

マジック・ウィークエンド:ブロール

2019年10月26日、27日の間に開催される。ブロールのイベントとなる。

製品ラインナップ

ブースターパック
ブースターパックの種類の増加を受け、呼称がDraft Boosterに変更された(日本語板はそのまま)。ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗でブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとして帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned Kingと、コレクター・ブースター1つが特典として配布される(配布数に限りあり)。
テーマ・ブースターパック(日本語版なし)
特定のテーマに沿ったカードのみが封入されたブースターパック。各に対応した5種類の製品が存在し、その色のカードのみが下記の割合で封入されている。
  • レアか神話レア1枚
  • コモンかアンコモン34枚(10パックに1つはこの枠の1枚がレアか神話レアに置換される)
  • 広告カード1枚
コレクター・ブースターパック
主に拡張アートやプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。内容は下記の16枚。
  • 拡張アート版のレアか神話レア1枚(拡張アート・カードはコレクター・ブースターでしか入手できない)
  • プレミアム・カードのレアか神話レア1枚
  • プレミアム・カードのコモンかアンコモン9枚
  • 特別カード枠(ショーケース・フレームや拡張アート版プレインズウォーカー)カード3枚(プレミアム・カードではないコモンのショーケース・カードはコレクター・ブースターでしか入手できない。)
  • BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ専用カード、Brawl Deck専用カードのいずれか1枚
  • プレミアム・カード・トークン1枚
バンドル
以下の内容が封入された大型商品
Deluxe Collection
以下の内容が封入された大型商品。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストオンラインストア限定販売。

構築済みデッキ

プレインズウォーカーデッキ
Brawl Deck(日本語版なし)
ブロール用の構築済みデッキ。
日本語版は発売されないが、MTG Arenaでは日本語訳される。

パッケージ・イラスト

主な開発スタッフ

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Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

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脚注

  1. The Problem with Making Your Kids Breakfast(Blogatog 2019年9月20日)
  2. 動画記事:「プロジェクト・ブースターファン」の説明(ウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2019年8月20日)
  3. @wizards_magic(マジック英語公式Twitter 2019年9月14日)

参考

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