ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(172.31.125.86 (トーク)による第299194版を取り消し マナを生み出すカードなら他でも可能で、ラーダで特筆すべき内容ではない。) |
|||
27行: | 27行: | ||
*[[ラーダ/Radha]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[ラーダ/Radha]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[レア]] |
2022年12月19日 (月) 21:10時点における最新版
Radha, Heir to Keld / ケルドの後継者、ラーダ (赤)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
ケルドの後継者、ラーダが攻撃するたび、(赤)(赤)を加えてもよい。
(T):(緑)を加える。
攻撃とともに赤マナ2点を生み出す誘発型能力を持つ伝説のクリーチャー。一般的なマナ・クリーチャーのようにタップすることで緑マナを生み出すこともできる。
伝説なのでデッキへのフル投入は相応のリスクを伴うが、これが使えた時期のスタンダードは優秀な除去で溢れ返っており、このサイズのクリーチャーが戦場に残り続けることはまずなく、またマナ加速としての安定感を求めて4枚採用されることもあった。そういった意味では、かつてのラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryを彷彿とさせる部分がある。
マナ加速としては他にもっと安定した手段があるし、(当時のルールでは)戦闘フェイズ中のみでしか使えない赤マナは使い道が限られ、最悪マナ・バーンでライフを失う恐れもあった。しかし、上手く嵌ったときに得られる爆発力を武器にしたグルール・ビートは存在した。2つの赤マナを、
- 巻物の大魔術師/Magus of the Scrollや怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pitsの能力起動。
- 黒焦げ/Charや岩石樹の祈り/Stonewood Invocationを唱える。
- 硫黄の精霊/Sulfur Elementalの召喚。
- 裏向きで出した憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Furyの変異コストの支払い。
などに使うことができたので、かなりのスピードで対戦相手にダメージを与えることができた。また、それら自体が環境にマッチしている高性能なカードである点も追い風であった。時のらせんブロック構築でのビッグ・マナにおいても、前述のアクローマのサポートとして、また瞬速を持つボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteや貯蔵ランドである菌類の到達地/Fungal Reachesとの相性を買われ、採用された。
リミテッドにおいては(当時のルールでは)コンバット・トリックに使えるマナを確保しながらの展開が可能であり、また単純なマナ加速としても及第点であったため、それなりに強力な一枚だった。
- 赤マナを出す能力はマナ能力ではない。従ってスタックに乗った能力を計略縛り/Trickbindなどで打ち消される可能性がある。
- 基本セット2010発売に伴うルール変更で、使い勝手が大きく変わったカード。生み出したマナは攻撃クリーチャー指定ステップの終了時になくなるため、コンバット・トリック用のマナとして使うことは難しくなった。同時に、マナ・バーンによりライフを失うリスクもなくなったものの、総合してカードパワーは低下したといっていいだろう。
- のちに登場した総将軍ラーダ/Grand Warlord Radhaは、生み出されたマナがターン終了時までなくならない能力が加わった。
[編集] 関連カード
- ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld
- 総将軍ラーダ/Grand Warlord Radha
- ケルドの心胆、ラーダ/Radha, Heart of Keld
- 連合の大将軍、ラーダ/Radha, Coalition Warlord